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社交ダンスを始めるということ 第54話へ




ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

意識変化でホールド矯正

~肩に関する謎~


ジュンコ先生のグループレッスンに戻ってきたよ。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」

テーマは「肩の力を抜く」


坂田さんが切り出した。
「ビギナー時代、
初めてホールドを習った頃にすり込まれたリキミなんて、
そう簡単には、とれないでしょうね」



するとカナちゃんも、
「私も、ソンナ気がします。
最近は『床からのエネルギーでホールドをして』
とは思っているんだけど、
実際は、
先に外側のカタチを作って・・・って、
やっちゃってるんだろうなぁ。
最初に習ったのが、そういうホールドだったから。
でも、まったくカタチがないと組めないだろうし、
なんだか難しいなぁ」



でも、平田さんが、
「いやいや、お二人などまだまだ大丈夫。
この歳になっても、ちゃんと変化があるのでね。
以前は、
肩と腕の力を目一杯使って、ホールドをしてきましたが、
“修正”しつつはありますわな。
長年の習慣を変えていってるんですわ。
筋肉を固めて作るホールドから、
エネルギーと、インナーマッスルで作るホールドに」



坂田さんが問う。
「長年の習慣を変えて、ってスゴいですね。
ナニに一番気をつけたら良いんでしょう?
平田さん流儀、
初心者時代からの習慣を変えるポイントみたいなものは、
アルんですか?」



平田さんは、にこっとして答える。
「アリますな。

ソレは・・・意識ですわ」



「ソレって、ホールドというカタチを作るときに、
肩や腕の筋肉を意識するのではなく、
エネルギーや、
インナーマッスルを意識して・・・みたいなこと?」

と、カナちゃんが問うと、


平田さんは答える。
「まぁ、そうですな。
コチラのレッスンを受けるようになって、

ホールドというものに対して持っていた、

すべての意識を見直した
んですわ・・・

その結果、
ナニを意識して、ホールドをするかによって、
これほどまでに違うものなのか、
とビックリさせられることが非常に多いですな。
えーと
これでいいのですかな、ジュンコ先生」



ジュンコ先生はにっこりし、
「すべての意識を見直したとは、素晴らしい!
そのくらいの気持ちで取り組めば、変化は早いでしょうね。
カラダは自分の意識を、
見事にキャッチしているから。

ホールドは意識から作られるからね・・・」

そして、話を続ける。

「みんなもいい機会だから、
もう一度、
ホールドに関する意識を見直してみましょうか。
テーマは、

肩に力の入らないホールドにするには、

どういう意識が必要か?



       続く第1285話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン68

~年齢は関係ないぞ!筋肉クォリティ~ 

極上の筋肉を身にまとったその女性、S子さんも、
自分の“良さ”には、気がついていないようだった。
仕方のないことかも知れない、
生まれたときからずっとそうだったのだろうから。

周りのものはS子さんの能力を認めているようだ。
友人が言う。
「彼女、男性から、モテルんですよ。
もうひっきりなしに誘われているわ」

S子さんは静かに笑った。
「自分では自分のこと、よくわかりません。
こんなオバァチャンなのに・・・」

あくまで謙虚。
彼女の性格、そのままを映し出しているような筋肉だと感じた。
とはいえ、
S子さん本人が、
“良さ”に気がついていないのは、残念なことだと思った。
なぜなら、
その良さを伸ばす、活かせる踊り方をしていないと感じたから。

「こんなに良質で、ものすごくパワーを秘めた筋肉なのに、
自ら踊ろうと、ほとんどしない」
一緒に組んで踊り、診断した結果だ。

「相手の様子ばかりをうかがっている」

理由を尋ねる。
「男性をフォローしようとだけ思っていました」

ワタシは問うた。
「それで楽しいですか?」

すると、

「いいえ、楽しくない時の方が多いですが、

ソンナものだと思っていました」

ワタシはアドバイスした。
「音楽をよく聴いて、自分でも踊ろうとして見てください」

元々良い筋肉に音楽という栄養を与えた途端、彼女は変貌。
“達人の資質”が開花を始めたのだ。

真綿のように上質な筋肉の持ち主、S子さんは、
ワタシがなりたい“マッスル・モデル”として、
今もなお“師”であり続けてくれる貴重な存在だ。



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