2010.09.02 (第1318話)ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫るLⅡ~インナー・スイング・ライン~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 更新しました
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
インナー・スイング・ライン
~女性のポイズ・反りの謎~
少し、寄り道をしましたが・・・
第1316話の
快刀乱麻クリニック院長 ジュンコ先生とQさんの対談の続き。
テーマ「ポイズは成長する」
初級時代のポイズを
カタチで教えることはナイというジュンコ先生。
代わりに、ポイズの構成要素である
スイングから生まれたライン=線について、
学んでもらうというのだが。
ジュンコ先生
「もう一度、要点をまとめるとね・・・
① ポイズは固まったカタチからできているのではなく、
たくさんのカラダの中のライン(線)の集まりでできている
② そのラインはスイングから生まれたもの
③ ビギナー時代には、カラダをほぐし、ゆるめつつ、
カラダの中にできるだけたくさんのラインを描いていくことが肝要
ラインの名称は、
インナー・スイング・ライン
いつものように、ワタシの造語だけどね。
ところで、
スイングの解釈は大丈夫かな?」
Q
「スイングって、
ワルツとかスロー・フォックストロットの
スイングダンスのこと・・・???
いやぁ、改めて聞かれると、困っちゃいます。
スイングについて、
分かっているようで実はよく知りません」
ジュンコ先生
「ソノ辺りを解決しておかないと
ポイズはスイングから生まれたものと言われても、
ピンとこないで終わっちゃうでしょうね。
では、スイングの説明から、ね。
ただし、コレからお話しするスイングは、
ダンステクニックとしての
狭義(狭い意味)の解釈であるとともに、
もっと、広義(広い意味)の解釈であり、
また、ジュンコ流儀解釈の合体版だと思って聞いてね。
まず、スイングを、
揺れ
振り
もっと言えば、そのようなアクションを伴った
動き全般だ、と思って欲しいの。
ダンスに重要なスイングは大きく分けて4つ、ある・・・
(ジュンコ先生、白板に筆記)
① 人体に普遍的に存在する 2大スイング
ペンデュラム・スイング
メトロノーム・スイング
② 音楽の揺れ
③ 生体エネルギー
④ 外的なもの 風・エネルギー
以上のスイングから生まれたラインの集まりから、
ポイズはできるのよ。
でも、
これらのスイング、意味分かるかしら?」
Q
「②の音楽の揺れは、なんとなく理解できます。
①の
ペンデュラム・スイング
メトロノーム・スイング
については、
以前、ダンス用のテクニックで少し習いましたね。
(第859話参照)
でも、
人体に普遍的に存在するもの、とは知りませんでした。
あと、
③と④については、さっぱりです」
ジュンコ先生
「スイングとして
学んでもらったことはナイかも知れないけれど、
何度か、話題には上ったものがほとんどよ。
メトロノーム・スイングは、
重力下で生きている人としての生体反応だし、
(第850~852・861話参照)
④については
ホールドの極意や、
(第75話参照)
エネルギー操作として紹介してきたわ。
(第1231・1232話参照)
でも、どれも確かに難しい・・・
なぜなら、上級用のテクニックのものもあるから、ね。
では、元に戻って、
①~④までのスイングについて説明しながら、
それらスイングラインをどうやってカラダの中に描いていくか、
解説していくわね」
続く第1319話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン81
~代わり番コ・・・(1)~
真に有効なエクササイズは・・・
(前号にも同じ表現を使ったが、内容はもちろん、違う)
ソレをヤルだけで、
・ 一度にいろいろな“勉強”ができる
・ しかもその勉強は、普通は勉強しにくいエリアや、
目に見えないモノ(音楽・インナーマッスル)が、
対象・ベースとなる動きは、至極カンタン、シンプル。
着眼点を変えれば、発展バージョンへと応用可能。
だからこそ、流行に関係なく、
時を超えた“普遍的エクササイズ”となるのだろう。
今回お話するエクササイズの歴史も長い。
すでに誕生から15年以上は、経過している。
エクササイズ実践者総数は・・・
一度でも体験したヒトを全員挙げれば、相当な数に上るだろう。
本文記事では、
「スロー・フォックストロットに役立つ、おすすめのエクササイズ」
として紹介しているが、
元々は、ワルツレッスンのエクササイズだったものだ。
「ワルツの音楽をカラダ全体で表現する」がコンセプト。
グループレッスンの始まりに必ずさせていた、定番だった。
では,エクササイズの登場だ、
代わり番こ ビックシェイプ
(第717話参照)
練習会やワークショップでも、
上半身と下半身のつながり
や、
音楽や相手とのつながり
を体感してもらいたいときに、使用。
非常に即効性があるため、
ビックシェイプ後、すぐに(できるならビックシェイプをやりながら)
スロー・フォックストロットに持ち込むと、
誰もが、
「音楽を表現しつつ、カラダの中から踊れる」
スゴ腕・達人ダンサーに大変身できる可能性がグッと高まる。
ただし、ほとんどの方が、
「ビックシェイプと実際のダンスが、
どうつながっているのか、理解できていない」
ため“スゴ腕・達人”ダンスは、長く続かない・・・コレが最大の弱点だ。
なぜ、ビックシェイプと実際のダンスが、つながらないのか?
ソレは、
実践になると、カラダの中の足(インナーマッスル)よりも、
「現実の2本足を先に使ってしまうから、
たくさん使ってしまうから」
に、他ならない。
次回ソノ辺りの解説から入ろう。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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初級時代のポイズを
カタチで教えることはナイというジュンコ先生。
代わりに、ポイズの構成要素である
スイングから生まれたライン=線について、
学んでもらうというのだが。
ジュンコ先生
「もう一度、要点をまとめるとね・・・
① ポイズは固まったカタチからできているのではなく、
たくさんのカラダの中のライン(線)の集まりでできている
② そのラインはスイングから生まれたもの
③ ビギナー時代には、カラダをほぐし、ゆるめつつ、
カラダの中にできるだけたくさんのラインを描いていくことが肝要
ラインの名称は、
インナー・スイング・ライン
いつものように、ワタシの造語だけどね。
ところで、
スイングの解釈は大丈夫かな?」
Q
「スイングって、
ワルツとかスロー・フォックストロットの
スイングダンスのこと・・・???
いやぁ、改めて聞かれると、困っちゃいます。
スイングについて、
分かっているようで実はよく知りません」
ジュンコ先生
「ソノ辺りを解決しておかないと
ポイズはスイングから生まれたものと言われても、
ピンとこないで終わっちゃうでしょうね。
では、スイングの説明から、ね。
ただし、コレからお話しするスイングは、
ダンステクニックとしての
狭義(狭い意味)の解釈であるとともに、
もっと、広義(広い意味)の解釈であり、
また、ジュンコ流儀解釈の合体版だと思って聞いてね。
まず、スイングを、
揺れ
振り
もっと言えば、そのようなアクションを伴った
動き全般だ、と思って欲しいの。
ダンスに重要なスイングは大きく分けて4つ、ある・・・
(ジュンコ先生、白板に筆記)
① 人体に普遍的に存在する 2大スイング
ペンデュラム・スイング
メトロノーム・スイング
② 音楽の揺れ
③ 生体エネルギー
④ 外的なもの 風・エネルギー
以上のスイングから生まれたラインの集まりから、
ポイズはできるのよ。
でも、
これらのスイング、意味分かるかしら?」
Q
「②の音楽の揺れは、なんとなく理解できます。
①の
ペンデュラム・スイング
メトロノーム・スイング
については、
以前、ダンス用のテクニックで少し習いましたね。
(第859話参照)
でも、
人体に普遍的に存在するもの、とは知りませんでした。
あと、
③と④については、さっぱりです」
ジュンコ先生
「スイングとして
学んでもらったことはナイかも知れないけれど、
何度か、話題には上ったものがほとんどよ。
メトロノーム・スイングは、
重力下で生きている人としての生体反応だし、
(第850~852・861話参照)
④については
ホールドの極意や、
(第75話参照)
エネルギー操作として紹介してきたわ。
(第1231・1232話参照)
でも、どれも確かに難しい・・・
なぜなら、上級用のテクニックのものもあるから、ね。
では、元に戻って、
①~④までのスイングについて説明しながら、
それらスイングラインをどうやってカラダの中に描いていくか、
解説していくわね」
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スペシャルバージョン81
~代わり番コ・・・(1)~
真に有効なエクササイズは・・・
(前号にも同じ表現を使ったが、内容はもちろん、違う)
ソレをヤルだけで、
・ 一度にいろいろな“勉強”ができる
・ しかもその勉強は、普通は勉強しにくいエリアや、
目に見えないモノ(音楽・インナーマッスル)が、
対象・ベースとなる動きは、至極カンタン、シンプル。
着眼点を変えれば、発展バージョンへと応用可能。
だからこそ、流行に関係なく、
時を超えた“普遍的エクササイズ”となるのだろう。
今回お話するエクササイズの歴史も長い。
すでに誕生から15年以上は、経過している。
エクササイズ実践者総数は・・・
一度でも体験したヒトを全員挙げれば、相当な数に上るだろう。
本文記事では、
「スロー・フォックストロットに役立つ、おすすめのエクササイズ」
として紹介しているが、
元々は、ワルツレッスンのエクササイズだったものだ。
「ワルツの音楽をカラダ全体で表現する」がコンセプト。
グループレッスンの始まりに必ずさせていた、定番だった。
では,エクササイズの登場だ、
代わり番こ ビックシェイプ
(第717話参照)
練習会やワークショップでも、
上半身と下半身のつながり
や、
音楽や相手とのつながり
を体感してもらいたいときに、使用。
非常に即効性があるため、
ビックシェイプ後、すぐに(できるならビックシェイプをやりながら)
スロー・フォックストロットに持ち込むと、
誰もが、
「音楽を表現しつつ、カラダの中から踊れる」
スゴ腕・達人ダンサーに大変身できる可能性がグッと高まる。
ただし、ほとんどの方が、
「ビックシェイプと実際のダンスが、
どうつながっているのか、理解できていない」
ため“スゴ腕・達人”ダンスは、長く続かない・・・コレが最大の弱点だ。
なぜ、ビックシェイプと実際のダンスが、つながらないのか?
ソレは、
実践になると、カラダの中の足(インナーマッスル)よりも、
「現実の2本足を先に使ってしまうから、
たくさん使ってしまうから」
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