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社交ダンスを始めるということ 更新しました


第6回 社交ダンスが上手くなるということ

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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

“原初のまっすぐに立つ”は鋭敏になる

~「床を踏む」とは?~


ジュンコ先生のグループレッスンが続いている。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」

「床に立つ」の原点

“原初のまっすぐに立つ”についての実践だ。


自分が正しく、“原初のまっすぐに立つ”状態に

アルかどうかのチェック法として、

ジュンコ先生はみんなに、
二人組になり、向かい合って両手を取り合うよう、指示を出した。

「イイ?
お互い、リラックして、立ってね。
どこにも力を入れず、ただ
『まっすぐに立とう』とするだけ」


「ソレができたら、
男性、ほんの少しだけ、
体重をかかとの方に持っていってごらん」


すると、
女性軍から、あぁっと言った小さな声があがった。


「OK?
今度は、ほんの少し、つま先の方へ・・・」


「次は、右に少しだけ傾いてご覧。
ソレが終わったら、左ね」


「では、今度は、男性は楽に立っているだけ。
女性の方から、仕掛けましょうか?
ほんの少し後ろに
前に、右に、左に・・」


しばらくして、ジュンコ先生
「さぁ、みんな、どうかしら?」


と、トシ子さんが驚きの声を上げた。
「まぁ、よくわかるものですね。
相手のほんのちょっとしたバランスの変化を、
ものすごく感じ取ることができるので、ビックリしました」



坂田さんと組んで実践をした、
カナちゃんも、
「おもしろーい。
坂田さんが、ちょっと後ろに行くと、
わたしは、前に引っ張られるし、
ちょっと前にくると、ワタシは後ろにこけそうになる」



と、田島さんが
「これって、
相手の重心移動を感じ取っているんですよね!?」



ジュンコ先生がうなずくと、
カナちゃん
「スゴーい!
相手の重心移動を感じてるだなんて、
すっごく、敏感になるんですね!?」



ジュンコ先生はニコニコしながら、
「そうなのよ、カナちゃん。
“原初のまっすぐに立つ”状態にあれば、
相手の、

ほんのちょっとしたバランスの崩れを、

察知することができる・・・


ということは、
向かい合っている相手の人の
小さなバランスの崩れを感じとることができるほどに、

鋭敏であるとき人は、

“原初のまっすぐに立つ”状態でアル


ということもできる・・・
言っている意味、分かるかな?」


和夫が声を上げた。
「非常にリラッスした状態であるから、
相手のチョットした変化が分かるのですね」



ジュンコ先生は、
「そうなのよ。
“原初のまっすぐに立つ”状態とは、
非常にリラックスして、
まっすぐに立った状態とも言えるわね」


そして、ジュンコ先生は、
すぐ近くにいた真理と組みながら、話を続ける。
「今、こうやって、ワタシがほんの少し、
つま先方向にバランスを崩すと・・・
真理さんが自動的に後退してしまったわね?
(実際にやってみせている)
コレが、

重心移動のみを使った、

最も力を入れない、スタートの切り方
なの。

みんなもやってみましょうか?」


平田さんが声を上げた。
「ほぉ~、コレは、楽ですわな。
それに、いい感じですわ」


みんなも、良い手応えのようだ。


ジュンコ先生はうなずきながら
「(男性が)失神するかのように、
前にふら~っと倒れ込むだけで、
女性が後退をしてくれる・・・・
いま、男性が行なったテクニックがやがて

スイングとして発展していくのよ」


と、紀子さん

メトロノームスイングですね、以前に習いました」
(第860861話参照)


「その通り!
良く覚えているわね」


「ソレができたら、今度は、
女性の方から、かかと方向にバランスを崩す・・・
すると、男性のスタートを誘導できるわ。
試してみて」


実践しているカナちゃんが楽しそうに言った。
「女性が、後ろに失神、ね・・・
あ、ほんと、坂田さんが来てくれた
おもしろい!」



と、
突然、佐藤さんが声を上げた。
「でも、最初の一歩だけで終わり、ですよね?コレだと。
こうやって、スタートを切っても、
つんのめってしまって、本当にバランスを崩してしまうから、
次のステップからは、立てなくなる・・・
これではダンスになりませんでしょ?」


なんだか解せないという感じだ。


ジュンコ先生は、うなずきながら
「そうね。
この“原初のまっすぐに立つ”カラダ感覚のまま、
ダンスをすると、スタートはOKでも、
後は、
悪い意味で、バランスを壊しっぱなしになるから、実はNG。
だから、
イイ?

“原初のまっすぐに立つ”から、

“ダンス用の立つ”に変化していくのよ。

ソレが、

『床を踏む』ことにつながっていくのよ」


       続く第1253話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.306 ~目線は低く、踊りなさい!?~

ルンバウォークを見せながら、F嬢は、こう言ったのです。
「目線は低く」

え?
目線は高く、ではなく?
低い方が良いの?

学連の頃からずっと、目線は上げるものだと思っていました。
また、ソウ、先輩たちに教えられて来ていたように思います。
プロになってからは・・・
目線について、特に教わったことはありませんでした。
ただ、
「競技会場では、特に目線をぐっと上げるように。
2階席の観客を見るように」
との、
学連時代の刷り込みが、続いていたように思います。

と、F嬢が奇妙な仕草を始めます。
両方のこめかみに両手の人差し指をあてがい
そのまま、ルンバウォークを続行。
後頭部から頸椎あたりにかけて、
ぐぐっと前に伸ばしているような感じです。

恐竜の首のようだ・・・

最初に「目線は低く」と言われたとき、
フラット・シューズだからかな?
と思いました。
が、そうではなく、
いつも・・・目線は低くあるべきのようです。

さらに
F嬢はとんでもないことを言い出します。
「ゴーグルをつけているように。
視界はその中におさめること」

ゴーグル!?
ゴーグルとは、スキー・水泳時などに使用するめがねのことです。

ソレをつけている時の視界とは、
上下左右、限りのあるもの。

はじめ、
F嬢の伝えようとすることが、あまりよく分からなかったのですが、
マネをしてみて、納得しました。」

バランスよく立ちやすい・・・



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