2010.04.18 (第1181話)新天地へ・未知なるパソドブレへの道LⅩⅩⅩⅧ~恥骨結合のお話~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第24話へ
ダンサーが知っておくべき
ザ・関節
骨盤に関する関節のなかでも、あまり知られていないけど、
ダンサー的には大切よ・・・ってなコレを紹介しよう。
恥骨結合(ちこつけつごう)だ。
まずは、恥骨ってどこにあるか知っているかな?
って、触れることができる、骨なんだよね。
おへそから、まっすぐ下に向かって、お腹を触って行くと、
股の上あたりで、固いものに触れない?
それが、恥骨だ。
恥骨は、骨盤の一部。
骨盤は、恥骨のところで、
まんなかから、左右に分かれているんだ。
(骨盤が輪になっていて、
輪の一部が切れた状態だと想像しよう)
その左右の分かれ目部分を恥骨結合というんだよ。
ただし、触れてみて分かるように、
実際には、分かれていない、つながっているね。
恥骨結合は軟骨でできているんだよ。
んじゃ次、恥骨結合をダンスにお役立ち観点から見てみよう。
まずは、(恥骨結合の)アル場所が、
カラダの正中線上だってこと。
ということは、
恥骨結合から右が右、左が左と分かれている・・・
そして、ココからが大事な点だけど
左右それぞれが、
左右の肩甲骨とリンクしているんだ。
つまり
恥骨結合から右と、肩甲骨の左
恥骨結合から左と、肩甲骨の右
が、つながって動く仕掛けとなっているんだよ。
コレは、
ずいぶん以前に紹介したことだけれど、覚えているかな?
(第152話参照)
ソコでは、
「恥骨は一つだがその左右という意味・・・」
と、簡略版で書いているが、
実は、軟骨でできた“関節”の存在があったということだ。
また、
第332話をチラ見していただきたいのですが、
恥骨と大腿骨にくっついている
“ダンサーにとって大事な筋肉”のお話が乗っているんだな。
その名も、内転筋(ないてんきん)
内モモを締める筋肉だ。
「なんか、足下がだらしなく感じるのよね」
「カラダが、どーも、ばらけてしまう」
また、
「腰が反ってしまうのよ」
「(インナーマッスルを、それ用に使っていないのに)
骨盤が前傾し過ぎなんです」
って方は、
片手を恥骨結合辺り(骨盤の前)
もう一方の手で仙骨(骨盤の後ろ)を持って、
少々、骨盤を前に引き上げるようにしてみて。
つまり、
恥骨結合辺りを、やや上方前に押出すわけ。
すると、
「あぁ、骨盤がいいあんばいになった」
「内モモが締まった感じ!」
コレ、即効できる
“骨盤位置安定プチ・エクササイズ”
なんで、お試しアレ。
続く第1182話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.275 ~ロンドンインターに出場なんて・・・~
ワタシは現役時代、一度だけ、海外での競技会を体験しています。
2度目のロンドン留学は、
その競技会が行われる時期に合わせました。
その競技会とは、
有名なブラックプールでのソレではなく、
ロンドンインターと呼ばれるものです。
会場は、ロイヤルアルバートホール
楕円形のドーム型で、客席はすり鉢状になっています。
豪華絢爛な仕様。
かなりの歴史のある会場のようです。
渡英前に師匠から、
「どっちで出る?」
と尋ねられました。
スタンダードかラテンか、という意味です。
即答できませんでした。
当時、スタンダードもラテンもすでにA級になっては、いました。
ラテンは西部日本のファイナリスト・・・
普通なら、ラテンを選ぶことになるのでしょうが、
ワタシは、まったく自信がありませんでした。
種目がどうのという問題ではなく、
海外での競技会に出場する資格など、まだ、ない
と、感じていたからです。
その思いを師匠に告げると一笑されました。
「資格なんていらん。
誰でもエントリーさえすれば、出れる※もんや」
(※当時はそのようでした)
そして、
「(海外の大会を)体験してみ。全然違うぞ」
どう違うのかを、次のように説明したのです。
「競技会を楽しめる。
会場や、観客や、周りが、乗せてくれるんや」
お城のような会場、
生バンド、
美しく着飾った、紳士・淑女の観客たち、
豪華な世界の審査員面々・・
どれもコレが、
日本の競技会は、格段の差、だそう。
ワタシのココロは少し動きます。
横から、師匠夫人も言い出しました。
「せっかくやから、
ドレスもロンドンで新調して、ソレで出たらええやん」
ドレス?
ソレは、ちょっとうれしいかも。
ドレスの都合もあり、
種目はラテンに決定、となったのですが・・・。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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ダンサーが知っておくべき
ザ・関節
骨盤に関する関節のなかでも、あまり知られていないけど、
ダンサー的には大切よ・・・ってなコレを紹介しよう。
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まずは、恥骨ってどこにあるか知っているかな?
って、触れることができる、骨なんだよね。
おへそから、まっすぐ下に向かって、お腹を触って行くと、
股の上あたりで、固いものに触れない?
それが、恥骨だ。
恥骨は、骨盤の一部。
骨盤は、恥骨のところで、
まんなかから、左右に分かれているんだ。
(骨盤が輪になっていて、
輪の一部が切れた状態だと想像しよう)
その左右の分かれ目部分を恥骨結合というんだよ。
ただし、触れてみて分かるように、
実際には、分かれていない、つながっているね。
恥骨結合は軟骨でできているんだよ。
んじゃ次、恥骨結合をダンスにお役立ち観点から見てみよう。
まずは、(恥骨結合の)アル場所が、
カラダの正中線上だってこと。
ということは、
恥骨結合から右が右、左が左と分かれている・・・
そして、ココからが大事な点だけど
左右それぞれが、
左右の肩甲骨とリンクしているんだ。
つまり
恥骨結合から右と、肩甲骨の左
恥骨結合から左と、肩甲骨の右
が、つながって動く仕掛けとなっているんだよ。
コレは、
ずいぶん以前に紹介したことだけれど、覚えているかな?
(第152話参照)
ソコでは、
「恥骨は一つだがその左右という意味・・・」
と、簡略版で書いているが、
実は、軟骨でできた“関節”の存在があったということだ。
また、
第332話をチラ見していただきたいのですが、
恥骨と大腿骨にくっついている
“ダンサーにとって大事な筋肉”のお話が乗っているんだな。
その名も、内転筋(ないてんきん)
内モモを締める筋肉だ。
「なんか、足下がだらしなく感じるのよね」
「カラダが、どーも、ばらけてしまう」
また、
「腰が反ってしまうのよ」
「(インナーマッスルを、それ用に使っていないのに)
骨盤が前傾し過ぎなんです」
って方は、
片手を恥骨結合辺り(骨盤の前)
もう一方の手で仙骨(骨盤の後ろ)を持って、
少々、骨盤を前に引き上げるようにしてみて。
つまり、
恥骨結合辺りを、やや上方前に押出すわけ。
すると、
「あぁ、骨盤がいいあんばいになった」
「内モモが締まった感じ!」
コレ、即効できる
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なんで、お試しアレ。
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vol.275 ~ロンドンインターに出場なんて・・・~
ワタシは現役時代、一度だけ、海外での競技会を体験しています。
2度目のロンドン留学は、
その競技会が行われる時期に合わせました。
その競技会とは、
有名なブラックプールでのソレではなく、
ロンドンインターと呼ばれるものです。
会場は、ロイヤルアルバートホール
楕円形のドーム型で、客席はすり鉢状になっています。
豪華絢爛な仕様。
かなりの歴史のある会場のようです。
渡英前に師匠から、
「どっちで出る?」
と尋ねられました。
スタンダードかラテンか、という意味です。
即答できませんでした。
当時、スタンダードもラテンもすでにA級になっては、いました。
ラテンは西部日本のファイナリスト・・・
普通なら、ラテンを選ぶことになるのでしょうが、
ワタシは、まったく自信がありませんでした。
種目がどうのという問題ではなく、
海外での競技会に出場する資格など、まだ、ない
と、感じていたからです。
その思いを師匠に告げると一笑されました。
「資格なんていらん。
誰でもエントリーさえすれば、出れる※もんや」
(※当時はそのようでした)
そして、
「(海外の大会を)体験してみ。全然違うぞ」
どう違うのかを、次のように説明したのです。
「競技会を楽しめる。
会場や、観客や、周りが、乗せてくれるんや」
お城のような会場、
生バンド、
美しく着飾った、紳士・淑女の観客たち、
豪華な世界の審査員面々・・
どれもコレが、
日本の競技会は、格段の差、だそう。
ワタシのココロは少し動きます。
横から、師匠夫人も言い出しました。
「せっかくやから、
ドレスもロンドンで新調して、ソレで出たらええやん」
ドレス?
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