2010.04.13 (第1176話)新天地へ・未知なるパソドブレへの道LⅩⅩⅩⅢ~関節の勉強の始まり!~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第23話へ
骨と骨のつなぎ目、“関節”
そういや、
「関節を柔らかく使いなさい!」
なぁんて、
ダンスでヨーク言われることよねぇ。
関節ってダンサー諸君にとって、メッチャ大事・・・
だもんで、
コレを機会にチョイ、お勉強しましょうか。
タイトルは、
ダンサーが知っておくべき
ザ・関節
では改めまして、関節ってなぁに?
関節とは、
骨と骨
骨と軟骨
骨と歯(こんなのも、アルんだよ)
の間にアル、接点だ。
関節は、
骨と骨をつないで、
運動をスムーズにおこなう役割
を務めているんだ。
それに、アル一定の可動域を設けることで、
運動の方向や範囲に制限を加え、
筋肉や他の組織の損傷を防いでいるよ。
だもんで、
“関節は柔らかい方が良い”
っていっても、
構造上の限界を知らないと、危険ってもん。
弾力のあるスジ=靱帯(じんたい)に包まれているから、
丈夫ではあるけれど、
ダンスにおける“関節ワザ”は決して無理のないようにね。
また、関節と言っても、
中にはほとんど動かない関節=不動関節もあるんだよ。
(頭蓋の“縫い目”なんかがソウ)
大きく自由な動きをする関節もあれば
(顎・肩・股、手首、指・膝、肘)
やや小さな動きをする関節もある。
(背骨・肋骨)・・
つまり、
関節の可動域はそれぞれ異なるんだ。
みんなが良く知っている関節には、
どんなものがあるかなぁ?
例えば、
肩関節
ダンサー諸君、お世話になってまーす!な関節よね。
関節面のカタチが球状だから、クルクルよく動く。
股関節
これもダンサーにとって、大事な関節ね。
肩関節と同じような関節面なため、よく動く。
ただし、
肩関節に比べると、動きはやや制限を受ける、
言い換えれば、
安定した構造になっているってこと。
(何たって、重いカラダが上に乗っかっているからね)
膝関節
人体最大の関節だ。
お世話になってマスってより、
酷使してます・・・ってダンサーが多いかもね。
ヒザの関節については、
第799話にもとりあげたんでご参照を。
肘関節
ヒジの関節だ。
ダンスでは、どんなときに使うのかな?
ホールド
アームアクション・・
色々お世話になっているね。
さて、ダンスを踊る際にメチャンコ大事で、
認識しておくべき関節は他にもあるんだけど、分かるかなぁ?
後頭環椎軸椎関節(こうとう・かんつい・じくつい・かんせつ)
(第159・580話参照)
胸鎖関節(きょうさかんせつ)
(第163・692話参照)
仙腸関節(せんちょうかんせつ)
(第197話参照)
少なくとも、この3つはすごく重要だよ。
それから、
今回初登場の
腰仙関節(ようせんかんせつ)
恥骨結合(ちこつけつごう)
どちらも骨盤にアル関節だ。
肋椎関節(ろくついかんせつ)
肋骨と背骨の間にアルよ。
椎間関節(ついかんかんせつ)
脊椎にアル関節だ。
以上 上記モロモロ関節の中で、
再度、お勉強するべきところを、今回取り上げるね。
あと、
知っておいて欲しいのは、
関節は、
知覚神経細胞を含んでいるということだ。
ってことは、
想像以上に“お利口さん”!?
さぁさぁ、次回より
その辺り、ゆっくりみていきましょ。
え?
“パソドブレ”シリーズから、
ドンドン、外れていっていないかって!?
ごめんなさい!
“旅”に出るのはいつものことよ。
また、帰ってくるからねぇ。
でも、遠くに行ってしまわないうちに、
チョイまとめておこう。
パソドブレは“正しいトランス状態”で踊ることで、
“パソ”らしくなる
(第1174話参照)
正しいトランス状態はコミュニケーションから生まれる
→カラダ各パーツのコミュニケーション
→どのパーツを見るか?
→骨→骨と骨のつなぎ目→関節
それに、関節のお話って、
“ダンス全般に関わる大事なテーマ”だしね・・・
乞うご期待!
続く第1177話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.270 ~遠心力と求心力~
「グラビティ=重力」など、
自然の摂理を味方につけて踊ることを最初に知ったのも、
G氏のレッスンを通してでした。
とはいえ、
習っている内容が、ソコまで深いことであるとは、
当時、知る由もなく、
ただ、目の前に置かれた“課題”にひたすら取り組むのみ、でしたが。
課題は、
スロー・フォックストロットのレッスン中に出されたものでした。
「左サイドを前に出すときは、右を引くようにしなさい」
フェザーステップのときだったと思います。
引くとは、ナニを引くのだろうか?
そう思っていると、
次に、こんな言葉が飛んできました。
「“遠心力”の前に“求心力”の方が大切だからね」
正直、意味は分かりませんでした。
が、
とても大切なことを、教えようとしているんだということは、
感じ取ることができました。
ワタシは思いました。
カッコいいな。
チャンピオンにまでなる人って、ソウいうことを知っているんだな。
自分は、遠心力とか求心力とか、
そんなこと、考えたこともなかったものな・・・
ふと、
「遠心力みたいな感覚って、時々味わっていたな」
そう、気がつきました。
回転動作のときです。
男性のホールドに圧をかけている、ソレは不快な感覚でした。
飛び散るようで、しがみつきたくなる・・・もう、大変。
しがみつかれる“その人”の方がずっと大変だったとは思いますが。
G氏のアドバイスに従い、
引く方のサイドに焦点を当てながら踊ってみました。
と、“その人”は、うなるように言いました。
「踊りやすい」
ワタシは驚きです。
なぜなら、
「そんなたいしたことはやっていない」
ようにも思ったからです。
その辺りからでしょうか、
ダンステクニックそのものではなく、
少し離れた分野から学ぶような“知識”を知ることに、
好奇心を持ち始めたのは。
ソウいえば、こんな知識も・・・
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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骨と骨のつなぎ目、“関節”
そういや、
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関節ってダンサー諸君にとって、メッチャ大事・・・
だもんで、
コレを機会にチョイ、お勉強しましょうか。
タイトルは、
ダンサーが知っておくべき
ザ・関節
では改めまして、関節ってなぁに?
関節とは、
骨と骨
骨と軟骨
骨と歯(こんなのも、アルんだよ)
の間にアル、接点だ。
関節は、
骨と骨をつないで、
運動をスムーズにおこなう役割
を務めているんだ。
それに、アル一定の可動域を設けることで、
運動の方向や範囲に制限を加え、
筋肉や他の組織の損傷を防いでいるよ。
だもんで、
“関節は柔らかい方が良い”
っていっても、
構造上の限界を知らないと、危険ってもん。
弾力のあるスジ=靱帯(じんたい)に包まれているから、
丈夫ではあるけれど、
ダンスにおける“関節ワザ”は決して無理のないようにね。
また、関節と言っても、
中にはほとんど動かない関節=不動関節もあるんだよ。
(頭蓋の“縫い目”なんかがソウ)
大きく自由な動きをする関節もあれば
(顎・肩・股、手首、指・膝、肘)
やや小さな動きをする関節もある。
(背骨・肋骨)・・
つまり、
関節の可動域はそれぞれ異なるんだ。
みんなが良く知っている関節には、
どんなものがあるかなぁ?
例えば、
肩関節
ダンサー諸君、お世話になってまーす!な関節よね。
関節面のカタチが球状だから、クルクルよく動く。
股関節
これもダンサーにとって、大事な関節ね。
肩関節と同じような関節面なため、よく動く。
ただし、
肩関節に比べると、動きはやや制限を受ける、
言い換えれば、
安定した構造になっているってこと。
(何たって、重いカラダが上に乗っかっているからね)
膝関節
人体最大の関節だ。
お世話になってマスってより、
酷使してます・・・ってダンサーが多いかもね。
ヒザの関節については、
第799話にもとりあげたんでご参照を。
肘関節
ヒジの関節だ。
ダンスでは、どんなときに使うのかな?
ホールド
アームアクション・・
色々お世話になっているね。
さて、ダンスを踊る際にメチャンコ大事で、
認識しておくべき関節は他にもあるんだけど、分かるかなぁ?
後頭環椎軸椎関節(こうとう・かんつい・じくつい・かんせつ)
(第159・580話参照)
胸鎖関節(きょうさかんせつ)
(第163・692話参照)
仙腸関節(せんちょうかんせつ)
(第197話参照)
少なくとも、この3つはすごく重要だよ。
それから、
今回初登場の
腰仙関節(ようせんかんせつ)
恥骨結合(ちこつけつごう)
どちらも骨盤にアル関節だ。
肋椎関節(ろくついかんせつ)
肋骨と背骨の間にアルよ。
椎間関節(ついかんかんせつ)
脊椎にアル関節だ。
以上 上記モロモロ関節の中で、
再度、お勉強するべきところを、今回取り上げるね。
あと、
知っておいて欲しいのは、
関節は、
知覚神経細胞を含んでいるということだ。
ってことは、
想像以上に“お利口さん”!?
さぁさぁ、次回より
その辺り、ゆっくりみていきましょ。
え?
“パソドブレ”シリーズから、
ドンドン、外れていっていないかって!?
ごめんなさい!
“旅”に出るのはいつものことよ。
また、帰ってくるからねぇ。
でも、遠くに行ってしまわないうちに、
チョイまとめておこう。
パソドブレは“正しいトランス状態”で踊ることで、
“パソ”らしくなる
(第1174話参照)
正しいトランス状態はコミュニケーションから生まれる
→カラダ各パーツのコミュニケーション
→どのパーツを見るか?
→骨→骨と骨のつなぎ目→関節
それに、関節のお話って、
“ダンス全般に関わる大事なテーマ”だしね・・・
乞うご期待!
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Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.270 ~遠心力と求心力~
「グラビティ=重力」など、
自然の摂理を味方につけて踊ることを最初に知ったのも、
G氏のレッスンを通してでした。
とはいえ、
習っている内容が、ソコまで深いことであるとは、
当時、知る由もなく、
ただ、目の前に置かれた“課題”にひたすら取り組むのみ、でしたが。
課題は、
スロー・フォックストロットのレッスン中に出されたものでした。
「左サイドを前に出すときは、右を引くようにしなさい」
フェザーステップのときだったと思います。
引くとは、ナニを引くのだろうか?
そう思っていると、
次に、こんな言葉が飛んできました。
「“遠心力”の前に“求心力”の方が大切だからね」
正直、意味は分かりませんでした。
が、
とても大切なことを、教えようとしているんだということは、
感じ取ることができました。
ワタシは思いました。
カッコいいな。
チャンピオンにまでなる人って、ソウいうことを知っているんだな。
自分は、遠心力とか求心力とか、
そんなこと、考えたこともなかったものな・・・
ふと、
「遠心力みたいな感覚って、時々味わっていたな」
そう、気がつきました。
回転動作のときです。
男性のホールドに圧をかけている、ソレは不快な感覚でした。
飛び散るようで、しがみつきたくなる・・・もう、大変。
しがみつかれる“その人”の方がずっと大変だったとは思いますが。
G氏のアドバイスに従い、
引く方のサイドに焦点を当てながら踊ってみました。
と、“その人”は、うなるように言いました。
「踊りやすい」
ワタシは驚きです。
なぜなら、
「そんなたいしたことはやっていない」
ようにも思ったからです。
その辺りからでしょうか、
ダンステクニックそのものではなく、
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好奇心を持ち始めたのは。
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