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社交ダンスを始めるということ 更新しました




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

はじめてのホールド体験・女性編

~肩に関する謎~


ワタシ、35歳。
おばにススメられて、ダンス、体験しました。
続ける?

う~ん、無理じゃないかなぁ、

1回きりになりそう・・・


理由?
いろいろあったのよね・・・

この間、行ってみたサークルは、
おばがすすめてくれたところなんだ。
おばが個人レッスンを受けている
プロの先生が教えているサークルで、
「比較的、年齢層が若い」
「男女の比が半々」

などなどの理由で、おばが是非にって言うから、
のぞいてみる気になったんよ。

最初の驚き・・・
これで、若向きのサークル??
一番、若そうな人でも、40歳はいってるでしょ?って感じ。
でも、おばが言うに
「40代なんて、ものすごく若い方なのよ」
で、みんな若々しく元気な明るい感じだったんで、
それは、まぁクリア。

次の驚き・・・
会場へは早めに行ったため、みんな、練習をしていたんだ。
やっていた種目がワルツ。

スゴく、難しそう・・・!?

アララ、コレは、
とんでもないところに来てしまったわねとわかったもんで、
「すみません、見学します」
って、言ったのに、
「大丈夫、簡単だよ、教えてあげよう」
って、
アル中年(!?)男性から、強引に誘われた訳。
後でわかったけれど、彼はかなりのベテランさん。
そのサークルの会長さんって話。
確かに、決して嫌な感じの人ではないし、
割合、紳士的でもあったのだが。

「簡単っていったって、
ワタシ、全くの初心者・・・」

って、言いかけたら
「若いから、すぐに覚えられるよ」
そんなわけない!とは、思ったけど、もう逃げられない状態に。
で、いきなり、組んで、動かされてしまったんだ。
メッチャ緊張。
男性は、
「スジが良いねぇ」
なんて誉め上手。
しばらくして、
「じゃ、ちゃんとホールドしてやってみよう」

ホールド?

男性は、おもむろに教え始めたんだ。
「右手同士で握って、左手はココに置く」
「ヒジを張って、
顔は、ムコーウに・・・そう。
男性の方に近づいちゃ、ダメなんだ」

かなり苦しい格好を強いられる。
自分がどんな姿なのか、分からない。
ただ、首や肩が痛い。
・・・と、男性はカラダを急接近!?
ワタシのカラダに自分のカラダをぴったりとあてがった。
びくっとなる、ワタシ。
すぐに、声が飛ぶ。

「力を抜いて!」

すみません・・・と、力を抜くと、
「あぁ、ヒジは落としちゃダメ。
男性が重いからね。
ソレに・・・顔はドコだった?
そう、もっと離して」

だんだんココロなしか、厳しい口調になって来たんだ。

いろいろワタシのカラダを触って直し、
「そう、このままだよ。
そうしていてくれると、リードが分かるから」

手を握り、抱きかかえられ状態で・・・

何が行なわれているのかは、てんで、でわからない。

コレが、ダンス、なの?

でも、不思議になんとか運んでもらった感じ。
それはそれで、スゴいなぁとは思ったけど・・・

休んでいると、中年女性が声をかけて来た。
「どう? 楽しいでしょ」

「はぁ・・・」
と答えると、

「女性は、楽よ。
ナーンにも考えないでも、
上手い男性とだったら踊れちゃうし」



       続く第1281話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン64

~生徒さんがモデリングの師!?~ 

さて、3つ目
ワタシにとって最高のモデリングの師となったのは、
なんと・・・

“生徒さん”たちだ。

コレは何も、
「教師は生徒から学ばなければいけない」
といった、教訓めいた観点から言っているのではない。
真実であり現実のことだ。

モデリングの知識などなかった頃から
すでにこう感じてはいた。
「コレから自分に必要な、
ダンス力を手に入れるための師は、生徒さんだ」

そして、
「生徒さんが、最高のモデリング対象になりうる」
とハッキリ分かった時から、
ワタシの教師観が変わった。
「教師は生徒から学ばなければいけない」
が、全く違う意味でクローズアップされてきたのだ。
それとともに、
「どのコーチャーにも習っていないが、大丈夫だろうか」
といった、恐れが全くなくなった

(スタジオ勤務を辞めてからは、特定の師を持っていなかった)
ダンスのコーチャーから学ぶ、
いわゆる“テクニック”の領域については、
競技現役時代にすでに学んだことだけで、まずは十分だと思ったのだ。

ワタシは、

ダンス教師という仕事に感謝する

正しく“在る”ことができるなら、
教師は教師であるというだけで、ダンスが上手くなると感じるからだ。
しかも、
非常に自然に、
実学的に。
それは “生徒”という存在のおかげだ。
この辺り、
モデリングとの関係について、もう少し詳しく説明しよう。

モデリングの師は、
“生徒”という姿で目の前にやってくる。
正確に言えば、
生徒さんのカラダの中に潜在化している

“達人の種”

それこそが、モデリングの対象だ・・・



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