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社交ダンスを始めるということ 第56話へ




特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.10 

ダンス教師の多面的役割 その2

ダンス教師・七色変化(3)


前回の続き

ダンス教師の多面的役割6つ

後半3つの解説だ。
コレも「虎の巻」からの抜粋・・・
チョイ難しいからココロして読んでね。


4. カウンセラー・ヒーラーとして

ダンス教師は、

心身ともに健康で、タフでなければならない。

また「“心身ともに健康”とは、どういう状態のことか」
という問いに対し、
さまざまな面から解釈ができるよう、
日々勉強し、自らの向上に努めていかねばならない。
なぜなら、ダンス教師は人の心と身体に向き合う仕事だから。
つまり、
多くの“患者”を診ていくことにもなりうるからだ。
心身ともの健康は、
ダンスの前提であり、
(ある物事が成り立つための、前置きとなる条件)
目的でもあり、
その人の中で、
より良くダンスが利用されているかどうかの目安にもなる。
ところが残念なことに、社交ダンスは、
健康的なものとは言いがたい側面をたくさん持っている。
言い換えれば、
社交ダンスには、
不健康になりうる要素がいっぱいあるということだ。
自分の人生の中に正しく“社交ダンス”を取り込んで行かないと、
かえって、ストレスを生み続ける結果となる。
楽しいはずのダンスが、
苦しみの温床になってしまうことさえあるだろう。
なぜか?
ダンスは、人間関係そのものでもあるからだ。
故に人は、
ダンスの真の向上を目指し、追求するほどに、
他者との関係の中で、

自己を表現することの難しさを知って行くことになる。

ソコから多くの問題が生まれ、
ダンスのテクニックの難解さにより、
その問題が増幅していくことになる。

ダンスにおける肉体的なトラブルはすべて、
真のトラブルの物質的表現に過ぎない

真の問題は、意識の中にある

という点を教師は理解しておくべきだ。
突き詰めて言えば、
本当にダンスを必要としているのは、
個人の満たされない魂なのだ。
魂の声を根気よく聴き、理解することからレッスンは始まる。
問題点を整理し、問題の本質がドコになるのかを、
生徒と一緒に探って行くのである。
教師の成長とともに解決できる問題は増えていく。


5. 親として

人はダンスの中で幼い子供に戻ることができる。
心が解放され、最初に表出してくるのは“自他未分化”
(=自分と他人の区別がつかないこと)な子供の部分である。
子供の部分が出てくると、
個のもつエッセンスが独自の芸術のスタイルとなって、
素直に表現されるようになる。
ダンスの楽しさは、ここから始まるのだ。
ただしこの楽しさは、自己中心的なもので終わらず、

他者と共有できるよう成長していくべきものだ。

そして、
その成長を促すのが、教師の大きな役割である。

子供は親を見て育つように、
生徒は教師を見て育つ。
教師が築いている人間関係、
および、教師が認識しているダンスの世界が、
生徒のダンス人生における“ひな形”となる。
教師の“常識”が、
生徒の“常識”として植え付けられていくことを、
常に真摯に受け止めるべきだ。


6. 本来の○○○○として(○の中には、アナタの名前がはいる)

教師の多面的な役割を統合するのはテクニックではない。

教師自身の存在にある。

教師の人格なくして、枝葉のテクニックは通用しないのだ。
教師の最も大事な仕事は、
個人としての成長を自ら遂げていくことで、 
その存在そのものにメッセージ性を増やしていくことである。


ヤッホー以上だよ。
チョイ難しかったかな。

さて、この中で最も大切なのは、
どれか分かるかなぁ?

実は・・・
ラストの本来の○○○○として
(○の中には、アナタの名前がはいる)
なんだ。

チョイ、この「虎の巻」に加える部分ありなんで、
次回に続きます。


       続く第1293話へ





※Real Junko Voiceはお休みです。



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