2010.08.21 (第1306話)社交ダンスを教えるということ vol.10 ~ダンス教師の普遍的役割~
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社交ダンスを教えるということvol.10
ダンス教師の普遍的役割
ダンス教師・七色変化(17)
ワァオ!
第1290話から始まったこのシリーズ
メッチャ長くなってしまってごめんなさーい。
ごめんなさいついでに・・・
インストラクター・コースをやっていたときに配っていた
手作りプリント=虎の巻
(第1290話参照)
から、
ダンス教師の多面的役割
に引き続いて、
もう一カ所、大事な部分を公開しておこう。
それは、
ダンス教師の普遍的役割
についての記述、だ。
普遍的ってことは、
男女・年齢・経歴に関係なく、
また、
今・昔 問わず、
すべてのダンス教師に目指して欲しい役割という意味でもある。
多面的役割を、
ダンス教師の守備範囲の広さ=広がりとするなら、
普遍的役割は、
ダンス教師として押さえておきたい真理=深みにあたるかな。
カンタンに言えば、
ダンス教師なら誰だって、どんなときだって、
ダンスってモノを利用して、こういうことをやらないとダメよ・・・
な、お仕事内容を書き出してあるんだよね。
さて、それはこんな感じで始まっている。
ダンスを必要としている人たちはたくさんいる。
医療・介護・福祉・教育その他の現場で、
ダンスの持つ潜在的な力を最大限に生かしつつ、
真に社会貢献を果たしていくためには、
さまざまなニーズに対応するべく、
ダンス教師の役割が多様化される必要がある。
(=ダンス教師の多面的役割)
しかし、
すべての役割に共通のテーマは、
人とダンスの相関関係の中で成り立つ成長についてである。
また、
どれほど多様化されようと、
ダンス教師である限り、
人を導き、問題を解決することはすべて、
ダンスの上達に結びつかなくてはならない
例によって、なーんか難しそうな書き方だけど、
意味は分かるかなぁ?
要するに、
「ダンス教師の第一のお仕事は、
色んな役割を果たしながら、
ダンスを利用し、
生徒さんの人間的成長をサポートすることね。
でも、
あくまで、ダンスの教師なんだから
(生徒さんが)人間的成長を遂げるとともに、
必ず、
ダンスも一緒に上手くなるように導くべきね・・・
てな意味だ。
そして、
ダンス教師の普遍的役割として、
以下の4つを掲げているんだ。
その1
ダンスを「目的」ではなく
「手段」として伝える役割
その2
パラダイム転換に導く役割
その3
良い習慣を植え付け、
ソコから進化させていく役割
その4
成長のプロセス曲線の中で育てる役割
うっへぇ~
どれもコレも大変そう!?
だけど、メッチャ大事よ!なことばかりなんで、
その1からザックバランな解説をしまーす。
参考にしてね。
まずは、
その1
ダンスを「目的」ではなく
「手段」として伝える役割
ダンスは魅惑的だ。
「気がついたら、ハマってました」
って人、すごく多いと思うよ。
その上、
ハマリ・パターンの種類が多いもの、
このダンスの特徴的なところだろう。
競技会にハマる
ホテル・デモにハマる
パーティ通いにハマる
難しいテクニックを必死でがんばってモノにすることにハマる
スタジオ通いにハマる
などなど・・
生徒さんが、上記モロモロにハマり込んでしまい、
本来の軌道を逸しているとき、
「そっちじゃなくて、こっちだよぉ」
と、正しく軌道修正をする・・・
コレ、ダンス教師の大切なお仕事だ。
ダンス自体のモロモロを“目的”にしてしまっては、
絶対NGだから、だ。
え?
生徒さんが軌道を逸しているかどうか、
どうやったら見抜けるかって!?
そうね、以下のような症状が現れたら要注意・・・
・ カラダを痛めるなど、不健康モードになってきた
・ お金をかけすぎている
・ 他者に対しての言動が変だ
例えば、他者のダンスを直し始める 批判的なことを言うなど・・
あと、
表情
気配
などから、総合的に判断するべきだ。
が、ダンス教師自身が、ハマっていて、ダンス命。
心身ともに不健康になったって、
友人を出し抜いたって、
人を裏切ったって、
ダンスが上手くいく方が良いナァンてなっていたら、
生徒さんを正しい目で見れなくなっちゃうよ。
また、生徒さんがダンスを目的としてしまうような、
“環境を斡旋(あっせん)”!?
例えば、
教室の運営費用集め目的で、実りのないレッスンを続ける。
デモ要員に仕立て上げる。
意味もなく、競技会をススメル。
などなどは、言語道断だ。
続く第1307話へ
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から、
ダンス教師の多面的役割
に引き続いて、
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それは、
ダンス教師の普遍的役割
についての記述、だ。
普遍的ってことは、
男女・年齢・経歴に関係なく、
また、
今・昔 問わず、
すべてのダンス教師に目指して欲しい役割という意味でもある。
多面的役割を、
ダンス教師の守備範囲の広さ=広がりとするなら、
普遍的役割は、
ダンス教師として押さえておきたい真理=深みにあたるかな。
カンタンに言えば、
ダンス教師なら誰だって、どんなときだって、
ダンスってモノを利用して、こういうことをやらないとダメよ・・・
な、お仕事内容を書き出してあるんだよね。
さて、それはこんな感じで始まっている。
ダンスを必要としている人たちはたくさんいる。
医療・介護・福祉・教育その他の現場で、
ダンスの持つ潜在的な力を最大限に生かしつつ、
真に社会貢献を果たしていくためには、
さまざまなニーズに対応するべく、
ダンス教師の役割が多様化される必要がある。
(=ダンス教師の多面的役割)
しかし、
すべての役割に共通のテーマは、
人とダンスの相関関係の中で成り立つ成長についてである。
また、
どれほど多様化されようと、
ダンス教師である限り、
人を導き、問題を解決することはすべて、
ダンスの上達に結びつかなくてはならない
例によって、なーんか難しそうな書き方だけど、
意味は分かるかなぁ?
要するに、
「ダンス教師の第一のお仕事は、
色んな役割を果たしながら、
ダンスを利用し、
生徒さんの人間的成長をサポートすることね。
でも、
あくまで、ダンスの教師なんだから
(生徒さんが)人間的成長を遂げるとともに、
必ず、
ダンスも一緒に上手くなるように導くべきね・・・
てな意味だ。
そして、
ダンス教師の普遍的役割として、
以下の4つを掲げているんだ。
その1
ダンスを「目的」ではなく
「手段」として伝える役割
その2
パラダイム転換に導く役割
その3
良い習慣を植え付け、
ソコから進化させていく役割
その4
成長のプロセス曲線の中で育てる役割
うっへぇ~
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参考にしてね。
まずは、
その1
ダンスを「目的」ではなく
「手段」として伝える役割
ダンスは魅惑的だ。
「気がついたら、ハマってました」
って人、すごく多いと思うよ。
その上、
ハマリ・パターンの種類が多いもの、
このダンスの特徴的なところだろう。
競技会にハマる
ホテル・デモにハマる
パーティ通いにハマる
難しいテクニックを必死でがんばってモノにすることにハマる
スタジオ通いにハマる
などなど・・
生徒さんが、上記モロモロにハマり込んでしまい、
本来の軌道を逸しているとき、
「そっちじゃなくて、こっちだよぉ」
と、正しく軌道修正をする・・・
コレ、ダンス教師の大切なお仕事だ。
ダンス自体のモロモロを“目的”にしてしまっては、
絶対NGだから、だ。
え?
生徒さんが軌道を逸しているかどうか、
どうやったら見抜けるかって!?
そうね、以下のような症状が現れたら要注意・・・
・ カラダを痛めるなど、不健康モードになってきた
・ お金をかけすぎている
・ 他者に対しての言動が変だ
例えば、他者のダンスを直し始める 批判的なことを言うなど・・
あと、
表情
気配
などから、総合的に判断するべきだ。
が、ダンス教師自身が、ハマっていて、ダンス命。
心身ともに不健康になったって、
友人を出し抜いたって、
人を裏切ったって、
ダンスが上手くいく方が良いナァンてなっていたら、
生徒さんを正しい目で見れなくなっちゃうよ。
また、生徒さんがダンスを目的としてしまうような、
“環境を斡旋(あっせん)”!?
例えば、
教室の運営費用集め目的で、実りのないレッスンを続ける。
デモ要員に仕立て上げる。
意味もなく、競技会をススメル。
などなどは、言語道断だ。
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