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社交ダンスを始めるということ 更新しました




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

女性・スピンターンの回転に入る前・・・

~「床を踏む」とは?~


ジュンコ先生のグループレッスンに戻って来たよ。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」

真理からの質問「床を踏む」についての話が一段落したところ。
(第1247話参照)


と、平田さんの手が挙がった。
「パートナー・・・
いや、うちの家内のことなんですが。
昔から、

踊りが悪い意味で“軽い”んですわ。

今までは、
『床をもっと踏んで』と、注意して来たのですが、
今回のレッスンで、
どうもその注意があまり良くなかったのでは、
と思うようになりましてな・・・」



ジュンコ先生はうなずきながら聞いている。


「でも、困ったことに、
『床をもっと踏んで』以外に
なんと言って注意したら良いのか、
適当な言葉が見当たらないんですわ」



ジュンコ先生が問う。
「どういう場面で、注意したくなるのかしら?」


平田さんが答える。
「そうですな・・・
例えば、
ワルツのナチュラル・スピンターンの回転に入る前、
パートナーの足が早く出て来て、
二人のタイミングが合わないもので、
『もっと床を踏んで』といつも言っていましたな」



すると、
「あぁ、一緒です」
ケイコさんが声を上げた。

「この間、パーティに行ったとき、
アル男性から
スピンターンの回転に入る前の左足の上で、
『足の出てくるタイミングが早いので、
もっと床を踏んで、重くなって』
って、腰を押さえられたんです。
スゴく気になっていたので・・・
どうしたら良かったのか、知りたいです」



ジュンコ先生はニコニコしながら、
「OK、では解決していきましょう。
全員、シャドウで、ナチュラル・スピンターンの6歩
やってみてもらおうかな」


みんな思い思いに散らばって、
スピンターンの練習を始めている。


「女性の方、聞いてね。
回転に入る前の

左足の上で、

自分はどんなことをしているのか


よく観察してみて」


しばらく、女性のシャドウを見ていたジュンコ先生、
みんなにこう声をかけた。

「コレから、ワタシが2通りのスピンターンをやるから、
よく見ていてね。
まずは、コレが目指して欲しい模範」
そう言って、スピンターンをやってみせている。

「次は、『もっと床を踏んで』と注意される方」
もう1回やってみせている。

「どうかな?違いが分かるかな?」


すると、
紀子さんの手が上がり、

良い方は、カラダの中を使っている

ように思います。
悪い後の方は、カラダの中を使わずに、
すぐに足が出ていっているように見受けられます」



「そうね。
では、そのカラダの中を使ってイルというのを、
もっと具体的に見ていきましょうか。
といっても、
カラダの中の動きは、
外側からなかなか何をやっているのか見えないと思うので・・・
では、トシ子さん、
ワタシのボディに触れてみてちょうだい」


ジュンコ先生は、
スピンターンの回転に入る前の左足の上で、、
カラダの中を使っているところを
トシ子さんに教え、触れさせている。


トシ子さんが声を上げた。
「まぁ、・・・すごく動いていますわ」


さて、ソレはどんな動きで
どういう意味がアルのだろうか。

次回へ


       続く第1263話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.316 ~ホッとするラテン・レッスン~

第1回目のレッスンは、R夫人の担当でした。

種目はルンバ。
“諸説”がありすぎて、混乱していたにも関わらず、
ルンバを選んだ理由は、
「ラテンの基礎であるため、
ファースト・チェックを受けるにふさわしい種目だから」
また、
「そのコーチャーのレッスン傾向が読めるから」
コレは、
優等生 “その人”の意見です。

ワタシはどうだったのかと言えば・・・サマザマな理由がありました。
「足首が不安定、激しいダンスは踊りたくない」
「どの種目を受けても一緒」
「どれも、満足に踊れない」
「それなら、ルンバが一番、無難・・・」
すべて、消極的なものばかりでした。

さて、レッスンの開始です。

「ハロー」

目の前に現れたR夫人は想像していた以上に小柄。
体型的には日本人とそれほど変わりません。
黒髪、ブラウンアイにも、親近感を感じます。
おまけに、
耳障りのない、低い声質。
おおげさではない、アクション。
そして、
彼女の周りにアル、優しい気配・・

不思議です。
ホッとした気持ちになっていくのです。
それまで接してきたラテンのコーチャーからは、
感じたことのナイものでした。

ルンバの基礎を願ったところ、
早速、ルンバ・ウォークを、ということになりました。

これまた、不思議。
ソレは、今まで習った中で、
最も“ためになる”ルンバ・ウォークだったのです。



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