2010.04.24 (第1187話)新天地へ・未知なるパソドブレへの道XCⅣ~後頭関節調整カンタンメンテ~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第26話へ
次なる
胴体の中心ラインにある重要関節は、
頭蓋骨と頚椎の接合部分である
後頭環椎軸椎関節だ。
(こうとう・かんつい・じくつい・かんせつ)
「こんなややこしい名前、絶対覚えられないぜ」
な方は、
“後頭関節”だけでもOKよ。
このブログでは、もうおなじみかな?ってくらい、
何度か登場してもらっているね。
(第159・580・581・822話参照)
環椎(かんつい)は第1頸椎
軸椎(じくつい)は第2頸椎ってこと、覚えているかな?
第1頚椎=環椎(かんつい)の上に、
頭蓋骨がカポンと乗り、
第2頚椎=軸椎(じくつい)を回転の軸として、
左右にクルクルすべるようにスムーズに回る状態・・・
が、目指すべき理想の状態だったね。
この関節がどんだけ重要なもんかは、
上記、過去記事をざざっと読むとおわかりいただけるとして、
とにかく、
この第1・2頸椎のみならず、
頸椎の一つひとつの間にアル関節すべてが、
ダンサーであるワタシたちにとって、
というより、
人体にとって、メチャ重要であることを、
もう一度見直してみよう思うんだよね。
改めて言うと・・・
頸椎(けいつい)とは、首の中に通っている“背骨”だ。
背骨は長い。そして、つながっている。
胸のところでは、胸椎(きょうつい)という呼び方になり、
腰のところでは、腰椎(ようつい)という呼び方になる。
「頭の支え=頚椎は全身の筋肉の状態に影響する」
そして、
「全身の筋肉が、
頭と首(上部頚椎)の筋肉の働きに依存している」
(第580話参照)
は、本当だ。
事実、その道のプロの人の話によると、
「頸椎が歪んだり、ずれたりすると、
そのアンバランスが背骨を介して腰まで及び、
骨盤が歪んで仙骨までもおかしくなる。
だから、仙骨も一緒に調整しないと、
頸椎がなかなか整わないケースが多い」
でも、この辺りを逆手にとって・・・
「あ、ヤバい、第1頸椎がズレた!」
ってとき(そんなこと、感じるようになったらすごいよね?)
“即効、後頭関節調整が可能!”
ってな、
最新メンテを一つ伝授しよう。
やり方は、超カンタン。
① 壁に手のひらとアタマをくっつける。
(うつむき加減になってね)
② そのまんま、腰だけをクルクル回す。
ダンサーらしく(!?)8の字を描いてもらってもOK。
で、
クルクルしながら、
頭蓋骨と頚椎の接合部分(つまり、後頭関節辺り)に触れてみて。
動いていることが分かるから。
コレ、
アタマは止めているのに、頸椎が動いている状態なのよ。
言い換えれば、
アタマと背骨がちゃんと分化=細分化された状態
実はですねぇ、
コレができるようになると、
ダンスは、変わるのよねぇ。
そう、上手くなる。
ということは、
頸椎メンテナンスを日々、ちゃーんとやっている
=
ダンスが上手くなるための
大事なエクササイズを、
重ねているということになるんだ。
なぁんて書いても、
「まぁ、そうだろうな。
首は、大事ではアルよな・・・」
ぐらいの、やや冷ややかな反応、
そんでもってどこかで、
「確かに“首”は大事だろうけど、
頸椎メンテのような、地味なエクササイズやっていても、
言うほどダンスの上達ってないんじゃないの?」
つまり、
「直接、ダンスの上達には関わりなさそうだし」
という思いな方も、正直、多いはず。
ところが、どっこいなんですよ。
アナタの想像以上に、
首はダンス上達の首を握っているようで・・・
な、お話を次回。
続く第1188話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.281 ~不幸せオーラに取り巻かれ・・・~
現役引退後、耳に入って来た“周りからの評判”を総合すると、
競技をがんばっていた頃のワタシは、
どうも、良い雰囲気を発していなかったようです。
「老けていて、怒りっぽくて、ギスギスしていた」
兄弟子さんからも言われました。
「ジュンコさんの笑顔をみたことがなかった」
古くからの生徒サンからも、
「競技を辞めてから、人間の中身が入れ替わったようになった」
父は、
「いつ来ても、やつれて、
くたびれた顔をして、口もろくにきかない。
お母さんと心配していた」
どうも“不幸せオーラ”が取り巻いていたようです。
母が言います。
「そばで見てビックリしたよ。
肌は荒れているし、爪も2枚に割れて黄色くなってる」
肌は、頻繁な日焼けサロン+“肌染め”のせいでしょう。
爪は、きつい除光液によるものです。
また、
競技会のときの派手なメーク・いでたちのせいでしょうか、
普段感覚がおかしくなっていたようなのです。
「なんで、あんな、
おばさんが着るような服ばっかり着るんやろ?」
自分にナニが似合うか、分からなくなっていましたし、
普段着をおしゃれするなど、面倒くさくもなっていたのです。
競技会で勝てるよう、ダンスが上手くなること・・・
ソレだけが望み、だったからです。
ソレ以外のものには、関心がありませんでした。
上記は、すべての競技選手の実態では決してないでしょう。
競技をすることで生き甲斐を見いだし、
本人も周りも喜びに包まれ・・・と言った方々も当然いるはずです。
ただ、言えることは、
ワタシには、ソノ道は合っていなかった、
だから、かなり無理をしていた・・・
でも、当時は、
「負けてはダメだ。がんばれば、なんとかなる」
と躍起になったため、
自分の“不幸せオーラ”に全く気づかなかったようです。
さて、
お話をロンドンインターに戻しましょう。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第26話へ
次なる
胴体の中心ラインにある重要関節は、
頭蓋骨と頚椎の接合部分である
後頭環椎軸椎関節だ。
(こうとう・かんつい・じくつい・かんせつ)
「こんなややこしい名前、絶対覚えられないぜ」
な方は、
“後頭関節”だけでもOKよ。
このブログでは、もうおなじみかな?ってくらい、
何度か登場してもらっているね。
(第159・580・581・822話参照)
環椎(かんつい)は第1頸椎
軸椎(じくつい)は第2頸椎ってこと、覚えているかな?
第1頚椎=環椎(かんつい)の上に、
頭蓋骨がカポンと乗り、
第2頚椎=軸椎(じくつい)を回転の軸として、
左右にクルクルすべるようにスムーズに回る状態・・・
が、目指すべき理想の状態だったね。
この関節がどんだけ重要なもんかは、
上記、過去記事をざざっと読むとおわかりいただけるとして、
とにかく、
この第1・2頸椎のみならず、
頸椎の一つひとつの間にアル関節すべてが、
ダンサーであるワタシたちにとって、
というより、
人体にとって、メチャ重要であることを、
もう一度見直してみよう思うんだよね。
改めて言うと・・・
頸椎(けいつい)とは、首の中に通っている“背骨”だ。
背骨は長い。そして、つながっている。
胸のところでは、胸椎(きょうつい)という呼び方になり、
腰のところでは、腰椎(ようつい)という呼び方になる。
「頭の支え=頚椎は全身の筋肉の状態に影響する」
そして、
「全身の筋肉が、
頭と首(上部頚椎)の筋肉の働きに依存している」
(第580話参照)
は、本当だ。
事実、その道のプロの人の話によると、
「頸椎が歪んだり、ずれたりすると、
そのアンバランスが背骨を介して腰まで及び、
骨盤が歪んで仙骨までもおかしくなる。
だから、仙骨も一緒に調整しないと、
頸椎がなかなか整わないケースが多い」
でも、この辺りを逆手にとって・・・
「あ、ヤバい、第1頸椎がズレた!」
ってとき(そんなこと、感じるようになったらすごいよね?)
“即効、後頭関節調整が可能!”
ってな、
最新メンテを一つ伝授しよう。
やり方は、超カンタン。
① 壁に手のひらとアタマをくっつける。
(うつむき加減になってね)
② そのまんま、腰だけをクルクル回す。
ダンサーらしく(!?)8の字を描いてもらってもOK。
で、
クルクルしながら、
頭蓋骨と頚椎の接合部分(つまり、後頭関節辺り)に触れてみて。
動いていることが分かるから。
コレ、
アタマは止めているのに、頸椎が動いている状態なのよ。
言い換えれば、
アタマと背骨がちゃんと分化=細分化された状態
実はですねぇ、
コレができるようになると、
ダンスは、変わるのよねぇ。
そう、上手くなる。
ということは、
頸椎メンテナンスを日々、ちゃーんとやっている
=
ダンスが上手くなるための
大事なエクササイズを、
重ねているということになるんだ。
なぁんて書いても、
「まぁ、そうだろうな。
首は、大事ではアルよな・・・」
ぐらいの、やや冷ややかな反応、
そんでもってどこかで、
「確かに“首”は大事だろうけど、
頸椎メンテのような、地味なエクササイズやっていても、
言うほどダンスの上達ってないんじゃないの?」
つまり、
「直接、ダンスの上達には関わりなさそうだし」
という思いな方も、正直、多いはず。
ところが、どっこいなんですよ。
アナタの想像以上に、
首はダンス上達の首を握っているようで・・・
な、お話を次回。
続く第1188話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.281 ~不幸せオーラに取り巻かれ・・・~
現役引退後、耳に入って来た“周りからの評判”を総合すると、
競技をがんばっていた頃のワタシは、
どうも、良い雰囲気を発していなかったようです。
「老けていて、怒りっぽくて、ギスギスしていた」
兄弟子さんからも言われました。
「ジュンコさんの笑顔をみたことがなかった」
古くからの生徒サンからも、
「競技を辞めてから、人間の中身が入れ替わったようになった」
父は、
「いつ来ても、やつれて、
くたびれた顔をして、口もろくにきかない。
お母さんと心配していた」
どうも“不幸せオーラ”が取り巻いていたようです。
母が言います。
「そばで見てビックリしたよ。
肌は荒れているし、爪も2枚に割れて黄色くなってる」
肌は、頻繁な日焼けサロン+“肌染め”のせいでしょう。
爪は、きつい除光液によるものです。
また、
競技会のときの派手なメーク・いでたちのせいでしょうか、
普段感覚がおかしくなっていたようなのです。
「なんで、あんな、
おばさんが着るような服ばっかり着るんやろ?」
自分にナニが似合うか、分からなくなっていましたし、
普段着をおしゃれするなど、面倒くさくもなっていたのです。
競技会で勝てるよう、ダンスが上手くなること・・・
ソレだけが望み、だったからです。
ソレ以外のものには、関心がありませんでした。
上記は、すべての競技選手の実態では決してないでしょう。
競技をすることで生き甲斐を見いだし、
本人も周りも喜びに包まれ・・・と言った方々も当然いるはずです。
ただ、言えることは、
ワタシには、ソノ道は合っていなかった、
だから、かなり無理をしていた・・・
でも、当時は、
「負けてはダメだ。がんばれば、なんとかなる」
と躍起になったため、
自分の“不幸せオーラ”に全く気づかなかったようです。
さて、
お話をロンドンインターに戻しましょう。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |