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社交ダンスを始めるということ 第41話へ




快刀乱麻クリニック

ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る

~新設・快刀乱麻クリニック~



読者の皆さん!おはようございます!
(午前零時だけど・・・ま、いいか・・・)

「パソドブレ・シリーズ、終わったでしょ? 
次は何かなぁ。すごく、楽しみ!」

で、
今日の更新を心待ちにしてくださっていたんじゃぁないかしら!?

熟考の末(種目別シリーズではなく)
上記テーマに決定しました!!

な、なに、快刀乱麻・・・かいとうらんま

フフフ、時代劇の主人公ポクって良いでしょ!?
(ワタシ、子供時代、大の時代劇ファンだったんだ)
意味はわかるかな?

快刀乱麻とは・・・
よく切れる刀で、
からまった麻を断ち切るように問題解決すること

クリニックとは・・・
診療所

で、何の問題を解決する診療所かと言えば、

「ダンスにおいての根本的な疑問・問題」

言っちゃえば、

「ダンスにおいての根本的な疑問・問題を、

快刀乱麻クリニックにて、

ズバリ 解決していこう!」
が、今回の試みだ。

例えば、ね、
「ダンスにおいて何か、困っていること、や、
悩んでいること、ありませんか?」
って、皆さんに聞くでしょ、
すると、
「そりゃぁ、いっぱいありますよ」
とばかり、山のように出てくる。
次に、
それらの困り事、悩み事が、
なぜ現れるのか、について探っていくと、

ある共通の根本原因にたどり着くことが多い。

その共通の根本原因を、

“ダンス的・決まり文句”
で、書き出してみると・・・

床を踏めていない
まっすぐ立てていない
相手と“センター”で組めていない

他には、
肩が下りていない
お腹が締まっていない
・・etc.

皆さんも、
上記“ダンス的・決まり文句”を、
レッスン中にコーチャーなりから聞いたこと、あるだろうね、
で、
「もっと床を踏みなさい」
「まっすぐ立ちなさい」
「ちゃんとセンターを通して相手と組みなさい」
「肩をおろしなさい」 
「お腹をひっこめなさい」
ってな、感じで注意を受ける。
受けたアナタは、素直に直そうと試みた、でしょうね。
つまり、
床を踏みつけ、
まっすぐの感覚を探し、
おへそあたりを相手に向けて組もうとし、
グッと肩を下し、
お腹をぐぐっと引っ込める
よう、努める。
でも、たいていは、

「う~ん、上手くいかない・・・」

そりゃぁそうだろう。
だって、
おそらくは、
コーチャーの望むことの

ホントウの意味が、理解できていないから、だ。

だもんで、できることなら、
こんなふうに聞き返したいかもしれないね。
「床を踏むって、実際、どうすることなんだよ?
足に力を入れることかい?」
「まっすぐって、どういう感じなの?
背筋をもっと伸ばせばいいの?」
「センターで、相手と組むって?? 
センターっていったい、ナニなの?」
「肩のおろし方や、お腹の締め方も、よくわからない。
すぐに元どおりになっちゃうけど、なぜなんだろう?」

しかし、質問しようにも、
元々がよくわかっていないものだから、上手く質問さえできない。
が、

この根本原因を解決しない限り、

ダンスの真の進化は、望めない・・・


あ~ぁ、なーんか難しいなぁ。
やる気、なくなっちゃうよなぁ。

ソンナコンナな症状に陥っている方々にとって、
「ソコへ行けば、
頭が整理でき、
目から鱗がはがれ落ち、
長年の疑問が解決し・・・
実にすっきりした気分でダンスに取り組めるようになる」

てな、
ダンスクリニックがあったら、ええよなぁと思い立ち、

“快刀乱麻クリニック”新設と相成りました。

して、具体的には、
例えば、
「床を踏む」
この“ダンス的決まり文句”について、
単にフィーリングだけでは終わらず
様々な観点から検証し、

「これこそが、

目指すべき、床を踏んでいる状態だ」

 
を、解明していこうという次第。

目指すは、
どなた様もが、
「あぁ~、これが床を踏むってことなのね」
と、納得でき、
「ヘェ~ダンスって、面白いなぁ」
の、きっかけとなること・・・


ではでは、次号より乞うご期待!


       続く第1241話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.296 ~ノーノー!ニーバック~

“ニーバック”
学連時代、
先輩から初めてルンバを習った時に耳からしている、言葉です。
ニーはヒザ。
“ヒザをバックさせる”
つまり、
体重が乗った脚のヒザの後ろをしっかりと伸ばすテクニック・・・
ワタシは長い間、
「膝頭(ヒザがしら)が奥に引っ込んだように、後ろに反り返ったヒザ」
が、目指すカタチだろう、とイメージしていました。
小さい頃からバレエをやっている先輩がいて、
その人が、
「これが、ニーバックというものよ」
と模範を示したカタチが、ソウだったからです。
足の甲まで、ピンと伸びたキレイな足・脚に、憧れを抱きました。
ただ、ワタシが真似をしてそのカタチをやろうとしても、
美しくないばかりか、腰が抜けてしまう、
ヒザ関節がおかしくなる・・
非常に難易度の高いテクニックに 思えました。

プロになってからは、
あまり耳にしなくなっていた“ニーバック”という言葉。
ワタシは、プロならできて当たり前のテクニックなのだろう、
だから、誰も口にしないのだろうと思っていました。
「できて当然のことが自分にはできていない」
ことは、密かな悩みでもありましたが。

いずれにしても、本場ロンドンで、
ニーバックについて聞くなんて、興味深い・・・
ワタシは、H夫人の言葉を待ちます。
そして、驚きました。
H夫人は少々困ったような顔をしながらこう言ったのです。

「ニーバックって、
日本人だけが好んでやっているテクニックよ」

そ、そうなの?

H夫人は、自分の腕をすーっと長く、指の先まで伸ばしてみせます。
力は全然、入れてはいないのよ、と言いたげです。
そして、
「ラテンの脚使いも、こうでないと」

次に、腕を力ませて、伸ばしてみせます。
肘(ヒジ)の辺りを特に力ませて、グッと反るようにしています。
「コレは、ノー!脚の力は要らないの」

H夫人は続けます。
「でも、足首・指はストロングでないとダメなのよ・・・」



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