初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第35話へ
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.9
弱気を受け止め正しい強気になろう
泰然自若(14)
診断チェックの結果解説、ようやく半分まできたわけだけど・・・
おっと、もうエッセイ14話になってる!?
すんません・・・今しばらく続けさせてくださいね。
ワークショップを通じて、
競技選手の方々とお会いする機会がめっぽう多くなったもんで、
その方々へのメッセージでもありますんで。
「競技選手用 なぜに不調?診断チェック」
競技成績は不調、急性スランプ状態だけど・・・
(詳しくは第1212話参照)
続いてはコレ
⑥ 競技会場で、浮き足立っているように感じる。
ボーッとしたり、人や雰囲気に飲まれたりすることが多くなった。
「以前は、特に緊張することもなく、
けっこう気楽に競技会に出て
怖いもの知らずで、ガンガン踊れていたんだけどなぁ」
ところが最近は、上記のようになってしまい
「どうも、変なんだ」
という方へ、
大丈夫、泰然自若に受け止めましょ。
なぜなら
それは、あなたの
ダンスがうまくなってきている“証”
かもしれないのだから・・・
どういうことか説明しよう。
ダンスが上達するにつれ、
少々、困ったことが起こってくる場合がある。
感受力が上がることで、
いろいろなものを感じすぎてしまうんだ。
言葉をかえて言うなら、
すごく、
敏感・繊細になってくるということ。
競技会場では、いろんな“気”が充満している。
競技ダンスという“勝負の世界”において
生まれる独特のものだ。
敏感・繊細になってくると
それら様々な気に、ことごとく反応を起こしてしまい、
情報過多になっちゃうんだ。
また、自分とは合わない“気”や人との“想念”を察知したら、
無意識的に、遠ざけようとも・・・
ソンナコンナな結果、
平たく言えば、
精神的に“ヤラレル”ってわけ。
ヤラレルのは精神だけではない。
ダンスが上手くなる=精神と肉体がつながってくること
が、ここでも作用し、
肉体まで“ヤラレテしまう”ことが多いんだな。
その現象が、
“浮き足立つ”であったり、
“ボーっとする”であったり。
他には、
“カラダが固くなる”
重症になると、
“湿疹、じんましんができる”
というケースもあるんだよ。
なんて言えば、こういう声が上がってきそうだね。
「んじゃ、
感受力が上がるって良くないことじゃないの?
以前のように、ある程度、鈍感だったときの方が、
競技選手としては良いのでは?
だって、
世の中では『鈍感力』※が、推奨されているでしょ?
実際、競技会では、
タフで小さいことにこだわらないパワフルな人たちが、
勝ち残っているように思うし。
繊細で感じやすい人は、
なかなか上には行けない気がするのよね。
勝負の世界は厳しいから・・・」
※某有名作家が書いた本による。
単に感覚が鈍いことではなく、困難があってもしかられても、
気にせずに前向きに取り組んでいく力と言われている。
確かにそうかもしれないね。
競技選手はいろんな意味でタフでなければツトマラナイ。
でも、ワタクシはあえてこう言いたいんだ。
「ダンスが上手くなり、
繊細で、感受力が豊かになるに従って、
小さなことにこだわる
小さなアクシデントで心が揺らぐ
小さな“気”の乱れを察知する
小さなことで心に傷がつく・・
そのような人間としての弱さも
表出してくるケースは、珍しいことではない。
それでいい。
“弱気”は、大いに結構
歓迎すべきものだと思ってほしい。
それをどのように受け止めていくかによって、
その“弱気”は本物の“強気”に変化していくだろう。
つまりは、
自分の弱気をちゃーんと受け止めることにこそ、
芯の強さ、つまり、
真のタフさが必要・・・だと思うんだ。
だから、弱気な自分から目をそらさずに、
向き合ってアゲルってことをしていくうちに、
ホンマに強くなってくるという仕掛け。
そういう行程をたどらずに、
一目散に、見せかけの“強気”“前向き”を作り出し、
弱気な自分や、
その自分が受けてしまっているはずの“気”を、
感じなくなってしまうことのほうが、良くない。
なぜか?
ダンスにおいても感受力が鈍ってしまうから。
ダンスは、
“感じることこそが力”であるのに・・・」
「ただ競技会場では、
感じてしまった様々な“気”“想念”をどのように受け止め、
あるいは“処理”し
あるいは、工夫し、自分に活かしていくか・・・が大事。
精神的&肉体的にヤラレテしまわないためには、工夫が必要だ。
ってことで、アドバイスだ。
繊細さはそのまま成長させつつ、
肉体を健全にそして“強く”することをおススメする。
カラダのデザイン通りに、正しく鍛えることだ」
健全で強い肉体にこそ、
強い精神が宿る・・・か。
続く第1219話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
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「競技選手用 なぜに不調?診断チェック」
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(詳しくは第1212話参照)
続いてはコレ
⑥ 競技会場で、浮き足立っているように感じる。
ボーッとしたり、人や雰囲気に飲まれたりすることが多くなった。
「以前は、特に緊張することもなく、
けっこう気楽に競技会に出て
怖いもの知らずで、ガンガン踊れていたんだけどなぁ」
ところが最近は、上記のようになってしまい
「どうも、変なんだ」
という方へ、
大丈夫、泰然自若に受け止めましょ。
なぜなら
それは、あなたの
ダンスがうまくなってきている“証”
かもしれないのだから・・・
どういうことか説明しよう。
ダンスが上達するにつれ、
少々、困ったことが起こってくる場合がある。
感受力が上がることで、
いろいろなものを感じすぎてしまうんだ。
言葉をかえて言うなら、
すごく、
敏感・繊細になってくるということ。
競技会場では、いろんな“気”が充満している。
競技ダンスという“勝負の世界”において
生まれる独特のものだ。
敏感・繊細になってくると
それら様々な気に、ことごとく反応を起こしてしまい、
情報過多になっちゃうんだ。
また、自分とは合わない“気”や人との“想念”を察知したら、
無意識的に、遠ざけようとも・・・
ソンナコンナな結果、
平たく言えば、
精神的に“ヤラレル”ってわけ。
ヤラレルのは精神だけではない。
ダンスが上手くなる=精神と肉体がつながってくること
が、ここでも作用し、
肉体まで“ヤラレテしまう”ことが多いんだな。
その現象が、
“浮き足立つ”であったり、
“ボーっとする”であったり。
他には、
“カラダが固くなる”
重症になると、
“湿疹、じんましんができる”
というケースもあるんだよ。
なんて言えば、こういう声が上がってきそうだね。
「んじゃ、
感受力が上がるって良くないことじゃないの?
以前のように、ある程度、鈍感だったときの方が、
競技選手としては良いのでは?
だって、
世の中では『鈍感力』※が、推奨されているでしょ?
実際、競技会では、
タフで小さいことにこだわらないパワフルな人たちが、
勝ち残っているように思うし。
繊細で感じやすい人は、
なかなか上には行けない気がするのよね。
勝負の世界は厳しいから・・・」
※某有名作家が書いた本による。
単に感覚が鈍いことではなく、困難があってもしかられても、
気にせずに前向きに取り組んでいく力と言われている。
確かにそうかもしれないね。
競技選手はいろんな意味でタフでなければツトマラナイ。
でも、ワタクシはあえてこう言いたいんだ。
「ダンスが上手くなり、
繊細で、感受力が豊かになるに従って、
小さなことにこだわる
小さなアクシデントで心が揺らぐ
小さな“気”の乱れを察知する
小さなことで心に傷がつく・・
そのような人間としての弱さも
表出してくるケースは、珍しいことではない。
それでいい。
“弱気”は、大いに結構
歓迎すべきものだと思ってほしい。
それをどのように受け止めていくかによって、
その“弱気”は本物の“強気”に変化していくだろう。
つまりは、
自分の弱気をちゃーんと受け止めることにこそ、
芯の強さ、つまり、
真のタフさが必要・・・だと思うんだ。
だから、弱気な自分から目をそらさずに、
向き合ってアゲルってことをしていくうちに、
ホンマに強くなってくるという仕掛け。
そういう行程をたどらずに、
一目散に、見せかけの“強気”“前向き”を作り出し、
弱気な自分や、
その自分が受けてしまっているはずの“気”を、
感じなくなってしまうことのほうが、良くない。
なぜか?
ダンスにおいても感受力が鈍ってしまうから。
ダンスは、
“感じることこそが力”であるのに・・・」
「ただ競技会場では、
感じてしまった様々な“気”“想念”をどのように受け止め、
あるいは“処理”し
あるいは、工夫し、自分に活かしていくか・・・が大事。
精神的&肉体的にヤラレテしまわないためには、工夫が必要だ。
ってことで、アドバイスだ。
繊細さはそのまま成長させつつ、
肉体を健全にそして“強く”することをおススメする。
カラダのデザイン通りに、正しく鍛えることだ」
健全で強い肉体にこそ、
強い精神が宿る・・・か。
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