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第6回 社交ダンスが上手くなるということ

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ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る
快刀乱麻クリニック

“原初のまっすぐに立つ”は鋭敏になる

~「床を踏む」とは?~


ジュンコ先生のグループレッスンが続いている。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」

「床に立つ」の原点

“原初のまっすぐに立つ”

の次、
いよいよ、

「ダンス用の立つ」のレクチャーだ。

ここから、

「床を踏む」ことと、つながっていくようなのだが・・・


さて、授業に入る前に、要点を整理しておこう。
さんとの対談形式でどうぞ。


ジュンコ先生
「多くのダンサーが、この

“まっすぐに立つ”

から、

“ダンス用の立つ”

への、

変換が上手くいっていない

ソレが大きな問題なの」



「大きな問題・・・と言われても・・・ピンと来ません。
ややこしそうなお話なんで、
一つひとつ、ゆっくりお願いします。
まず、
“まっすぐに立つ”から“ダンス用の立つ”
への変換が上手くいっていないって、
どう上手くいっていないのですか?」


ジュンコ先生
「“まっすぐ立つ”と、
“ダンス用の立つ”の大きな違いは、

エネルギーの量にアルの。

ココでいうエネルギーは主に、
床からの反作用エネルギーのことなんだけど。
さて、
“まっすぐ立つ”と“ダンス用の立つ”
たくさんのエネルギーが要るのはどっちと思う?」



「そりゃぁ、“ダンス用の立つ”ですよね?」


ジュンコ先生
「そうね。
ところが、多くのダンサーは、
“まっすぐ立つ”から
“ダンス用の立つ”にシフトするとき、
エネルギー量が増えていない
『そんなにワイドなホールドを作るのに、
たったそれだけのエネルギーなの?』
みたいなことを、
やっちゃっているわけ。
だから、リキム。
力んで、ダンス用の立ち方、カタチを作っていくの。
カラダをストレッチさせたり、首を伸ばしたり・・・
床からの反作用エネルギーを使って、
そういうことをスルのではなく、

筋肉を力ませることで、行う。

ここに大きな問題がアルのよ」



「フーン、そのあたり、ちょっと難しいなぁ。
でも、
今、ふと、
あ、こういうことかなと、ピンときたのですが・・・
“まっすぐ立つ”だけのときは、
自分の体重分のエネルギー量で、OK
でも、
“ダンス用の立つ”になると、それだけでは足りない。
もっと床からのエネルギーを増やさなくてはならない・・・
ひょっとして、
ソレが、

『もっと床を踏む』

というアクションにつながるのですか?」


ジュンコ先生
「ピンポーン!
その通り。
つながるというより、そのものだけどね。

『もっと踏む』とは、

『もっと床からの反作用エネルギーをもらう』


こと。
同じなの」



「アノォ、変なこと、聞いていいですか?
それだと、
方向が逆さまじゃないですか?
踏むって、下向きの力、でしょ?
でも『床からのエネルギーをもらう』
って、上向きの力ですよね?
今のお話だと、
“床を踏むことで、床からのエネルギーをもらう”
のではなく、
“床を踏むことと、
床からエネルギーをもらうことは同じことを言っている”
と、受け取れるのですが。
改めて質問ですけど、
床を踏むって、下向きの力じゃないんですか?」


ジュンコ先生
「OK、整理するわよ。
単純に、体重利用は下向きの力、ね?
それによる反作用の力は上向きの力。
じゃぁ『床を踏む』は下向きの力か?
の、前に、
本当に行為として『床を踏んでいる』のか?と言えば、

実は、踏んでいない



「踏んでいない?」


ジュンコ先生
「そう、足や腰で、踏ん張ってはいないってことよ。
でも、
コレから“ダンス用の立つ”のために
反作用エネルギーを増やしてみるから、
ワタシのふくらはぎや、ハムストリングスに触れてみて・・・」



「わぁ~!スゴく力んでいるよな、
そんでもって、
スゴく床を踏んでいるように感じます」


ジュンコ先生
「今は分かりやすいように、多めにしたんだけどね、
脚の筋肉に触れてみると、
踏んでいるように感じるでしょ?
でも、ワタシは、踏もうとはしていない
そういう意志はない」



「じゃぁ、どうしようと?」


ジュンコ先生

床を意識しただけ。

そして、
コレから踊るぞ。
このくらいの大きなパフォーマンスをスルぞ。
と、意識をしたの。
すると、
床からのエネルギーが増大した
そして、
たくさんのエネルギーが筋肉に流れ込んで来て、
ソレを伝達※し始めると、
筋肉がさも床を踏んだような状態に、変化した・・・」

※この辺り、非常に大事なお話ですが、かなり難解・・・
121123話を参照していただけると、幸いです・・・



       続く第1254話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.307 ~足指は、全部、床から上げなさい~

踊る際の、足指の使い方については、
F嬢は、どんな見解だったのでしょう。

ルンバウォークのときのF嬢を見る限りでは、
かなりしっかりと、足指・足首を使っているようでした。
とにかく、レッグ・アクションが美しい。
その部分を見ているだけで、飽きないほどに、
多彩な変化も兼ね備えていました。

ところがレッスンでは・・・
なんと、
「足指は、全部、床から上げなさい」
と言うのです。

そして、
5本の足指がすべて、床から持ち上がるかどうかチェックし、
「そうできる(5本の足指をすべて、床から持ち上げることのできる)、
箇所で床を捉えなさい」

つまり、
手のひらならぬ“足のひら”にあたる部分のみで、
床を感じなさいという訳です。

さらには、
「かかとをしっかり踏みなさい」

「足の指は力を抜いて、床に置くように。
無理に使おうとしないこと」
で、足指を床から上げた、そのままでボディアクションの練習です。

ワタシは混乱しました。
でも、
カラダ感覚としては、大変、シックリと来たのです。
また、足指を酷使しないため、つらくもありません。
おまけに、ボディがよく動く・・・

ただ、見た目はどうなのか?
ソレが気になりました。
足や脚はしっかりと、ストロングに、
そして、
美しく見えるのだろうか?

と、そのとき、小さな事件がありました。



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