2010.05.22 (第1215話)社交ダンスを教えるということ vol.9 ~リラックス路線に限界なし~
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社交ダンスを教えるということvol.9
リラックス路線に限界なし
泰然自若(11)
「競技選手用 なぜに不調?診断チェック」
競技成績は不調、急性スランプ状態だけど・・・
(詳しくは第1212話参照)
③ 日頃、力を抜いてリラックスして踊るよう訓練を始め、
競技本番もソウ心がけている。
ほとんどのスポーツにおいて、
「今日はリラックスできているなぁ」
は、良い成績に結びつくGOODなシグナルだ。
ところが、競技ダンスではそう単純に行かない場合もあるんだな。
例えばソレは、こういう構図のときだ。
リラックス
=無駄な力を抜く
=ホールドの枠・ポイズの崩れを誘発する
=カタチを失う
=予選敗退
または、
リラックス
=無駄な力を抜く
=踊りが目立たなくなる
=予選敗退
精神的な面からも、
リラックス
=無駄な力を抜く
=“戦意”喪失
=踊りが目立たなくなる
=予選敗退
ということは、反対に、
リラックスできない
=力んでいる
=ホールドやポイズが固まったことで、
かえって、キレイにみえてしまう
=結構良い成績
や、
リラックスできない
=力んでいる
=開き直って、目一杯踊りまくる
=結構良い成績
なんてケースもアルってことだ。
「結果良ければ、すべて、良し」
とまでは行かないにしても
やはり、それなりの結果がついてくれば
「まぁ、この線で良いんじゃないかな?」
と思ってしまったり
逆に、予選落ち状態が続けば、
「(級を維持するための)
点数が足りなくなったらヤバいし・・・」
などと、目先の勝負にとらわれてしまい、
「力を抜く大切さは分かっていても、
競技会ではリスクをともなうため難しい」
で、せっかくリラックス路線にシフトをしながらも、
また元の、リキミ路線に戻っちゃう方も多いんだよね。
コレは特に、
「今まで、ものすごく力んでがんばっていました。
でも、それなりに、成績は良かったのです」
というカップルに多いこと。
誤解してはダメですよぉなのが、
リラックス
=無駄な力を抜く
=ホールドの枠・ポイズの崩れを誘発する
または、
=踊りが目立たなくなる
では、決してないということだ。
むしろ、逆さま。
心身ともの正しいリラックスは、
カラダ本来の機能である
インナーマッスルの力を呼び覚ますもの
なのだから。
ナチュラルで美しい姿勢を保持しつつ
(インナーマッスルには復元力がアル)
思い切りの良いダンスパフォーマンスは、
十分可能なのだ。
そのようなダンスは、
多くの選手が踊るフロアーにおいても、
目立たないハズはない。
また、
ホントウのリラックスを手に入れれば、
リラックス
=“戦意”喪失
なんてこともなくなるだろう。
というより、
“戦意”とは別レベルの精神状態が開かれてくるはずだ。
それはどんなかって?
“競技会を楽しむ”
高度になれば、こんなものもアリ、
「競技会を利用し、
どんな状況においても、リラックスをこころがけ、
自分を見失わないことを学ぶ」
とはいえ、
(特に中高年の)現役競技選手が、
ブランクを持つことなく(競技を休まずに)
自らのダンススタイルを、
リキミ路線からリラックス路線にシフトしていくことは、
メッチャ困難な作業だろう。
“切り替え始めの頃”など、とりわけ大変だろう。
想像以上に、
肉体にも精神にも以前の習慣が根付いていることを知り、
愕然となることも多いだろう。
かなりの勇気・信念が必要なときだ。
でも、どうかこう考えてがんばって欲しいんだ。
リキミ路線で成績を上げていた頃よりも
リラックス路線に変えた今の方が(競技成績に関わらず)
絶対、自分のダンスは良くなって行っている・・・と。
リキミ路線は、やがて“ドンツキ”“頭うち”がやってくる。
いや、例え、成績はまんま上昇して行けたとしても、だ。
どこかで目に見えないところで、
“無理”が生じていることは、確実だ。
リキミ路線での“勝利”は、
何かを犠牲にしないと成り立たないからだ。
ソノ点、リラックス路線に限界は、ない。
心身とものリラックス状態から、学べることは非常に多い。
今以上に、
もっともっと、高度なリラックスがアル・・・ことを、
知って行く道が続いているのだ。
そして、ソノ道を進めば進むほどに、
もっと、
おおらかで豊かな目で、
自分のダンスに取り組んで行けることを知るだろう。
続く第1216話へ
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③ 日頃、力を抜いてリラックスして踊るよう訓練を始め、
競技本番もソウ心がけている。
ほとんどのスポーツにおいて、
「今日はリラックスできているなぁ」
は、良い成績に結びつくGOODなシグナルだ。
ところが、競技ダンスではそう単純に行かない場合もあるんだな。
例えばソレは、こういう構図のときだ。
リラックス
=無駄な力を抜く
=ホールドの枠・ポイズの崩れを誘発する
=カタチを失う
=予選敗退
または、
リラックス
=無駄な力を抜く
=踊りが目立たなくなる
=予選敗退
精神的な面からも、
リラックス
=無駄な力を抜く
=“戦意”喪失
=踊りが目立たなくなる
=予選敗退
ということは、反対に、
リラックスできない
=力んでいる
=ホールドやポイズが固まったことで、
かえって、キレイにみえてしまう
=結構良い成績
や、
リラックスできない
=力んでいる
=開き直って、目一杯踊りまくる
=結構良い成績
なんてケースもアルってことだ。
「結果良ければ、すべて、良し」
とまでは行かないにしても
やはり、それなりの結果がついてくれば
「まぁ、この線で良いんじゃないかな?」
と思ってしまったり
逆に、予選落ち状態が続けば、
「(級を維持するための)
点数が足りなくなったらヤバいし・・・」
などと、目先の勝負にとらわれてしまい、
「力を抜く大切さは分かっていても、
競技会ではリスクをともなうため難しい」
で、せっかくリラックス路線にシフトをしながらも、
また元の、リキミ路線に戻っちゃう方も多いんだよね。
コレは特に、
「今まで、ものすごく力んでがんばっていました。
でも、それなりに、成績は良かったのです」
というカップルに多いこと。
誤解してはダメですよぉなのが、
リラックス
=無駄な力を抜く
=ホールドの枠・ポイズの崩れを誘発する
または、
=踊りが目立たなくなる
では、決してないということだ。
むしろ、逆さま。
心身ともの正しいリラックスは、
カラダ本来の機能である
インナーマッスルの力を呼び覚ますもの
なのだから。
ナチュラルで美しい姿勢を保持しつつ
(インナーマッスルには復元力がアル)
思い切りの良いダンスパフォーマンスは、
十分可能なのだ。
そのようなダンスは、
多くの選手が踊るフロアーにおいても、
目立たないハズはない。
また、
ホントウのリラックスを手に入れれば、
リラックス
=“戦意”喪失
なんてこともなくなるだろう。
というより、
“戦意”とは別レベルの精神状態が開かれてくるはずだ。
それはどんなかって?
“競技会を楽しむ”
高度になれば、こんなものもアリ、
「競技会を利用し、
どんな状況においても、リラックスをこころがけ、
自分を見失わないことを学ぶ」
とはいえ、
(特に中高年の)現役競技選手が、
ブランクを持つことなく(競技を休まずに)
自らのダンススタイルを、
リキミ路線からリラックス路線にシフトしていくことは、
メッチャ困難な作業だろう。
“切り替え始めの頃”など、とりわけ大変だろう。
想像以上に、
肉体にも精神にも以前の習慣が根付いていることを知り、
愕然となることも多いだろう。
かなりの勇気・信念が必要なときだ。
でも、どうかこう考えてがんばって欲しいんだ。
リキミ路線で成績を上げていた頃よりも
リラックス路線に変えた今の方が(競技成績に関わらず)
絶対、自分のダンスは良くなって行っている・・・と。
リキミ路線は、やがて“ドンツキ”“頭うち”がやってくる。
いや、例え、成績はまんま上昇して行けたとしても、だ。
どこかで目に見えないところで、
“無理”が生じていることは、確実だ。
リキミ路線での“勝利”は、
何かを犠牲にしないと成り立たないからだ。
ソノ点、リラックス路線に限界は、ない。
心身とものリラックス状態から、学べることは非常に多い。
今以上に、
もっともっと、高度なリラックスがアル・・・ことを、
知って行く道が続いているのだ。
そして、ソノ道を進めば進むほどに、
もっと、
おおらかで豊かな目で、
自分のダンスに取り組んで行けることを知るだろう。
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