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読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第37話へ




はいはい、やっと戻ってまいりましたよ。
え、
パソドブレ、いったいいつまで続くんだ、だって?
パーティで踊らないし、
興味ウスだから、そろそろ他の種目にいってよ、ですって!?
うんうん、気持ちはわかるけど、もうちょい、お待ちを。
前回予告どおり、コレから取り上げますテーマは、

パソドブレを題材にするけれど、

他種目にも非常に関わりのあることだから。

おまけに、

多くの人が苦手とするアタリのお話・・・

であることが、ワークショッップで発覚したんでね。
さて、どんなことについてなのか!?

お久しぶりに、ジュンコ先生、ブログ内サークルにてどーぞ。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」


平田さんが、質問だ。
「コチラでパソドブレを習っていますもので、
自分のサークルでも(パソを)取り上げてみたんですわ。
特に競技選手もいない高年齢のサークスなので、
リキミのない“柔らかパソドブレ”を教えていたのですが、
アル男性からこんな声が上がりましてな、
『競技会のパソドブレを見ていると、
上手い人ほど、

誇らしげに胸を張って、

力一杯踊っている
ように見える。

あれも、リキんでいないのか?』と」



ジュンコ先生が言う。
「平田さんは、どう答えたのかな?」


「力んでやっている人も中にはイルだろうけれど、
本当に上手い人は、力いっぱい踊っているように見えても、
実は無駄なリキミはない
だろう・・・と答えましたわ。
コレで、合っていますかな?」



ジュンコ先生は微笑みながら
「正解よ」


すると、坂田さん

無駄なリキミなしに、胸を張るって、

どうやるんでしょう?
真似したいのですが、
イマイチ、良くその辺がわからないのです」



ジュンコ先生、うなずきながら聞いていたが、
「みんなから良いアイデアはないかしら?」


紀子さんが、すかさず手を挙げて、

呼吸を利用しては、どうでしょう?

呼吸をすることで、肋骨を広げる

(第56話参照)
呼吸筋である、肋間筋を使うのです」


ジュンコ先生が言う。
「そうね、良い意見ね」


するとトシ子さん

デコルテ部分を開くことって以前に習いましたよね。
(第684685話参照)

そうやってデコルテを開くことは、
胸を張ることにつながるのではないでしょうか?」



ジュンコ先生は
「ソレも、良い意見ね」


と、カナちゃんがこんなことを言い出した。
「あのぉ、今、ふと思ったんですけど

胸を張ることと、

胸を上げること
って違うのですか?

ひょっとしたら、力んでいる時って、
胸を張るときよりも、
胸を無理に上げようとしているときに多いのかな?
と思ったんです」



ソレを聞いたジュンコ先生、微笑みながら
「カナちゃん、良いところに気がついたわね。
ダンスをする際、

胸を張ることと

胸を上げることは区別した方が良い

感覚なの」

みんなの方に向き直り、こう続けた。
「胸を張ることは、
多方向のアクションだけど
胸を上げるは、
上という方向性だけを意味するわ。
この両者の区別は、とても大事なのよ。
なぜなら、
ダンスの中で、正しく“胸を張る”は、OK
でも
“胸を上げる”は、いずれにせよ、NGなの。
理由は、カナちゃんが言ってくれたように、
胸を上げると、
どうしても力んでしまうから・・・」


       続く第1226話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.287 ~浄化される感情~

久々に「ロンドン留学物語」に戻ってきました。
お話は、そろそろ終盤、佳境にさしかかります。

そういえば、この「ロンドン留学物語」を読んでいるという
ある生徒さんから不思議そうに尋ねられました。
「先生、よく覚えていますねぇ。
かなり昔のこと、なのに・・・
(当時を)思い出しながら、書いてハルんですよね?」

ワタシは答えます。
ハイ。
自分でも驚いています。
記憶とは面白いものだなぁとも、思っています。
何か、一つのことを思い出すと、ソレをきっかけに、
古い記憶がつながってゾロゾロ引き出されてくるのです。
その記憶には、必ず特有の“感情”がくっついています。
書いていると、
事柄の記憶より、
くっついている感情の方がクローズアップされてくることもしばしば。
この時期、
つらく苦しい体験がほとんどであったため、
感情のクローズアップには苦痛が伴います。
頭痛が起こったり、
胸が苦しくなって来たり、
時に、涙が止まらなくなったり・・
しかし、
そのように、感情が吹き出した後は、気持ちが落ち着き、
コレまた不思議なことですが、
記憶が微妙な変化をしていることに気がつくのです。
つらく苦しかった感情の“分量”が明らかに減っている!?
気分が軽くなっているのです。
ワタシにとって、このReal Junko Voiceの執筆作業は、
過去の浄化もかねているようです。

さて、記憶は、
「日本人選手専用」の練習場「103」ワン・オー・スリーでの、
練習の光景をたどろうとしています。

先ほど習ったばかりのルンバ・ウォークの練習。

ワタシはいらだっていました。
そのいらだちをぶつけているかのような、
荒々しいルンバウォーク。
そのいらだちは、
このルンバウォークを習ったコーチャーに対するものでもありました。

コーチャーに対する不満?憤り!?

いったい、ナニがあったというのでしょう?



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