2010.07.07 (第1261話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫るⅩⅩ~ダンス・重みの不思議~
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読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第47話へ
ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
ダンス・重みの不思議
~「床を踏む」とは?~
今まで、
多くの生徒さんに接して来て思うことなんだけど・・・
ダンスを踊る際の“重み”って、
不思議なものなのよね。
見るからに
あぁ、重そうだなって、体格の人と実際に踊ってみると、
アラアラ意外、ムッチャ軽かったり
(ボディビルダー○○チャンピオンてな、
スゴい筋肉マンにジルバを教えた経験あり。
フワフワと軽くてビックリした)
反対に、
ホッソリとした、いかにも軽そ~な人が、うう、重い・・・
この重みは何ナンだ?で、あったり。
また、こんな人もいたなぁ。
異常なほど、カルイ人。
もともとスリムな男性なんだけど、
踊ると、
体重、20キロあります?みたいな感じになっちゃうんだ。
おまけにカラダもグニャグニャ。
柔らかくて良い?
イヤイヤコレはコレで問題だ。
カラダのバラバラをまとめる中心やら軸やらがナイため、
ホンマ、バラバラな動きになってしまうんだ。
本人もずいぶん気にしていたな。
「みんなから、カルすぎる
カラダにパワーがないってよく言われるんです」
ダンスの際の重みって、ホント、不思議
時に、神秘的
して、その理由・・・
ダンスの際の重みとは、
いろいろなエネルギーが影響を与え合って、
結果、生み出されるモノだからなんだ。
どんなエネルギーか?
元々の体重
床からの反作用エネルギー
という、
比較的分かりやすいものがベースとなり、
それに、
音楽から生まれるエネルギー
さまざまな動きから生まれるエネルギー
などがプラスされる。
また、ややこしいモノとしては、
気質
心情
感情
から生まれるエネルギーなんてのも、加わっていく。
そんでもって、
その人の存在そのものから発せられるエネルギー
(俗にいうオーラ・エネルギー)も加算される。
どんなエネルギーにも、特有の重みがアル。
それらの総和で、
今の瞬間のその人の重みが決定されるという訳だ。
ただ、
ダンステクニックを超えた分野の“重み”も加わるため、
“重み”の取り扱いには、注意を払わなければならない。
と、こんな声が聞こえてきたぞ。
「そんなややこしい!
でも、それが本当なら、
軽いから良いとか、悪いとか、
重いから良いとか、悪いとか、
って、問題じゃないですね?」
そういうことなんだ。
軽くても、良い重みと悪い重みがアル
重くても、良い重みと悪い重みがアル
ダンスを踊っている際の
その人の重みとは、
非常に繊細な世界のものであるから、
(何たって心情が関わっているんだものね)
例えば、
「軽いなぁ、もっと、重くなるために床を踏みなさい」
とか、
「重い!
もっとカラダを上げて、軽くしないと」
なんて、
安易な“対処療法”では、
決して根本問題を解決できないってことを、
特に指導的立場の人は、知っておいた方が良いと思うよ。
以上、
やや難しいお話だけどついて来れたかな?
次回は、
ダンステクニックの範疇(はんちゅう)にあるエネルギーで、
踊っている際の重みに、
多大な影響を与えるものを取り上げよう。
続く第1262話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.315 ~レッスン・警戒態勢~
ラテン・コーチャー、J夫妻を紹介しましょう。
デンマーク出身、ロンドン在住。
世界的に有名な競技会では常にファイナリスト。
身長差のあるカップル。
長身・ハンサムガイなリーダーと、
小柄でショート・カットがキュート、目力のあるパートナー。
表面的な情報は得ていたものの、
肝心のダンスについては、ちゃんと観たこともなく、
「一体、どんなレッスンなんだろう?」
正直、大変不安でした。
J夫妻のレッスン日程は、
ロンドン留学の終盤にややまとまって入っていました。
その頃のワタシは、
いろいろなレッスンを受けすぎて、整理ができない状態、
いわゆる“消化不良”
特にラテンの基礎であるルンバおよびルンバ・ウォークに対し、
自信を失っていたため、
「もう、これ以上惑わされたくない」
そんな思いが強くありました。
それゆえ、
J夫妻のレッスンに対し、必要以上の
警戒態勢をとってしまっていたのだと思います。
ワタシは、非常に疲れていました
カラダもココロも頭の中も、萎縮(いしゅく)した感覚が常でした。
そんな様子を日本のお師匠さんが見たらこう言ったでしょう。
「ナニ、暗い顔、してるねん!?
習いすぎて、頭が整理できんやと?贅沢な」
どのコーチャーも“世界一流”
師匠の言葉によると、
「1回目の留学で、ココまで豪華な人たちに、
そうそういっぺんに習われへん。(ソンナ、一度に習えないよ)
自分ら、恵まれてるんやで」
ということになるのでしょうが。
さて、不安が先行、
さほど期待感もなく臨んだJ夫妻のレッスンだったのですが、
意外にも・・・
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不思議なものなのよね。
見るからに
あぁ、重そうだなって、体格の人と実際に踊ってみると、
アラアラ意外、ムッチャ軽かったり
(ボディビルダー○○チャンピオンてな、
スゴい筋肉マンにジルバを教えた経験あり。
フワフワと軽くてビックリした)
反対に、
ホッソリとした、いかにも軽そ~な人が、うう、重い・・・
この重みは何ナンだ?で、あったり。
また、こんな人もいたなぁ。
異常なほど、カルイ人。
もともとスリムな男性なんだけど、
踊ると、
体重、20キロあります?みたいな感じになっちゃうんだ。
おまけにカラダもグニャグニャ。
柔らかくて良い?
イヤイヤコレはコレで問題だ。
カラダのバラバラをまとめる中心やら軸やらがナイため、
ホンマ、バラバラな動きになってしまうんだ。
本人もずいぶん気にしていたな。
「みんなから、カルすぎる
カラダにパワーがないってよく言われるんです」
ダンスの際の重みって、ホント、不思議
時に、神秘的
して、その理由・・・
ダンスの際の重みとは、
いろいろなエネルギーが影響を与え合って、
結果、生み出されるモノだからなんだ。
どんなエネルギーか?
元々の体重
床からの反作用エネルギー
という、
比較的分かりやすいものがベースとなり、
それに、
音楽から生まれるエネルギー
さまざまな動きから生まれるエネルギー
などがプラスされる。
また、ややこしいモノとしては、
気質
心情
感情
から生まれるエネルギーなんてのも、加わっていく。
そんでもって、
その人の存在そのものから発せられるエネルギー
(俗にいうオーラ・エネルギー)も加算される。
どんなエネルギーにも、特有の重みがアル。
それらの総和で、
今の瞬間のその人の重みが決定されるという訳だ。
ただ、
ダンステクニックを超えた分野の“重み”も加わるため、
“重み”の取り扱いには、注意を払わなければならない。
と、こんな声が聞こえてきたぞ。
「そんなややこしい!
でも、それが本当なら、
軽いから良いとか、悪いとか、
重いから良いとか、悪いとか、
って、問題じゃないですね?」
そういうことなんだ。
軽くても、良い重みと悪い重みがアル
重くても、良い重みと悪い重みがアル
ダンスを踊っている際の
その人の重みとは、
非常に繊細な世界のものであるから、
(何たって心情が関わっているんだものね)
例えば、
「軽いなぁ、もっと、重くなるために床を踏みなさい」
とか、
「重い!
もっとカラダを上げて、軽くしないと」
なんて、
安易な“対処療法”では、
決して根本問題を解決できないってことを、
特に指導的立場の人は、知っておいた方が良いと思うよ。
以上、
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踊っている際の重みに、
多大な影響を与えるものを取り上げよう。
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ラテン・コーチャー、J夫妻を紹介しましょう。
デンマーク出身、ロンドン在住。
世界的に有名な競技会では常にファイナリスト。
身長差のあるカップル。
長身・ハンサムガイなリーダーと、
小柄でショート・カットがキュート、目力のあるパートナー。
表面的な情報は得ていたものの、
肝心のダンスについては、ちゃんと観たこともなく、
「一体、どんなレッスンなんだろう?」
正直、大変不安でした。
J夫妻のレッスン日程は、
ロンドン留学の終盤にややまとまって入っていました。
その頃のワタシは、
いろいろなレッスンを受けすぎて、整理ができない状態、
いわゆる“消化不良”
特にラテンの基礎であるルンバおよびルンバ・ウォークに対し、
自信を失っていたため、
「もう、これ以上惑わされたくない」
そんな思いが強くありました。
それゆえ、
J夫妻のレッスンに対し、必要以上の
警戒態勢をとってしまっていたのだと思います。
ワタシは、非常に疲れていました
カラダもココロも頭の中も、萎縮(いしゅく)した感覚が常でした。
そんな様子を日本のお師匠さんが見たらこう言ったでしょう。
「ナニ、暗い顔、してるねん!?
習いすぎて、頭が整理できんやと?贅沢な」
どのコーチャーも“世界一流”
師匠の言葉によると、
「1回目の留学で、ココまで豪華な人たちに、
そうそういっぺんに習われへん。(ソンナ、一度に習えないよ)
自分ら、恵まれてるんやで」
ということになるのでしょうが。
さて、不安が先行、
さほど期待感もなく臨んだJ夫妻のレッスンだったのですが、
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