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社交ダンスを始めるということ 第40話へ




テーマ パソドブレの最後を飾る

「思い出深き パソドブレ・レッスン

お次は、パーティで行なった

「パソドブレ講習&即興デモンストレーション」だ。

今から、7年以上も前のお話
自分の生徒さんたち向けに開催していた
サマー・パーティの中での一コマだ。

当時のワタシ開催のパーティってね、
自分で言うのもナンやけど、
パーティなんて表現、ふさわしくないでしょ!?

みたいに、メッチャ地味
 
プロデモ、生徒さんの学習発表・・いっさい、ナシ。
ちっちゃい体育館のような殺風景な場所で、
集まった人たちがただ淡々と踊るのみ。
初めてパーティに参加した、ヒデ君評
(まだ、ワタシと出会って間もない頃だった)
「何の華やかさもない、不思議なパーティやな~
よう、みんな来るなぁ」


サービス精神?全くありませーんな、その頃のワタシは、
みんなの中に入っていって、懇談することもなく、
もちろん、誰一人の生徒サンと踊ることもなく、
フロアー片隅の音響設備の前で、
ずーっと静かに音楽係を勤めていたもんな(苦笑)

でもその中 、

“ちょこっとだけ・講習タイムは、

かろうじて設けていたんだ。
コレだけが、参加者の皆様に対する、
先生からのせめてものメッセージ・・・

しかし、コレに関しても、ヒデ君曰く
「みんなまじめに先生の話を聞いて、
グループレッスンのようなムードや。
パーティムードと全然違う。
オレ、全然ついていかれへんし、オモロない」


そう、ビギナーであった、ヒデ君への配慮もナシ。
「(話に)ついて来れる方だけ、ついて来てね」
ってな、難しい内容で、
しかも、(パーティの場にふさわしい)斬新なものではなく、
日頃のレッスンの延長のような、
コレまた地味ィ~な講習であったけど、
昔なじみの生徒さんバッカリだったもので、
別に問題もなかったんだな。

さて、そんなワタシが、
なぜに、

「パソドブレ講習&即興デモンストレーション」

を、企画したのか?には、理由がアル。
当時、レッスンにユニバーサルダンスを導入し始めたせいもあり、
パーティに、
“ダンス超初心者”が数人参加決定、となっちゃったんだ。

最初、その方たちより参加要請があったとき、
丁重にお断りする方向だったんだ。
なぜって、
ダンスのパーティ自体
「生まれて初めてです!」な方バッカリなんだもの。
すごく、楽しみに来られてもなぁ・・・
何の、おかまいもないものなぁ・・・が、本音。
でも、
ダンスタイムに関しても
「ワタシたち、観ているだけでも良いです」
それでも、参加してみたいとの、気持ちはおさまらない。
困ったなぁ、
あ、
講習タイムはどうしよう・・・
これも、見学してもらおうか?
と一瞬、思ったが、ソレはダメダメとすぐ否定。
で、決心したんだ。
コレを機会に何か新しいことをしてみよう、と。

超初心者からベテランまで、

それぞれのレベルで学べて

おまけに楽しめるもの
を探そうと。

で、

ピンとひらめいたのが、“パソドブレ”だったんだ。

そして、

即興でできるミニ・デモもセット

よっしゃぁ~これでいこう!
相成った次第。

果たして・・・!?


       続く第1237話へ続く





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.294 ~床への重みの違いは流派の違い!?~

今現在のワタシの理解力をもってすれば、
当時から“父”も“母”も、
“床からの反作用エネルギー”を大事に踊っていたんだなぁ、
と、想像がつきます。

もちろん、“床からの反作用エネルギー”という言葉を、
師匠夫妻から聞いたことはありません。
でも“母”は、
生徒さんのレッスン中にも、よくこんな表現をしていました。

「床をプレスしなさい!
もっと、重く!」

プレスとは圧力をかけることです。

“母”は、
スリースリーズなど、
ラテンのスピンを教える際にも同じ表現をとっていました。

「床をプレスしなさい!
もっと、重く!」

実のところ、ワタシはソレが不思議だったのです。
というより、
「回転するときに、床に重みを加える」
という感覚が分からなかったのです。

この“母”の教えに、真っ逆さまのレクチャーを受けてから、
余計にワケが分からなくなった、のも事実です。
その教えはこう、でした。

ラテンのスピンをするときは、
「もっと高く、床から遠く」
さらに、
「胸を上げて、すーっと回れば良い」
そして、
バレリーナのように軽やかなスピンを、
目の前でやってみせてくれるのです。
ソレは、“母”が見せてくれる
床に突き刺さったような重みのあるスピンではないのは、確か・・・

床への重みの持ち方の違いは、
スピン以外にも、見受けられました。
当然、ルンバ・ウォークにも。
「コレは、流派の違いと言ったものだろうか?」
当時のワタシは思ったものです。

ところが、その“床から遠いスピン”のレクチャーの主は、
師匠夫妻の“お師匠サン”にあたる日本人コーチャー。
ワールド・チャンピオンの称号を持つ、夫人・・・

はて?困った・・・

ロンドンという、本場、本拠地で、
この矛盾を解決できればと、願ったワタシでしたが・・・

ずいぶん寄り道をしてしまいました。
お話を第289話103のシーンに戻しましょう。



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