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社交ダンスを始めるということ 第59話へ




特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.10 

永遠に生きるつもりで学ぶ

ダンス教師・七色変化(13)


さて、
“社交ダンス教師”は、なぜ、素晴らしい仕事なのか?
の最後だよ。

その4 

イロイロな分野の勉強ができる

第1291話に紹介した
ジュンコ先生流儀から見るダンス教師の多面的役割 6つ
って、覚えているかな?
1. 「ダンサー」として
2. 「教育者」として
3. 「イベント・プロデューサー」的役割として
4. 「カウンセラー・ヒーラー」的役割として
5. 「親」的役割として
6. 本来の「アナタ=個人名が入る」として
を、見る限りでも
「社交ダンスの教師って
ダンスのステップや、
テクニックだけを教えられるだけでは、ダメだな」

って、気がつくでしょね。

んじゃ、質問。
どんな勉強が必要だと思う?

身体操作学

運動科学

音楽

物理学

教育学
・・

ウッヒャァ、いっぱいあるね。

あぁ、ソレに、
一応、他のダンスってモノにも、
できるなら首を突っ込んでみておいた方が良いかもね。
例えば、

バレエ

ジャズダンス

フラメンコ

フラダンス

ベリーダンス
など

別に“体験”は、なくても良い、と思うんだ。
でも、
同じダンスというカテゴリー
身体操作的に似ている部分も、多いから
社交ダンスとのつながりを少し知っておくだけでも、
レッスン時に役に立つよ。

でも、実際の身体操作的には、

合気道などの武道

太極拳

気功
あたりの方が参考になるかもね。

それから後は・・・
社交ダンスって、人のカラダとココロを扱うお仕事なんで、

解剖学

心理学
的な、お勉強も必要ね。

また、高齢の方も多い世界。
カラダを痛めるケースもアリ。
チョイ整体的心得もあった方が良いだろうね。

他にもまだまだありそうだ。
つまりは
どの世界にも、賢明な“プロフェッショナル”がイル。
まずは、その人たちから学ぶといいだろう。
ただし、さっきも書いたように、
学びは実際の体験でなくてもイイ。
(つまり、改めて整体の勉強に通うとか・・・)

テレビ
DVD・・
大いに活用しよう。
それに
どのエリアにおいても
ベリー詳しい知識まではいらないよ。
最低、ダンスに必要そうなもの
自分の興味のアル分野だけを目安に、楽しくお勉強するだけで、
世界がぐっと広がるってもん。

大切なのは、

社交ダンスの世界観を、

自分なりに変化させていくことだ。

もっと豊か

もっと知的なものに

もっと普遍的なものに・・・

危ないのは、

「社交ダンスでしか通用しないモロモロ」を、

「コレこそが最も大事!」とばかり、
生徒サンに教えてしまうことだから。
また、生徒サンも教師を通し、
さまざまな分野の世界を垣間見ることができる。
これまた素晴らしいこと!!だもんね。
客観的に、
自分のダンスを見つめ直す機会を与えることにもなるだろう。

とにかく
社交ダンス教師って、色んな分野の勉強が必要、
というより、
勉強したくなる、知りたくなる
希有なお仕事とのように思う訳。

だって、社交ダンスって

謎がいっぱいなんだもん(笑)

生徒サンだって
「納得できない!」
は、たんまりあるだろう。
教師として、
その謎は解いていきたいし、
納得のいくモンを提示したいと思っている。
だもんで
実学として活かせると分かれば分かるほどに、
勉強する意味を知り、
もっと学びたくもなるだろうね。
で、
知れば知るほどに
「自分はまだまだ、知らないことが多いんだなぁ」
と、思い知らされ
「ダンスが踊れることや
ダンスを教えられることが、別に偉いワケではない」

謙虚な気持ちになるだろうね。

最後に、
ワタシの好きな名言を紹介しよう。

「明日死ぬつもりで生きなさい。

永遠に生きるつもりで学びなさい」


マハトマ・ガンジー(1869~1948)
インド独立の父・政治指導者・弁護士・宗教家


       続く第1303話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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