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社交ダンスを始めるということ 第26話へ




次なる

胴体の中心ラインにある重要関節は、

頭蓋骨と頚椎の接合部分である

後頭環椎軸椎関節だ。
(こうとう・かんつい・じくつい・かんせつ)

「こんなややこしい名前、絶対覚えられないぜ」
な方は、
“後頭関節”だけでもOKよ。
このブログでは、もうおなじみかな?ってくらい、
何度か登場してもらっているね。
(第159580581822話参照)

環椎(かんつい)は第1頸椎
軸椎(じくつい)は第2頸椎ってこと、覚えているかな?
第1頚椎=環椎(かんつい)の上に、
頭蓋骨がカポンと乗り、
第2頚椎=軸椎(じくつい)を回転の軸として、
左右にクルクルすべるようにスムーズに回る状態・・・
が、目指すべき理想の状態だったね。
この関節がどんだけ重要なもんかは、
上記、過去記事をざざっと読むとおわかりいただけるとして、
とにかく、
この第1・2頸椎のみならず、
頸椎の一つひとつの間にアル関節すべてが、
ダンサーであるワタシたちにとって、
というより、
人体にとって、メチャ重要であることを、
もう一度見直してみよう思うんだよね。

改めて言うと・・・
頸椎(けいつい)とは、首の中に通っている“背骨”だ。
背骨は長い。そして、つながっている。
胸のところでは、胸椎(きょうつい)という呼び方になり、
腰のところでは、腰椎(ようつい)という呼び方になる。

「頭の支え=頚椎は全身の筋肉の状態に影響する」
そして、
「全身の筋肉が、
頭と首(上部頚椎)の筋肉の働きに依存している」

(第580話参照)
は、本当だ。
事実、その道のプロの人の話によると、
「頸椎が歪んだり、ずれたりすると、
そのアンバランスが背骨を介して腰まで及び、
骨盤が歪んで仙骨までもおかしくなる。
だから、仙骨も一緒に調整しないと、
頸椎がなかなか整わないケースが多い」

でも、この辺りを逆手にとって・・・
「あ、ヤバい、第1頸椎がズレた!」
ってとき(そんなこと、感じるようになったらすごいよね?)

“即効、後頭関節調整が可能!”

ってな、

最新メンテを一つ伝授しよう。

やり方は、超カンタン。

① 壁に手のひらとアタマをくっつける。
(うつむき加減になってね)

② そのまんま、腰だけをクルクル回す。

ダンサーらしく(!?)8の字を描いてもらってもOK。
で、
クルクルしながら、
頭蓋骨と頚椎の接合部分(つまり、後頭関節辺り)に触れてみて。
動いていることが分かるから。
コレ、
アタマは止めているのに、頸椎が動いている状態なのよ。
言い換えれば、
アタマと背骨がちゃんと分化=細分化された状態
実はですねぇ、
コレができるようになると、
ダンスは、変わるのよねぇ。
そう、上手くなる。

ということは、
頸椎メンテナンスを日々、ちゃーんとやっている


ダンスが上手くなるための

大事なエクササイズを、

重ねているということになる
んだ。

なぁんて書いても、
「まぁ、そうだろうな。
首は、大事ではアルよな・・・」
ぐらいの、やや冷ややかな反応、
そんでもってどこかで、
「確かに“首”は大事だろうけど、
頸椎メンテのような、地味なエクササイズやっていても、
言うほどダンスの上達ってないんじゃないの?」
つまり、
「直接、ダンスの上達には関わりなさそうだし」
という思いな方も、正直、多いはず。

ところが、どっこいなんですよ。
アナタの想像以上に、

首はダンス上達のを握っているようで・・・

な、お話を次回。


       続く第1188話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.281 ~不幸せオーラに取り巻かれ・・・~ 

現役引退後、耳に入って来た“周りからの評判”を総合すると、
競技をがんばっていた頃のワタシは、
どうも、良い雰囲気を発していなかったようです。
「老けていて、怒りっぽくて、ギスギスしていた」

兄弟子さんからも言われました。
「ジュンコさんの笑顔をみたことがなかった」

古くからの生徒サンからも、
「競技を辞めてから、人間の中身が入れ替わったようになった」

父は、
「いつ来ても、やつれて、
くたびれた顔をして、口もろくにきかない。
お母さんと心配していた」

どうも“不幸せオーラ”が取り巻いていたようです。

母が言います。
「そばで見てビックリしたよ。
肌は荒れているし、爪も2枚に割れて黄色くなってる」

肌は、頻繁な日焼けサロン+“肌染め”のせいでしょう。
爪は、きつい除光液によるものです。

また、
競技会のときの派手なメーク・いでたちのせいでしょうか、
普段感覚がおかしくなっていたようなのです。
「なんで、あんな、
おばさんが着るような服ばっかり着るんやろ?」
自分にナニが似合うか、分からなくなっていましたし、
普段着をおしゃれするなど、面倒くさくもなっていたのです。

競技会で勝てるよう、ダンスが上手くなること・・・
ソレだけが望み、だったからです。
ソレ以外のものには、関心がありませんでした。
上記は、すべての競技選手の実態では決してないでしょう。
競技をすることで生き甲斐を見いだし、
本人も周りも喜びに包まれ・・・と言った方々も当然いるはずです。

ただ、言えることは、
ワタシには、ソノ道は合っていなかった、
だから、かなり無理をしていた・・・
でも、当時は、
「負けてはダメだ。がんばれば、なんとかなる」
と躍起になったため、
自分の“不幸せオーラ”に全く気づかなかったようです。

さて、
お話をロンドンインターに戻しましょう。



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