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社交ダンスを始めるということ 更新しました




特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.10 

プロになれ!

ダンス教師・七色変化(8)


前号の続き。
ワタシの「大きくなったらなりたいもの」の本命は、
(第1296話参照)

学校の先生となっていた。

科目は、好きだった、国語。
なりたいものは、他にもイロイロあったけど、最終的に、
「学校の先生が良い」
となったのは、
やっぱり、K先生の影響が大きかった。

「あんな先生になりたいな」

そういう思いが、ドンドン育って行ったのだと思う。

“あんな”とは“どんな”かといえば、
「生徒のみんなから慕われるような」
「生徒一人ひとりとしっかり向き合ってくれるような」

など、いっぱいアルんだけど
一番はコレかな・・・
「“卒業後”も、生徒の心の中に生き続ける。
そして、
困ったことがあれば、応援してくれる。
必要なときは、導いてくれる」


K先生は、ワタシにとってそういう存在だった。
小学校を卒業して、
会わなくなってから、もう何年も経っているのにね・・・
でもK先生のことは、ずーっと心に残っていたんだもの。

さて、“なりたいもの”は決まった。
進路もそれに合わせ、確定。

教育大を受験して、合格、入学、
勉強を積んで、教師試験、合格。
そして、中学校の国語科の教師に・・・と、
夢が膨らんだ矢先、アル事件が起こったんだ。

急にカラダが変調をきたし、
病院へ行き、検査をしてもらったところ、
意外なことを告げられたワケ。

心臓病!?

病名は、覚えていないけど、何やらややこしいモン。
とにかく、ショックだったのは
「こんなカラダだと、教壇に立てないかも知れません。
学校の先生というのは、ハードな仕事なのですから」

と言われたことだ。

この後の精密検査で、一転、
心臓病は一過性のものと判明、
「このまま様子を見まもりましょう」
となったのだが、
進路に少々迷いが出たワタシは、
K先生へ手紙を書いた・・・というわけだ。

実はこの手紙は、ワタシの“告白”でもあったんだな。
「K先生のような、“学校の先生”になりたい」

ところが、
K先生からの返事は、衝撃的なものだった。
衝撃的だった部分を、ズバリ、発表しよう。

「職業など、何になってもいい。
でも、いいか?
なるなら、

プロになれ!

プロになるなら、泥棒になるのでもOKだ」



       続く第1298話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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