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読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第57話へ
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.10
大きくなったら、ナニになりたい?
ダンス教師・七色変化(6)
正直な話、
ワタシはダンスの教師になって良かった、と心から思っている。
これ以上にない、ホンマ、素晴らしい仕事だと。
コレはまぁ、
特別“ワタシ”にとって・・・なんだけれどもね。
フフフ、
おもわせぶりな言い方でしょ?
どういうことか、説明しましょ。
ワタシ、ジュンコが、
小阪幼稚園 アザミ組の“ジュンコちゃん”であった頃、
「大きくなったら、ナニになりたいの?」
と聞かれると、こう答えていたんだな。
サリバン先生のような先生
これは、「ヘレン・ケラー」の偉人伝に感化されてのことだ。
サリバン先生とは、アン・サリバン、
三重苦の障害を克服した奇跡の人
ヘレン・ケラーの教育者だ。
有名な「ウォーター」の話
(「ウォーター」という言葉を教え、水を本当にさわらせた)
のところでは、本が涙でびしょびしょになるほど、
ワンワン泣いたのを覚えているよ。
“教育”なんて意味も、なんも、全然分からなかったけど、
「教育者って、人の力を開花させる、
ものすごくいエライお仕事」
みたいなことを、幼いながらも感じていたんだな。
ところが、ランドセルにおかっぱ頭の頃になると、
同じ問いに対し、こんな風に答えるようになったんだ。
ナイチンゲールのような看護婦さん
コレまた、本の影響、なんだけどね。
「敵味方の区別なく、ケガ人を看護した博愛精神」
に、ものすごく共鳴をしてしまったんだ。
また、
「人の評価を気にせず、
正しいと思ったことをやり遂げる、勇気・強さ」
にも、感動した。
今から思えば、看護婦さんになりたいというより、
ナイチンゲールのような
考え方・生き方ができるようになりたい
と思っていたんだろうけどね。
でも、当時、
この気持ち(看護婦さんになりたい)は、
かなりホンキだったんだんよ。
電車の中から、
近鉄上本町駅近くにある赤十字病院を見るたびに、
「あぁ、ここで働きたいなぁ」
と思ったり、
家で、包帯を巻く練習をしたり、
あぁ、そうそう、
中学を卒業したら、
看護学校「大阪府立白菊高等学校」に入学したいと、
お母さんにせがんで、驚かせたこともあったなぁ。
しかしその頃、実はもう一つあったんだよね。
「大きくなったら、なりたい」モノが。
ソレは何かというと・・・整体師
というか、東洋医学系のお医者さんに、なりたかったんだ。
なぜって、東洋医学ってもんに興味があったから。
それに・・・
スカウト(笑)されたから。
実家近くにあった、治療院の先生に、だ。
その先生、ほとんど盲目のおじいちゃんだったけど、スゴ腕。
今の言葉で言うなら、カリスマだ。
四国や九州方面からも、
たくさん患者さんが来ていたもんなぁ。
虚弱体質(!?)だったワタシは、
幼い頃から良くその治療院に通っていたんだ。
おばあちゃんや、お母さんと一緒に、ね。
そういや、
ハリや灸をしてもらいながら、
壁に張ってあった経絡図(けいらくず)を、
飽きもせずじーっと眺めていたもんだ。
で、そのおじいちゃん先生に、ある日突然こう言われたんだな。
「この子、才能アルから、弟子にしたい」
なぜ、ソンナことを言い出したのかは、不明。
でも、
子供心に「才能アル」って言葉がうれしかったし、
何より、その先生のスゴさってモンに憧れをもったんだよな。
(激しい胃けいれんが、
その先生に触れてもらって治った経験あり。
西洋医学に見放されたという患者さんも多く、
アル女性の子宮腫瘍を手技で消滅、
完治させたとのウワサも・・・)
ただ、この弟子入り話は、
家族の猛反対と、おじいちゃんが死んじゃったことで、完。
さて、
イロイロ書いてきたけれど、
「大きくなったら、ナニになりたいの?」
の、本命は、学校の先生
これは、小学校時代の担任の先生の影響だ。
今のワタシに宿っている「プロ意識」は、
おそらくこの先生のおかげ・・・
ワタクシ事ばっかりで、ごめんなさいねぇ。
なんで、こんな話をつらつら書いているのかは、
この後、
オイオイ解き明かされていきますんで、少々お待ちを・・・
続く第1296話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
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これ以上にない、ホンマ、素晴らしい仕事だと。
コレはまぁ、
特別“ワタシ”にとって・・・なんだけれどもね。
フフフ、
おもわせぶりな言い方でしょ?
どういうことか、説明しましょ。
ワタシ、ジュンコが、
小阪幼稚園 アザミ組の“ジュンコちゃん”であった頃、
「大きくなったら、ナニになりたいの?」
と聞かれると、こう答えていたんだな。
サリバン先生のような先生
これは、「ヘレン・ケラー」の偉人伝に感化されてのことだ。
サリバン先生とは、アン・サリバン、
三重苦の障害を克服した奇跡の人
ヘレン・ケラーの教育者だ。
有名な「ウォーター」の話
(「ウォーター」という言葉を教え、水を本当にさわらせた)
のところでは、本が涙でびしょびしょになるほど、
ワンワン泣いたのを覚えているよ。
“教育”なんて意味も、なんも、全然分からなかったけど、
「教育者って、人の力を開花させる、
ものすごくいエライお仕事」
みたいなことを、幼いながらも感じていたんだな。
ところが、ランドセルにおかっぱ頭の頃になると、
同じ問いに対し、こんな風に答えるようになったんだ。
ナイチンゲールのような看護婦さん
コレまた、本の影響、なんだけどね。
「敵味方の区別なく、ケガ人を看護した博愛精神」
に、ものすごく共鳴をしてしまったんだ。
また、
「人の評価を気にせず、
正しいと思ったことをやり遂げる、勇気・強さ」
にも、感動した。
今から思えば、看護婦さんになりたいというより、
ナイチンゲールのような
考え方・生き方ができるようになりたい
と思っていたんだろうけどね。
でも、当時、
この気持ち(看護婦さんになりたい)は、
かなりホンキだったんだんよ。
電車の中から、
近鉄上本町駅近くにある赤十字病院を見るたびに、
「あぁ、ここで働きたいなぁ」
と思ったり、
家で、包帯を巻く練習をしたり、
あぁ、そうそう、
中学を卒業したら、
看護学校「大阪府立白菊高等学校」に入学したいと、
お母さんにせがんで、驚かせたこともあったなぁ。
しかしその頃、実はもう一つあったんだよね。
「大きくなったら、なりたい」モノが。
ソレは何かというと・・・整体師
というか、東洋医学系のお医者さんに、なりたかったんだ。
なぜって、東洋医学ってもんに興味があったから。
それに・・・
スカウト(笑)されたから。
実家近くにあった、治療院の先生に、だ。
その先生、ほとんど盲目のおじいちゃんだったけど、スゴ腕。
今の言葉で言うなら、カリスマだ。
四国や九州方面からも、
たくさん患者さんが来ていたもんなぁ。
虚弱体質(!?)だったワタシは、
幼い頃から良くその治療院に通っていたんだ。
おばあちゃんや、お母さんと一緒に、ね。
そういや、
ハリや灸をしてもらいながら、
壁に張ってあった経絡図(けいらくず)を、
飽きもせずじーっと眺めていたもんだ。
で、そのおじいちゃん先生に、ある日突然こう言われたんだな。
「この子、才能アルから、弟子にしたい」
なぜ、ソンナことを言い出したのかは、不明。
でも、
子供心に「才能アル」って言葉がうれしかったし、
何より、その先生のスゴさってモンに憧れをもったんだよな。
(激しい胃けいれんが、
その先生に触れてもらって治った経験あり。
西洋医学に見放されたという患者さんも多く、
アル女性の子宮腫瘍を手技で消滅、
完治させたとのウワサも・・・)
ただ、この弟子入り話は、
家族の猛反対と、おじいちゃんが死んじゃったことで、完。
さて、
イロイロ書いてきたけれど、
「大きくなったら、ナニになりたいの?」
の、本命は、学校の先生
これは、小学校時代の担任の先生の影響だ。
今のワタシに宿っている「プロ意識」は、
おそらくこの先生のおかげ・・・
ワタクシ事ばっかりで、ごめんなさいねぇ。
なんで、こんな話をつらつら書いているのかは、
この後、
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