2010.04.11 (第1174話)新天地へ・未知なるパソドブレへの道LⅩⅩⅩⅠ~パソドブレとトランス状態~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
社交ダンスを始めるということ 第22話へ
さて、
トランス状態に話を戻そう。
ん?
ジュンコ先生から、
お話があるようなんで、まずはソレから聞いてみよう。
ジュンコ先生
「“カラダの各パーツを増やす、アプローチ”に入る前に
(第1172話参照)
シリーズ中の
パソドブレとトランス状態について、
話しておきたいの」
「基本的にラテン種目は、スタンダード種目より、
正しいトランス状態を上手く創りだせるように、
訓練を積んだ方が良いと思うの。
特に、パソドブレが、そう。
素(す)のまま、
つまり、5つのつながりなど全くないままに、
“これぞパソドブレだぁ~っ”って、
感じを出して踊ると、
ヘンテコリンになっちゃうから要注意ね」
Q
「それ、わかります。
アマチュアさんの競技会なんかを見ていてもそう思います。
力んでも変だし、
かといって、
ただ静かに踊っても、パソドブレに見えない」
ジュンコ先生
「本当の意味での
音楽とのつながり、
相手とのつながり、
床とのつながり、
カラダのパーツパーツのつながり、
想いと動きのつながり、
が、できていないと、
何のこっちゃ?みたいな踊りになってしまうのね」
Q
「それも、わかります。
以前、メダルテストで踊ったことがあるんですけど、
ナニをやっていいやら、
もっとも分かりにくい種目でした。
格好になりにくい。
基本はシンプルなだけに、余計に、難しかったです」
ジュンコ先生
「でも、正しいトランス状態を創りだすことができれば、
“すべてまとまる”種目でもあるわ」
Q
「まとまるって、ナニがですか?」
ジュンコ先生
「“5つのつながり”よ。
5つが、バラバラではなく、上手くまとまるの。
つまり、
5つのつながりがあるから、
正しいトランス状態に入れるワケだけれど、
反対に、
正しいトランス状態に入れば、
音楽が聴こえ、
相手をよく感じ、
しっかり立てるようになり、
カラダのパーツパーツは最適なつながりをし、
思うようにカラダが動くってわけ。
パソドブレは、
“力強さの中にアル、
静けさを表現する種目”という観点に立てば、
トランス状態を生みやすい側面も持っている。
だから、
5つのつながりがホントウにできているかどうか
分かりやすい種目であるし、
それだけに“5つのつながりとは?”という、
勉強もしやすいのよ」
Q
「そういや、パソドブレって、
一番、非日常的な感じですものね。
“真剣さ”を表現できる、唯一の種目かも。
ハッキリとした、メッセージ性がアル・・・
でも、ソウいう意味では、
ルンバにも通じるものがありますよね。
ルンバもメッセージ性が強い種目のように思うんですが」
ジュンコ先生
「そうね。
ルンバという種目も実は、
5つのつながりなど全くないままに
“これぞルンバだぁ~っ”って感じを出して踊ると、
ヘンになっちゃうのよね」
Q
「あ~分かります。
難しいですよね、意外に、ルンバって。
何しろ、
メッセージが男女の愛でしょ!?
ソウいえば、私
夏にルンバでデモを踊るんです。
ウソっぽい表現はやりたくない。
マジメェに踊ってもつまらない。
かといって、イケイケで踊るのも、はしたない(笑)
コレを機会に、
正しいトランス状態の勉強、
本格的にしなきゃ・・・」
コレにてようやく対談終了。
続く第1175話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.268 ~相手のカラダと組む前に・・・~
ホールドに関する、大きなヒント
ソレは、
「相手とちゃんと組めると(ホールドに)腕は、特に必要ない」
ということでした。
必要ない、と思うことで、
腕は無駄な力みを生まないですむ。
そうなって、初めて、
腕本来の役割を果たせる様になるのではないか?
そんなひらめきがあったのです。
大切なのは、
“相手とちゃんと組む”という意味、
その感覚なのかもしれない・・
そして、その感覚たるや、
今まで自分が目指していたものとはずいぶん違うのではないか?
と感じたのです。
ワタシは、それまで、相手と組む時、
いの一番に
“相手”を目指していた・・・
“その人”のカラダ、肉体を目指し、ソコに触れたことで、
「組めた」
と、安心していたようなのです。
しかし、その安心さえも、
10回に1度、
いえ、
100回に1度
あるかないか?
のような、はかないものであり、
実際は、中途半端“シャドウ・ダンス”しか、
できてはいませんでした。
また、
「相手のカラダと組めた」
奇跡のような1回に巡りあえたとしても、
スタートからしばらくすると、
相手のカラダを追いかけることで、必死になって・・・
ところが、
座り立ち姿勢という、新鮮な感覚は、
ワタシに、
「相手のカラダと直接的に組む前に、果たすべき“段階”がアル」
ことを、教えてくれたのです。
ソレは・・・
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さて、
トランス状態に話を戻そう。
ん?
ジュンコ先生から、
お話があるようなんで、まずはソレから聞いてみよう。
ジュンコ先生
「“カラダの各パーツを増やす、アプローチ”に入る前に
(第1172話参照)
シリーズ中の
パソドブレとトランス状態について、
話しておきたいの」
「基本的にラテン種目は、スタンダード種目より、
正しいトランス状態を上手く創りだせるように、
訓練を積んだ方が良いと思うの。
特に、パソドブレが、そう。
素(す)のまま、
つまり、5つのつながりなど全くないままに、
“これぞパソドブレだぁ~っ”って、
感じを出して踊ると、
ヘンテコリンになっちゃうから要注意ね」
Q
「それ、わかります。
アマチュアさんの競技会なんかを見ていてもそう思います。
力んでも変だし、
かといって、
ただ静かに踊っても、パソドブレに見えない」
ジュンコ先生
「本当の意味での
音楽とのつながり、
相手とのつながり、
床とのつながり、
カラダのパーツパーツのつながり、
想いと動きのつながり、
が、できていないと、
何のこっちゃ?みたいな踊りになってしまうのね」
Q
「それも、わかります。
以前、メダルテストで踊ったことがあるんですけど、
ナニをやっていいやら、
もっとも分かりにくい種目でした。
格好になりにくい。
基本はシンプルなだけに、余計に、難しかったです」
ジュンコ先生
「でも、正しいトランス状態を創りだすことができれば、
“すべてまとまる”種目でもあるわ」
Q
「まとまるって、ナニがですか?」
ジュンコ先生
「“5つのつながり”よ。
5つが、バラバラではなく、上手くまとまるの。
つまり、
5つのつながりがあるから、
正しいトランス状態に入れるワケだけれど、
反対に、
正しいトランス状態に入れば、
音楽が聴こえ、
相手をよく感じ、
しっかり立てるようになり、
カラダのパーツパーツは最適なつながりをし、
思うようにカラダが動くってわけ。
パソドブレは、
“力強さの中にアル、
静けさを表現する種目”という観点に立てば、
トランス状態を生みやすい側面も持っている。
だから、
5つのつながりがホントウにできているかどうか
分かりやすい種目であるし、
それだけに“5つのつながりとは?”という、
勉強もしやすいのよ」
Q
「そういや、パソドブレって、
一番、非日常的な感じですものね。
“真剣さ”を表現できる、唯一の種目かも。
ハッキリとした、メッセージ性がアル・・・
でも、ソウいう意味では、
ルンバにも通じるものがありますよね。
ルンバもメッセージ性が強い種目のように思うんですが」
ジュンコ先生
「そうね。
ルンバという種目も実は、
5つのつながりなど全くないままに
“これぞルンバだぁ~っ”って感じを出して踊ると、
ヘンになっちゃうのよね」
Q
「あ~分かります。
難しいですよね、意外に、ルンバって。
何しろ、
メッセージが男女の愛でしょ!?
ソウいえば、私
夏にルンバでデモを踊るんです。
ウソっぽい表現はやりたくない。
マジメェに踊ってもつまらない。
かといって、イケイケで踊るのも、はしたない(笑)
コレを機会に、
正しいトランス状態の勉強、
本格的にしなきゃ・・・」
コレにてようやく対談終了。
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(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.268 ~相手のカラダと組む前に・・・~
ホールドに関する、大きなヒント
ソレは、
「相手とちゃんと組めると(ホールドに)腕は、特に必要ない」
ということでした。
必要ない、と思うことで、
腕は無駄な力みを生まないですむ。
そうなって、初めて、
腕本来の役割を果たせる様になるのではないか?
そんなひらめきがあったのです。
大切なのは、
“相手とちゃんと組む”という意味、
その感覚なのかもしれない・・
そして、その感覚たるや、
今まで自分が目指していたものとはずいぶん違うのではないか?
と感じたのです。
ワタシは、それまで、相手と組む時、
いの一番に
“相手”を目指していた・・・
“その人”のカラダ、肉体を目指し、ソコに触れたことで、
「組めた」
と、安心していたようなのです。
しかし、その安心さえも、
10回に1度、
いえ、
100回に1度
あるかないか?
のような、はかないものであり、
実際は、中途半端“シャドウ・ダンス”しか、
できてはいませんでした。
また、
「相手のカラダと組めた」
奇跡のような1回に巡りあえたとしても、
スタートからしばらくすると、
相手のカラダを追いかけることで、必死になって・・・
ところが、
座り立ち姿勢という、新鮮な感覚は、
ワタシに、
「相手のカラダと直接的に組む前に、果たすべき“段階”がアル」
ことを、教えてくれたのです。
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