fc2ブログ
初めての方へ  目次  エクササイズ&プラクティス集  

テーマ別インデックス  Real Junko Voice目次  

読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第58話へ




特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.10 

何になるかではなく、どうあるか?が大事

ダンス教師・七色変化(9)


前号の続き。

「職業など、何になってもいい。
でも、いいか?
なるなら、

プロになれ!

プロになるなら、泥棒になるのでもOKだ」


このK先生の言葉のどこが衝撃的だったのかというと、
まずは、
「職業など、何になってもいい」
ってところ。
コレによって
「あぁ、そうか・・・大事なのは“職業”じゃないんだ」
と、わかったんだよな。
つまり、

「何になるか?が、大事なのではなく、

どうあるか?が、大事なんだ」


ってこと。
で、
どうアルか?
に、対しても、ズバリ・・・これも、衝撃的だった。

「なるなら、プロになれ!」

瞬間、コレだ・・・と思った。
ワタシが、目指していたものは。

「プロになるなら、泥棒になるのでもOKだ」
この言葉は“決定的”だった。
世の中の“良いか、悪いか”の基準ではなく、
本人の基準が、まずは大事ということ。
そして、
どんな仕事であっても
“プロ”かどうか?が、大事なのであり、
どれほど、世間的基準では“良い仕事”であっても、
プロ意識が欠けているようであれば、
GOODではない」

K先生の手紙によって、ワタシは知ることができた。
自分が幼い頃から憧れ続けたもの、
「大きくなったら、なりたい」
と願っていたものは、

“プロというあり方”だったのだと。

サリバン先生のような教育者
ナイチンゲールのような看護婦さん
スゴ腕おじいちゃんのようなカリスマ整体師
そして、
K先生のような学校の先生
に、垣間見たものは、
“プロ”という意識であり、
気高いプライドだったのだと気がついたんだ。

ワタシは、本命の学校の先生になるべく、進路を決定、
ところが・・・転々
(この辺りのお話は第4話参照)
なんと、
社交ダンスの教師になってしまったぁ!?
という訳だ。

しかし、今になってわかったことがある。
で、ようやくココにつながるんだ。
第1295話冒頭
「正直な話、
ワタシはダンスの教師になって良かった、
と心から思っている。
これ以上にない、ホンマ、素晴らしい仕事だと。
コレはまぁ、
特別“ワタシ”にとって・・・なんだけれどもね」

どういうことかというと、

社交ダンスの教師というもののなかに、

ワタシが、

“なりたかったすべて”が入っていた


ということ、だ。

いわば、社交ダンスの教師とは、
(サリバン先生のような)教育者 であり、
(ナイチンゲールのような)看護婦さん であり、
(スゴ腕おじいちゃんのようなカリスマ)整体師 であり、
(K先生のような)学校の先生 でアル。

でも・・・アレッ?
ダンスの要素が全然入っていない!?
ホンマや(笑)

次回より、
「ジュンコ流儀・目指すダンス教師像について」
のお話を進めながら、
「ワタシにとって、だけではなく
社交ダンスの教師って、
これ以上にない、ホンマ、素晴らしい仕事よ
をお伝えしよう。


       続く第1299話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



いつも 応援クリック ありがとうございます。
      ↓ ↓ ↓
   
人気blogランキングへ
とても励みになっています。(ジュンコ)