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社交ダンスを始めるということ 更新しました




胴体の中心ラインにある重要関節

次なるは、

胸鎖関節(きょうさかんせつ)

胸骨と鎖骨の接点だ。
ジュンコ先生ブログの中では、もうおなじみだ。
だって、胸鎖関節に関しては、
今までにも結構取り上げてきたもんね。
「それってどんな関節だっけ?」って方は、
初めて登場した第163話をクリックし、
ザザっとお読みくだされ。
第692話でも、その優れものブリを紹介したよ。
なんたって、
この関節のおかげで、

腕・手はかろうじて

胴体とくっついていられる
んだもん、すごいよね。

また、ホールドを作る際も、
この胸鎖関節、ただ一点から、
ブラブラ腕がぶら下がっている状態にすることが大事だったね?
(第949話参照)

んで、忘れちゃダメなのが、
骨格的には、この関節からがだってこと。
ところで、
同じく骨格的に見て、
はドコからだったか覚えているかな?

そう、仙腸関節

で、胸鎖関節は、
仙腸関節と体内リンクをしているんだよという話は、
先日したばかりだ。
(第1179話参照)

ダンサー諸君にとってはメチャんこ大事な胸鎖関節・・・

さて今回は、
こんなところにスポットを当ててみたい。

“腕の重み”

“手の重み”


そう、胸鎖関節からホンマに外れて、
腕ダラリになって来たら、
自分で自分の腕の重みや
手の重みが感じられるようになって来て、
その重みを扱えるようになってくる
んだ。

コレは、ベテランダンサーなら、絶対に習得しておいて欲しい
重要テクニックの一つ。
なぜなら、
このような、腕(自分で自分の重みが分かるような、ダラリ腕)
になって初めて、
“見た目は、ワイドできれいなライン、
それなのに、
とってもソフトで心地よい”

てな

“目指すべき極上ホールド”が、

ようやく手に入るからだ。

スタンのホールドだけではない。
ラテンのときも、この腕ダラリは大切だ。
例えば、
ルンバやチャチャチャで
相手と向かい合って、手を取る・・・と言う際、
男性の手の上に女性の手を載せるでしょ?
このとき女性が、
腕ダラリ状態にちゃんとなっている人だったら、
とっても心地良い重みを
男性の手の上にのっけてあげることができるんだ。
男性は、その

“重み”があることで、

とってもリードしやすくもなる
もんなんだよ。

ほとんどの女性の手が、
“浮いている”し、男性の手からはねてしまう。
もち、男性の手も同様だ。
“ソフトでしっくり”な手も、ダラリ腕からくるもんだ。

次回、
手の重みを利用しないとできない、
故に、
胸鎖関節をもっと自在に操るための、
おもしろエクササイズを紹介しよう。


       続く第1186話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.279 ~“大先輩”との交流~ 

ロンドンの練習会場で知り合った、東部の選手と仲良くなりました。
とはいえ、
キャリアもダンスレベルも“大先輩”です。
スレンダーで容姿端麗。
おまけに気品もアル・・・素敵なお二人です。
スタンダードA級と聞いて、納得しました。
関東の大きな大会での優勝経験もある、
有名なカップルでアルことは、後で知りました。

非常に気さくなご夫婦でした。
また、
何となくイメージしていた
「東部A級選手って、厳しくって、すごくコワイんじゃないか?」
という思いを一掃するほどに、
優しく、穏やかな方々でもありました。

フラットに招かれ、夕食をごちそうになりました。
奥様、手作りの“酢豚”
パイナップル入りの酢豚を食べたのは、コレが初めてでした。

色々な話を聞きました。

ロンドンインターでは、スタンダードに出場するとのこと。
ワタシたちが、海外の競技会、初体験であることを知ると、
「日本の選手と、海外の選手の格差がすごく分かるよ」
そして、
「まだまだ、日本は勝ち目がない」
その理由として、
「日本の選手は、
ものすごく“ヘビー”に見える(重く見える)んだ」
なんでも、海外のすごい選手ほど、
“浮いて見える”というのです。

「床からわき上がっているようで、
日本の選手と“移動量”が全然違う」
特に、
クィック・ステップとウインナ・ワルツに、
ソノ差が出るようで
「滑らかで “軽い”スピードもすごい。
ホントウに“風”が起こるんだよ」

観戦が楽しみになりました。

ミニ・アドバイスをいただきました。
「コッチの競技会は、気分が乗るよ。
思い切り楽しめば良い。
大切なことは、タフでいること。
気持ちから“萎縮”しないことだな。
周りがみんな上手だから、その波にうまく乗っかれば、
実力以上のダンスができることだってあるんだから・・・」



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