2010.08.22 (第1307話)社交ダンスを教えるということ vol.10 ~パラダイム転換に導く~
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社交ダンスを教えるということvol.10
パラダイム転換に導く
ダンス教師・七色変化(18)
ダンス教師の普遍的役割
その2
パラダイム転換に導く役割
パラダイム?
パラダイム転換って、なーんだぁ?
について、“虎の巻”には、こんな風に記している。
(第171話にものってます。参考にしてね)
「パラダイムとは『モデル・既成概念』の意。
私たちの世界を見る見方であり、
コレによって世界を解釈し、認識し、理解する。
言わば、頭の中にある専用の“パターン”である。
私たちは、この“パターン”からから自分なりの常識を生み出し、
とるべき行動や態度、
考え方そのものの規範(きはん)にしているのだ。
“パターン”自体について考えたり、
疑問視したりすることは滅多になく、
あまりに自分の一部になってしまっているため、
その存在を意識することさえ、稀(まれ)である。
パラダイム転換とは、
その“パターン”そのものを新たな目で見直し、
書き換えていく作業である」
パラダイムって、まぁいや、
「自分なりの大前提」よ。
「〇〇って、△△だろう?当然」ってなもん。
例えば、
「男性のホールドって、
ピシッとヒジを張って、
しっかり枠を作るものだろう?当然」
とか、
「リードって男性がするもので、
女性はソレに従うもんでしょ?当然」
って感じで、
自分にとっては当たり前の常識、
そこから、色んなことを判断する基準ともなるものだ。
お、こんな声が聞こえてきたぞ。
「社交ダンスの世界って
きつーいパラダイム持っている人、多いわよねぇ。
ただ単なる“思い込み”“決めつけ”の・・・」
実は、そうなんだ。
そんでもって、言っちゃえば
「良いパラダイムを手に入れた人は、
ダンス上達の道へ自然と導かれていくだろう。
悪いパラダイムに縛られている人は、
ソレを手放す=パラダイム転換をしない限り、
ある水準から以降は、
決して上手くはならないだろう」
ってもん。
だから、
自分がどんなダンス的パラダイムを手にしているか?
って、非常に重要なんだ。
上記、真理をよーく理解し、
「生徒さんを、
より良いダンス的パラダイムに導くこと
悪いパラダイムの人には、その転換をススメ、
ソコから抜け出すサポートをすること」
が、ダンス教師の大事なお役目。
特に、ビギナー時代に、
教師が生徒さん与えるパラダイムは重要だ。
この頃に植え付けれたパラダイムは、
ダンス人生を通し、常に強力に働くからだ。
また、どんなに良いパラダイムであっても、
真にダンス的成長を遂げていくためには、
常にパラダイムの刷新
(さっしん=弊害を除き去って、全く新しいものにすること)
を試みたほうがいいんだな。
つまり、
ある段階にまで達したら、
あえてパラダイム転換をやってみる
って必要よ、という訳。
ソノ辺りのことについて、虎の巻にはこう記されている。
「ダンスの成長に伴い
さらに良いパラダイムへと、
上手に無理なく転換させ続けることも、
ダンス教師の大事な役割である。
どんなレベルの人にも、一つの成長がある点にまで達し、
飽和状態を迎えた段階で、
実は、パラダイム転換が必要なのだ。
さらなる成長のためには、必須。
同じ技術でも、
見方が変わればまた世界が変わるからだ」
ダンス人生を送っている間中、
“パラダイム転換”し続けることが、
望ましいテクニックの最たるもんが、
“ホールド”に関するテクニックだろうね。
ホールドは、ダンスの超初級の頃に習うテクニック。
でも、上達に伴い、
カラダ自体や、感覚も変化していくでしょ?
その度事に、見直して、
更なる良いホールドを探していかねばならないものなのだ。
ちなみに、
ダンス教師自身が、成長を怠り“止まって”しまい、
低いパラダイム=思い込み・決めつけから
脱しきれなくなったら、大変だ。
また、反対に、
自分の都合で、パラダイム転換を図る、
(留学し、新たなテクニックを仕入れるなどして)
ソレを熟考し、噛み砕き、自分のものになっていない間に、
生徒さんに強いる・・・はもち、NGだ。
続く第1308話へ
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パラダイム?
パラダイム転換って、なーんだぁ?
について、“虎の巻”には、こんな風に記している。
(第171話にものってます。参考にしてね)
「パラダイムとは『モデル・既成概念』の意。
私たちの世界を見る見方であり、
コレによって世界を解釈し、認識し、理解する。
言わば、頭の中にある専用の“パターン”である。
私たちは、この“パターン”からから自分なりの常識を生み出し、
とるべき行動や態度、
考え方そのものの規範(きはん)にしているのだ。
“パターン”自体について考えたり、
疑問視したりすることは滅多になく、
あまりに自分の一部になってしまっているため、
その存在を意識することさえ、稀(まれ)である。
パラダイム転換とは、
その“パターン”そのものを新たな目で見直し、
書き換えていく作業である」
パラダイムって、まぁいや、
「自分なりの大前提」よ。
「〇〇って、△△だろう?当然」ってなもん。
例えば、
「男性のホールドって、
ピシッとヒジを張って、
しっかり枠を作るものだろう?当然」
とか、
「リードって男性がするもので、
女性はソレに従うもんでしょ?当然」
って感じで、
自分にとっては当たり前の常識、
そこから、色んなことを判断する基準ともなるものだ。
お、こんな声が聞こえてきたぞ。
「社交ダンスの世界って
きつーいパラダイム持っている人、多いわよねぇ。
ただ単なる“思い込み”“決めつけ”の・・・」
実は、そうなんだ。
そんでもって、言っちゃえば
「良いパラダイムを手に入れた人は、
ダンス上達の道へ自然と導かれていくだろう。
悪いパラダイムに縛られている人は、
ソレを手放す=パラダイム転換をしない限り、
ある水準から以降は、
決して上手くはならないだろう」
ってもん。
だから、
自分がどんなダンス的パラダイムを手にしているか?
って、非常に重要なんだ。
上記、真理をよーく理解し、
「生徒さんを、
より良いダンス的パラダイムに導くこと
悪いパラダイムの人には、その転換をススメ、
ソコから抜け出すサポートをすること」
が、ダンス教師の大事なお役目。
特に、ビギナー時代に、
教師が生徒さん与えるパラダイムは重要だ。
この頃に植え付けれたパラダイムは、
ダンス人生を通し、常に強力に働くからだ。
また、どんなに良いパラダイムであっても、
真にダンス的成長を遂げていくためには、
常にパラダイムの刷新
(さっしん=弊害を除き去って、全く新しいものにすること)
を試みたほうがいいんだな。
つまり、
ある段階にまで達したら、
あえてパラダイム転換をやってみる
って必要よ、という訳。
ソノ辺りのことについて、虎の巻にはこう記されている。
「ダンスの成長に伴い
さらに良いパラダイムへと、
上手に無理なく転換させ続けることも、
ダンス教師の大事な役割である。
どんなレベルの人にも、一つの成長がある点にまで達し、
飽和状態を迎えた段階で、
実は、パラダイム転換が必要なのだ。
さらなる成長のためには、必須。
同じ技術でも、
見方が変わればまた世界が変わるからだ」
ダンス人生を送っている間中、
“パラダイム転換”し続けることが、
望ましいテクニックの最たるもんが、
“ホールド”に関するテクニックだろうね。
ホールドは、ダンスの超初級の頃に習うテクニック。
でも、上達に伴い、
カラダ自体や、感覚も変化していくでしょ?
その度事に、見直して、
更なる良いホールドを探していかねばならないものなのだ。
ちなみに、
ダンス教師自身が、成長を怠り“止まって”しまい、
低いパラダイム=思い込み・決めつけから
脱しきれなくなったら、大変だ。
また、反対に、
自分の都合で、パラダイム転換を図る、
(留学し、新たなテクニックを仕入れるなどして)
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