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社交ダンスを始めるということ 更新しました


第5回 社交ダンスが上手くなるということ

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まずトランス状態の

トランスって、何?でしょうねぇ。

辞書を引いてみると・・・
恍惚(こうこつ)とか
忘我(ぼうが)
催眠(さいみん)とかいう言葉がズラリ。

物事に意識を奪われてうっとりする
意識を失う
我を忘れる・・

ジュンコ先生、
「トランス状態が、最高のパフォーマンスを生むキーになる」
みたいなこと言っているけど、
トランスの意味を解釈しただけの段階だと、
ホンマに大丈夫かな?って思っちゃう。
ドラッグ(麻薬)やってる人(!?)と間違えられたら、困るもの。

で、今度は、

トランス状態を調べてみるよ。

すると、
ムム、大脳生理学的解釈? 
チョイ難しくなるがあげておこう。
「視聴覚器官を通して脳内神経が刺激され、
脳内麻薬物質(エンドルフィン)が作用し、
ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を多量に放出された状態」


ドーパミンって知っているかな?
人が爽快感や感動を覚えた時に、
脳内で放出されるってモノなんだ。
(放出されると)

人は、快楽を感じ、やる気も出てくる。

スポーツや音楽などに強く感動した時に、
ドーパミンが放出されることが実証されているよ。
ってことは・・・
そう!
ダンスを踊っているときに、

フワァ~っと放出も、十分アリな話だろうね。

それに、そのフワァ~のおかげで、例えば
音楽を聴いて感動→ドーパミン放出・踊りたくなる→
踊る→心地よく、楽しい→ドーパミン、またまた放出→
良いパフォーマンスができる→ドーパミン、またまた放出→
ますます楽しくなるなんて、
素晴らしい循環を作り出せそうだね。

「人間のあらゆる行動は、
この“快感物質=ドーパミン”の放出を求めて起こる
と言っても決して過言ではない」

と豪語する学者サンもいるくらいだから、
「ダンス大好き!
なぜかは、よくわからないけど、やめられないの、
コレだけは」

というような愛好家がいても、全然おかしくない訳で・・・

おっと、話がそれてしまう、元に戻しまして
トランス状態=ドーパミン大量放出状態

また、他にこういう解釈もあるよ。

トランス状態とは、

などを通して刺激を受け、
日常的に働いている自意識自己防衛、すなわち理性が、
沈静化(静まり)し、
本能が突出した(勢いよく現れる)状態」
コレって、
いわゆる(良い意味で)“たがが外れた状態”
大阪弁で言うなら(良い意味で) “アホになった状態”かな。
まぁ、イヤ、

“ココロもカラダも解放された

メッチャリラックス状態”
だ。


と、こんな声が聞こえて来たぞ。
「(トランス状態とは?)の説明を聞くだけで、
いやぁ、ぼくには、無理!と思ってしまいました。
どうしても“たが”を外せないのです。
コレ、性格なんで・・・。
人からは、
『競技選手なのに、そんな生真面目過ぎるダンス、あかんよ~』
と言われますし、
自分でも、このままではダメ、
変わらないと、と思ってはいるのですが」


「ワタシも、ラテン種目が難しいです。
もっと思いっきり、気持ち良く、踊りたいんですけど、
どうしても冷めてしまって・・・楽しめないのです。
恥ずかしいのかもしれません」


そんな、人でも、

正しいトランス状態に、入って行けるものなのかしら?


ジュンコ先生は言う。
「でもね、
トランス状態にも、様々なレベルがアルのよ。
まずは、浅いトランス状態を理解しつつ、
入って行けば、扉は開いてくるものよ」

その辺り、次回からの

「正しいトランス状態の扉を開けよう」

でお話していくよ。


       続く第1165話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.258 ~突然、デモが終わった!?~ 

当時、大阪のミナミに有名なダンスホールがありました。
「メトロ」
大きな競技会やダンスイベントが、たびたび開催されていました。
G氏夫妻のデモンストレーションを目にしたのも、
ソコ、メトロでのことです。

ワタシは、師匠と一緒に2階のボックス席から見ていました。

それにしても、非常に広いホールです。
体育館のような巨大なすり鉢状の空間。
仕様は、レトロであり、ゴージャス。
頭上には、超特大のシャンデリアが燦然と輝いています。
ダンスフロアをはさんだその向かい側には、
ビッグバンドが陣取るに十分な、
立派なステージまでが設けられています。

今日のデモも、生バンド演奏です。
師匠の言う
「完璧なダンスを踊る、偉大なチャンピオン」
の踊りをこの目で見る・・・ワタシの胸は高まっていました。
「どんなダンスなんだろう?」

と、
ファンファーレが鳴り響き、デモンストレーションの始まりを告げます。
そのまま、音楽は一曲目の、ウインナ・ワルツへ。
あ、ステージの中央から、カップル登場です。
大拍手。

シンプルなブルーのドレスの裾が、もう踊り始めています。
巨大なフロアーに咲いた一輪の花。
ナチュラルターンをしながら、フロアーの外周を回っています。
2階からだと、遠いなぁ。
表情がよく見えないなぁ。
と、身を乗り出した、そのとき・・・
あれ、
ダンスが突然、止まった!?

音楽は、まだ鳴り続けています。
どうしたのでしょう。
ひょっとして、“演出”?
いえ、ウインナ・ワルツらしからぬ緊迫したムードが、
そうではないことを伝えてくれます。
では、
ドレス、靴、その他、何かにアクシデントが発生したのでしょうか。

観客はどよめき始めてします。

師匠も、
「なんや!?」
少し心配そうです。
が、ココからは何も分かりません。

G氏と婦人は顔を見合わせ、何やら言っているようです。
そして、
踊りを再開。
やはり、アクシデントがあったようですが、大丈夫のようです。

ところがしばらくすると、またストップ。

そして今度は、そのまま、
フロアーから下りてしまったのです。

一体、何が?



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