2010.06.27 (第1251話)ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫るⅩ~センター=体軸ポイント~
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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック
センター=体軸ポイント
~「床を踏む」とは?~
ジュンコ先生のグループレッスンが続いている。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」
「床に立つ」の原点
“原初のまっすぐに立つ”について、
ジュンコ先生が白板に重要ポイントを書き出している。
重力方向との釣り合い立ち
立つために必要な筋力(抗重力筋)を、
最小限使用
重力軸がカラダのうちに通り、
スコンと立った感覚
ジュンコ先生は、みんなに、
もう一度“原初のまっすぐに立つ”をするよう、指示。
そして
「いい?
カラダのどこにも力感覚がないように、ね。
お腹を締めようとも、頭を高くとも、意志を持たないこと。
・ ・・どうかな?できているかしら?」
すると、ケイコさん
「何にもしないって、
かえって、難しいですね」
数人は同じことを思っているようだ。
と、紀子さん
「今は、床からの反作用エネルギーの感覚が、
なくてもOKなのですね?」
ジュンコ先生
「ええ、
床からも、特に何も感じなくていいのよ。
ただ楽に“立っている”というだけで。
それで、自然に自分の体重分、
床にかかっている状態になっているわ。
おおざっぱに説明すれば、
体重が50キロだったら、
重力方向、つまり“下向きに50キロ”かかっている。
床からは、ソレと同じ分だけ反作用が生まれる・・・
つまり“上向きに50キロ”床が押し返してくれている状態ね。
“下向きに50キロ”“上向きに50キロ”で釣り合っているから、
力感覚はナシ、で、いいのよ」
そのあと、ジュンコ先生は一呼吸おいてから、
「ただし、
『ハイ、コレでアナタはまっすぐ立てていますよ』
と、言われても不安になるでしょ?
作為的なことは、何もしていないから。
でも、カラダの性能が上がるにつれ、その不安はなくなるわ。
わざと色々なことをしなくても、
ただスコンと立っているだけで、
自動的に、
重力軸がはっきりと
カラダの中を通っていく感覚ができてくるから。
言い換えれば、
カラダの中に、
まっすぐの体軸=センターができてくる・・・」
すると、平田さん
「以前に習った、
“すーっと一本抜けている感じ”が、
センターでしたな?」
ジュンコ先生は答える
「そうよ。
コマの軸のお話がでてきたわね?
(第30話参照)
では、そのセンターについて
カラダのどこをセンター(体軸)が通るのか・・・などの
一応の目安を言っておくわね」
そう言って、白板にこう、書き出した。
センター(=体軸)の在りかのポイント
体重は、うちくるぶしの下あたりに感じる
(両足の土踏まずの真ん中より
まだちょっとカカト寄りの内側)
センターの通る位置はヒザの裏
(ややヒザは緩まる)
背骨のやや内側を通り、
頭のてっぺんよりやや後ろに抜ける
と、トシ子さんが
「このポイントをチェックしながら
立ってみると、よりまっすぐ感がわかります」
ジュンコ先生はうなずきながら
「そうね。
でも、このポイントでさえ、あくまでも目安、
意識的にこうしようと思わないでね。
力んじゃ、ダメだから」
「 “原初のまっすぐに立つ”
をしているとき、
無意識的に、センターが在る状態になる
が、目指すべきところだからね」
と、ココでジュンコ先生はみんなの方に向き直り、
「今、自分が正しく、
“原初のまっすぐに立つ”ができているかどうかは、
(上記)ポイント以外に、
もっと分かりよいチェック方法がアルの。
ソレをコレから実践するわね」
続く第1252話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.305 ~フラットシューズでのルンバウォーク~
“その人”が口にした○○コーチャーとは、
以前、お話ししたことのアル
ラテン界のカリスマN氏のパートナー、F嬢です。
(vol.205話)
F嬢の美脚・健脚なルンバ・ウォークに魅せられたワタシは、
アレからも度々、ルンバのレッスンをお願いしていました。
(vol.208話)
さて、ある日のレッスン
F嬢はラテンシューズを履いていませんでした。
理由は・・・わかりません。
ただし、サラリ、こう言ったのを覚えています。
「コレ、楽よ」
聞いて、ワタシもとっさに、
「良いな。
こういう靴がダンスシューズならもっと踊れるだろうに」
と思ったものです。
“その人”もその靴について、いい印象を持っていたのだと分かり、
少しうれしく感じました。(前号)
今でいうティーチャーズ・シューズとは全然違う感じの靴です。
かかとがかなり低い、フラットシューズ。
バレエのトウシューズに似ていますが、柔らかそうな革素材です。
色は珍しい“金茶色” で光沢があります。
おそらくは、ジャズダンスシューズ・・・
そのシューズを履いての
F嬢のルンバウォークは、
いつもとはまた違った美しさ・輝きを放っていました。
野性的
ダイナミック
しなやかに波打つボディの動きがそのまま、
脚に伝えられているようです。
ハイヒールのときよりも、たくさんの動きを感じます。
そういえば、シューズのせいでしょうか、
そのときの、ルンバウォークレッスンの中で、
F嬢はこんな面白いことを言っていました。
それは、
目線についてのことでした・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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“原初のまっすぐに立つ”について、
ジュンコ先生が白板に重要ポイントを書き出している。
重力方向との釣り合い立ち
立つために必要な筋力(抗重力筋)を、
最小限使用
重力軸がカラダのうちに通り、
スコンと立った感覚
ジュンコ先生は、みんなに、
もう一度“原初のまっすぐに立つ”をするよう、指示。
そして
「いい?
カラダのどこにも力感覚がないように、ね。
お腹を締めようとも、頭を高くとも、意志を持たないこと。
・ ・・どうかな?できているかしら?」
すると、ケイコさん
「何にもしないって、
かえって、難しいですね」
数人は同じことを思っているようだ。
と、紀子さん
「今は、床からの反作用エネルギーの感覚が、
なくてもOKなのですね?」
ジュンコ先生
「ええ、
床からも、特に何も感じなくていいのよ。
ただ楽に“立っている”というだけで。
それで、自然に自分の体重分、
床にかかっている状態になっているわ。
おおざっぱに説明すれば、
体重が50キロだったら、
重力方向、つまり“下向きに50キロ”かかっている。
床からは、ソレと同じ分だけ反作用が生まれる・・・
つまり“上向きに50キロ”床が押し返してくれている状態ね。
“下向きに50キロ”“上向きに50キロ”で釣り合っているから、
力感覚はナシ、で、いいのよ」
そのあと、ジュンコ先生は一呼吸おいてから、
「ただし、
『ハイ、コレでアナタはまっすぐ立てていますよ』
と、言われても不安になるでしょ?
作為的なことは、何もしていないから。
でも、カラダの性能が上がるにつれ、その不安はなくなるわ。
わざと色々なことをしなくても、
ただスコンと立っているだけで、
自動的に、
重力軸がはっきりと
カラダの中を通っていく感覚ができてくるから。
言い換えれば、
カラダの中に、
まっすぐの体軸=センターができてくる・・・」
すると、平田さん
「以前に習った、
“すーっと一本抜けている感じ”が、
センターでしたな?」
ジュンコ先生は答える
「そうよ。
コマの軸のお話がでてきたわね?
(第30話参照)
では、そのセンターについて
カラダのどこをセンター(体軸)が通るのか・・・などの
一応の目安を言っておくわね」
そう言って、白板にこう、書き出した。
センター(=体軸)の在りかのポイント
体重は、うちくるぶしの下あたりに感じる
(両足の土踏まずの真ん中より
まだちょっとカカト寄りの内側)
センターの通る位置はヒザの裏
(ややヒザは緩まる)
背骨のやや内側を通り、
頭のてっぺんよりやや後ろに抜ける
と、トシ子さんが
「このポイントをチェックしながら
立ってみると、よりまっすぐ感がわかります」
ジュンコ先生はうなずきながら
「そうね。
でも、このポイントでさえ、あくまでも目安、
意識的にこうしようと思わないでね。
力んじゃ、ダメだから」
「 “原初のまっすぐに立つ”
をしているとき、
無意識的に、センターが在る状態になる
が、目指すべきところだからね」
と、ココでジュンコ先生はみんなの方に向き直り、
「今、自分が正しく、
“原初のまっすぐに立つ”ができているかどうかは、
(上記)ポイント以外に、
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F嬢の美脚・健脚なルンバ・ウォークに魅せられたワタシは、
アレからも度々、ルンバのレッスンをお願いしていました。
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F嬢はラテンシューズを履いていませんでした。
理由は・・・わかりません。
ただし、サラリ、こう言ったのを覚えています。
「コレ、楽よ」
聞いて、ワタシもとっさに、
「良いな。
こういう靴がダンスシューズならもっと踊れるだろうに」
と思ったものです。
“その人”もその靴について、いい印象を持っていたのだと分かり、
少しうれしく感じました。(前号)
今でいうティーチャーズ・シューズとは全然違う感じの靴です。
かかとがかなり低い、フラットシューズ。
バレエのトウシューズに似ていますが、柔らかそうな革素材です。
色は珍しい“金茶色” で光沢があります。
おそらくは、ジャズダンスシューズ・・・
そのシューズを履いての
F嬢のルンバウォークは、
いつもとはまた違った美しさ・輝きを放っていました。
野性的
ダイナミック
しなやかに波打つボディの動きがそのまま、
脚に伝えられているようです。
ハイヒールのときよりも、たくさんの動きを感じます。
そういえば、シューズのせいでしょうか、
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