2010.07.10 (第1264話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫るⅩⅩⅢ~肩を動かすな!~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第48話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
肩を動かすな!
~肩に関する謎~
ジュンコ先生のグループレッスン。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」
前半のルンバの時間、
新しいアマルガメーションをみんなで覚えている最中、
ケイ子さんから質問が出た。
「あるパーティに参加したとき、
ワタシがルンバを踊っているのを見ていた知人から
注意を受けたんです。
『肩が動き過ぎ』だと。
なんでも、かなり暴れて見えたようで。
私、気がついていなかったものですから、ショックでした。
あのぉ、
肩はじっとして踊るもの、ナノでしょうか?」
ジュンコ先生は問う。
「ケイコさん、自分ではどんなだったのかしら?
踊っていて、気分は?」
ケイコさんは苦笑しながら
「気分はとても良かったんです。
好きな音楽がかかったもので、乗って踊っていました」
と、カナちゃんが声を上げた。
「それなら良いんじゃないですか!?
音楽に乗って踊ることが大事だって、
ねぇ、そうですよね」
ジュンコ先生の方に向いて同意を求めている。
ジュンコ先生は静かに笑っている。
すると、トシ子さん
「一緒に踊っていらした方からは、
何も言われなかったのですか?」
ケイコさんは、
「私、自分が乗って踊っていたので、
相手の様子はあまり覚えていないのですが、
踊っているときは、何も言われませんでした。
ただ、知人からそう(肩が動き過ぎ)言われてから、
気になったもので、
その男性に、
次にワルツを誘ってもらったときに、謝ったんです。
『さっき、ルンバを踊ったときは、
暴れてすみませんでした』
って。
すると
『あぁ、良いですよ』
ソレを聞いて、
やっぱり嫌な想いをさせていたんだなぁと気がついて。
ソレはソレで、ショックでした」
カナちゃんは、
「でも、またムコウからワルツ、
誘ってくれたんでしょ?
じゃぁ、
そんなにイヤじゃなかったんじゃないですかぁ」
するとケイコさんは少しうつむきながら、
「イエ、実は、
その男性もちょっとした知り合いだったんで。
それに、
男性が随分少ないパーティでしたから・・・」
ジュンコ先生はうなずきながら聞いていたが、
「OK
では、コレからルンバの音楽をかけるので、
みんなで踊ってみましょうか。
音楽をよく聴いて、
気分が乗って来たら思い切り踊ってみせてちょうだい」
ルンバの音楽、スタート
♪♪♪♪
みんなカップルになって思い思いに踊っているが・・・
「ハーイ、良いわよ」
ジュンコ先生は音楽を止め、みんなを集めて言った。
「ケイコさんからの質問、“肩”の件だけど、
今、踊っているときに、
『肩をじっとさせよう』とか、
肩のことを気にしながら踊った人は?」
みんな周りの人の様子をうかがいながらも
誰も手を挙げなかった。
ケイコさんは
「あ、忘れていた・・・」
という感じだ。
ジュンコ先生は言った。
「それで良いのよ。
踊るときに、
『肩をじっとさせなきゃ』は必要なし
むしろ、
『肩を動かさない』ではなく、
『肩はもっともっと動くことを目指す』
ものなのよ」
続く第1265話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.318 ~ロジカルレッスンは分かりやすい~
R夫人のルンバ・ウォークレッスンは、
ダンスを“感覚”で捉えることのできないワタシにとって、
非常に親切なものでした。
R夫人の教え方は、意外にもロジカル(=理論的)。
まずは、
ルンバ・ウォークの一連の動きを、
スタート
途中
フィニッシュ
という3つに分け、ザッと説明をしてくれたのです。
ダラダラとつながってしまい、混線していたものが、
勢い良く、
ブチッブチッと切り分けられる感じがしました。
次に、
その3つの1コマ1コマを、
改めてつないでいく作業にはいっていきました。
自らの動きをゆっくりと見せながら、
「このときの、腰はココの場所で、足の位置はココ・・」
という風に、カラダのパーツパーツの置き場を
言葉でも説明をしてくれたのです。
ワタシは、
R夫人と横並びになりながら、一生懸命、モノマネです。
R夫人は、非常にゆっくりとした動きを何度もやってくれました。
使う言葉は、最小限、しかも一緒。
「このときの、腰はココの場所で、足の位置はココ・・」
習ったのは、
ルンバ・ウォークだけでした。
それでも、十分、満足でした。
ココロもカラダも寄り添ってもらっているような、
非常にありがたいレッスンでした。
帰り道 “その人”に、R夫人のレッスンの感想を聞きました。
ワタシは、興味深く言葉を待ちました。
すると・・・
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「ブログ内グループレッスンのご紹介」
前半のルンバの時間、
新しいアマルガメーションをみんなで覚えている最中、
ケイ子さんから質問が出た。
「あるパーティに参加したとき、
ワタシがルンバを踊っているのを見ていた知人から
注意を受けたんです。
『肩が動き過ぎ』だと。
なんでも、かなり暴れて見えたようで。
私、気がついていなかったものですから、ショックでした。
あのぉ、
肩はじっとして踊るもの、ナノでしょうか?」
ジュンコ先生は問う。
「ケイコさん、自分ではどんなだったのかしら?
踊っていて、気分は?」
ケイコさんは苦笑しながら
「気分はとても良かったんです。
好きな音楽がかかったもので、乗って踊っていました」
と、カナちゃんが声を上げた。
「それなら良いんじゃないですか!?
音楽に乗って踊ることが大事だって、
ねぇ、そうですよね」
ジュンコ先生の方に向いて同意を求めている。
ジュンコ先生は静かに笑っている。
すると、トシ子さん
「一緒に踊っていらした方からは、
何も言われなかったのですか?」
ケイコさんは、
「私、自分が乗って踊っていたので、
相手の様子はあまり覚えていないのですが、
踊っているときは、何も言われませんでした。
ただ、知人からそう(肩が動き過ぎ)言われてから、
気になったもので、
その男性に、
次にワルツを誘ってもらったときに、謝ったんです。
『さっき、ルンバを踊ったときは、
暴れてすみませんでした』
って。
すると
『あぁ、良いですよ』
ソレを聞いて、
やっぱり嫌な想いをさせていたんだなぁと気がついて。
ソレはソレで、ショックでした」
カナちゃんは、
「でも、またムコウからワルツ、
誘ってくれたんでしょ?
じゃぁ、
そんなにイヤじゃなかったんじゃないですかぁ」
するとケイコさんは少しうつむきながら、
「イエ、実は、
その男性もちょっとした知り合いだったんで。
それに、
男性が随分少ないパーティでしたから・・・」
ジュンコ先生はうなずきながら聞いていたが、
「OK
では、コレからルンバの音楽をかけるので、
みんなで踊ってみましょうか。
音楽をよく聴いて、
気分が乗って来たら思い切り踊ってみせてちょうだい」
ルンバの音楽、スタート
♪♪♪♪
みんなカップルになって思い思いに踊っているが・・・
「ハーイ、良いわよ」
ジュンコ先生は音楽を止め、みんなを集めて言った。
「ケイコさんからの質問、“肩”の件だけど、
今、踊っているときに、
『肩をじっとさせよう』とか、
肩のことを気にしながら踊った人は?」
みんな周りの人の様子をうかがいながらも
誰も手を挙げなかった。
ケイコさんは
「あ、忘れていた・・・」
という感じだ。
ジュンコ先生は言った。
「それで良いのよ。
踊るときに、
『肩をじっとさせなきゃ』は必要なし
むしろ、
『肩を動かさない』ではなく、
『肩はもっともっと動くことを目指す』
ものなのよ」
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vol.318 ~ロジカルレッスンは分かりやすい~
R夫人のルンバ・ウォークレッスンは、
ダンスを“感覚”で捉えることのできないワタシにとって、
非常に親切なものでした。
R夫人の教え方は、意外にもロジカル(=理論的)。
まずは、
ルンバ・ウォークの一連の動きを、
スタート
途中
フィニッシュ
という3つに分け、ザッと説明をしてくれたのです。
ダラダラとつながってしまい、混線していたものが、
勢い良く、
ブチッブチッと切り分けられる感じがしました。
次に、
その3つの1コマ1コマを、
改めてつないでいく作業にはいっていきました。
自らの動きをゆっくりと見せながら、
「このときの、腰はココの場所で、足の位置はココ・・」
という風に、カラダのパーツパーツの置き場を
言葉でも説明をしてくれたのです。
ワタシは、
R夫人と横並びになりながら、一生懸命、モノマネです。
R夫人は、非常にゆっくりとした動きを何度もやってくれました。
使う言葉は、最小限、しかも一緒。
「このときの、腰はココの場所で、足の位置はココ・・」
習ったのは、
ルンバ・ウォークだけでした。
それでも、十分、満足でした。
ココロもカラダも寄り添ってもらっているような、
非常にありがたいレッスンでした。
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