初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第52話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
はじめてのホールド体験・男性編
~肩に関する謎~
ボクは42歳のダンス初心者。
個人レッスンを受けはじめて、まだ今日で3回目だ。
担当のM子先生は、スラッとしたなかなかの美人。
プロの競技選手で、今年B級に昇級したばかり。
大学の頃から活躍した人だったみたい。
え、ガクレン(学連)っていうの?
その辺、良く知らないけど。
とにかく、留学でちょくちょくお休みになること以外は、
若いけれどしっかりした良い先生、と聞いていたし、
ボクとしても別に問題は、なかった。
その日、M子先生が言った。
「今日は、ブルースという種目を教えます」
ボクをおもむろに鏡の前に立たせ、
「私と同じ格好を作ってください」
腕で、ミョーなカタチを作らされた。
“ホールド”というらしい。
このカタチで、女性と組むそうな。
ヒジが落ちずに、
キレイなカタチをキープできるようになって一人前だとか。
なんて説明を聞きながら、しばらく、そのまんま・・・
「あのぉ、肩、痛いものですね」
そう、思わず言うと、
「そのうち慣れますよ」
鏡の中のM子先生、微笑みながらそう言う。
そうか、慣れるもの、なのか・・・
M子先生の“ホールド”は、さすがにきれいだ。
細い腕の女の人でもできているんだし、
ココでへばっちゃ、かっこ悪い、
ソンナ想いもアリでがんばった。
「それでは組んでみましょう」
M子先生がボクの手を取り、カラダを寄せて来た。
えぇっ!?
いきなりこんなに接近するの?
たじろぐボク。
と、ココから、とんでも体験が次々と襲いかかったんだ。
「腰を引かない!」
M子先生なぜか命令口調。
ボクのお尻をぐいっと前に持ってくる。
「手はココ!」
先生の背中に回した手のことらしいが、
ココと言われてもドコかは分からない。
「ヒジは落とさない!」
垂れ下がったヒジを下からグイと上げ、
腕のカタチを修正するや、
女性の腕の置き場がなくなるから、とでも言うように、
M子先生、ボクの腕の上で自分の腕をぽんぽんと上下動。
ワワ、それだけでも肩が、きつい。
途端に、
「肩は上げない!」
ク・・・たまらず、苦痛に顔を歪ませる。
すると、
「顔は下を向かない!」
あ、もう、色々あるんだなぁ・・・
じっとり、嫌な汗が流れて来たぞ。
ヤバいぜ、と思っていると、
信じられない言葉が聞こえてきたんだ。
「ハイ、では、このまま、歩いてみて」
できっこない!!
さて、
ココまで、読んでくださった皆さんへ、
前号の最後の部分を思い出していただきたい。
なぜ、肩に力が入ってしまうのか?
つまり、
なぜ、僧帽筋が緊張状態になるのか?
ヒントが、アルでしょ?
“ボク”の体験の中に。
あ、忘れていました、その前に
女性ならではのものもあるってことで、
“ワタシ”の体験もあげておきましょう。
続く第1280話へ
Real Junko Voice
(目次)
スペシャルバージョン63
~ワタシのモデリングの師~
第61話の続き
“変化”の報告に入る前に、
ワタシのモデリングの師について、話そう。
ソレは、ロンドンで出会ったコーチャー、
例えば、
アンソニー・ハーレーや、リチャード・グリーブ・・
と、言うならば、
読者の方々もまぁ納得かもしれないが、そうでは、ない。
また、自分の“お師匠サン”であったならば、
それこそが“師匠”の名にふさわしいのであり、
一番「良かった」ことなのだろうが、惜しくも違う、のだ。
じゃぁ、誰か?
ココから、読まれる方は、一度大きく深呼吸をするなりして、
頭の切り替えを願いたい。
なぜなら、
ワタシのモデリングの師は・・・
ちょっと、ややこしいからだ。
社交・競技ダンス界のいわゆる“先達”ではない。
もっというなら“個人”ではない。
おまけに、
“人”ではないものも、含まれている(!?)
と、こういう声が上がるかもしれないね。
「人ではないものも・・・だって?
ソレは変じゃないか」
「ここまで読んだ限りでは、
ジュンコ先生のモデリングの師は、
誰か “達人”のことだと思うだろう」
混乱のないように、まとめてから話を進めていこう。
ワタシのモデリングの師は、大きく3つに分かれる。
1つ目は、
あらゆる世界において、
“達人”と呼ばれる人。
ただし、
この人、という限定ではない。
いわば“達人”と呼ばれる人の“共通意識”みたいなものだ。
その意識自体をモデルにしたというわけだ。
2つ目が、人ではないもの・・・
“大自然”だ。
山
海
植物
動物
魚
など。
山・海などは、
インスピレーション=ひらめきのきっかけに、
植物・動物・魚は、
そのものがモデリングの師となったものも多い。
この2つのモデリングの実際については、
皆さんの興味の対象になりそうな部分を抜粋して、お話しようと思う。
問題は、3つ目。
ワタシにとって、
最高のモデリングの師となったものなのだが、
それは・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
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はじめてのホールド体験・男性編
~肩に関する謎~
ボクは42歳のダンス初心者。
個人レッスンを受けはじめて、まだ今日で3回目だ。
担当のM子先生は、スラッとしたなかなかの美人。
プロの競技選手で、今年B級に昇級したばかり。
大学の頃から活躍した人だったみたい。
え、ガクレン(学連)っていうの?
その辺、良く知らないけど。
とにかく、留学でちょくちょくお休みになること以外は、
若いけれどしっかりした良い先生、と聞いていたし、
ボクとしても別に問題は、なかった。
その日、M子先生が言った。
「今日は、ブルースという種目を教えます」
ボクをおもむろに鏡の前に立たせ、
「私と同じ格好を作ってください」
腕で、ミョーなカタチを作らされた。
“ホールド”というらしい。
このカタチで、女性と組むそうな。
ヒジが落ちずに、
キレイなカタチをキープできるようになって一人前だとか。
なんて説明を聞きながら、しばらく、そのまんま・・・
「あのぉ、肩、痛いものですね」
そう、思わず言うと、
「そのうち慣れますよ」
鏡の中のM子先生、微笑みながらそう言う。
そうか、慣れるもの、なのか・・・
M子先生の“ホールド”は、さすがにきれいだ。
細い腕の女の人でもできているんだし、
ココでへばっちゃ、かっこ悪い、
ソンナ想いもアリでがんばった。
「それでは組んでみましょう」
M子先生がボクの手を取り、カラダを寄せて来た。
えぇっ!?
いきなりこんなに接近するの?
たじろぐボク。
と、ココから、とんでも体験が次々と襲いかかったんだ。
「腰を引かない!」
M子先生なぜか命令口調。
ボクのお尻をぐいっと前に持ってくる。
「手はココ!」
先生の背中に回した手のことらしいが、
ココと言われてもドコかは分からない。
「ヒジは落とさない!」
垂れ下がったヒジを下からグイと上げ、
腕のカタチを修正するや、
女性の腕の置き場がなくなるから、とでも言うように、
M子先生、ボクの腕の上で自分の腕をぽんぽんと上下動。
ワワ、それだけでも肩が、きつい。
途端に、
「肩は上げない!」
ク・・・たまらず、苦痛に顔を歪ませる。
すると、
「顔は下を向かない!」
あ、もう、色々あるんだなぁ・・・
じっとり、嫌な汗が流れて来たぞ。
ヤバいぜ、と思っていると、
信じられない言葉が聞こえてきたんだ。
「ハイ、では、このまま、歩いてみて」
できっこない!!
さて、
ココまで、読んでくださった皆さんへ、
前号の最後の部分を思い出していただきたい。
なぜ、肩に力が入ってしまうのか?
つまり、
なぜ、僧帽筋が緊張状態になるのか?
ヒントが、アルでしょ?
“ボク”の体験の中に。
あ、忘れていました、その前に
女性ならではのものもあるってことで、
“ワタシ”の体験もあげておきましょう。
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~ワタシのモデリングの師~
第61話の続き
“変化”の報告に入る前に、
ワタシのモデリングの師について、話そう。
ソレは、ロンドンで出会ったコーチャー、
例えば、
アンソニー・ハーレーや、リチャード・グリーブ・・
と、言うならば、
読者の方々もまぁ納得かもしれないが、そうでは、ない。
また、自分の“お師匠サン”であったならば、
それこそが“師匠”の名にふさわしいのであり、
一番「良かった」ことなのだろうが、惜しくも違う、のだ。
じゃぁ、誰か?
ココから、読まれる方は、一度大きく深呼吸をするなりして、
頭の切り替えを願いたい。
なぜなら、
ワタシのモデリングの師は・・・
ちょっと、ややこしいからだ。
社交・競技ダンス界のいわゆる“先達”ではない。
もっというなら“個人”ではない。
おまけに、
“人”ではないものも、含まれている(!?)
と、こういう声が上がるかもしれないね。
「人ではないものも・・・だって?
ソレは変じゃないか」
「ここまで読んだ限りでは、
ジュンコ先生のモデリングの師は、
誰か “達人”のことだと思うだろう」
混乱のないように、まとめてから話を進めていこう。
ワタシのモデリングの師は、大きく3つに分かれる。
1つ目は、
あらゆる世界において、
“達人”と呼ばれる人。
ただし、
この人、という限定ではない。
いわば“達人”と呼ばれる人の“共通意識”みたいなものだ。
その意識自体をモデルにしたというわけだ。
2つ目が、人ではないもの・・・
“大自然”だ。
山
海
植物
動物
魚
など。
山・海などは、
インスピレーション=ひらめきのきっかけに、
植物・動物・魚は、
そのものがモデリングの師となったものも多い。
この2つのモデリングの実際については、
皆さんの興味の対象になりそうな部分を抜粋して、お話しようと思う。
問題は、3つ目。
ワタシにとって、
最高のモデリングの師となったものなのだが、
それは・・・
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