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社交ダンスを始めるということ 第14話へ




「ごっついエエ。(ものすごく良い)
音楽そのもののダンスや」

と、我がお師匠サンが絶賛していた、とあるカップル。
伝説的なチャンピオン・ダンサーだったという彼らは、
当時、コーチャーとして活躍中だったんだ。
競技はとうに引退していたが、
デモンストレーションは、続けていた。
上記、師匠・絶賛は、
彼らの、

ラテン5種目の

デモンストレーションについて
の評なんだ。

さて、ココからが興味深いお話
お師匠サンの評はこう続く・・・
「現役引退したら、
こういう“デモ”を誰もが踊りたくなる」


競技現役の頃には、
決してできないであろう“熟したダンス”

まさに匠の技だそう。

師匠も密かにマネしようと試みたらしいのだが、
「アカン、アレは誰にも、
マネでけへん。(マネできない)
見てたら、簡単そうやのに」


5種目ほとんどすべてがベーシック構成。
しかも、男性(リーダー)においては、
「ただ、立っているだけ。
それやのに、すごく踊っている。
内面が踊っとるんヤロ(踊っているんだろう)」


ココで言う内面とは、
カラダ&ココロのことだろう。

して、

圧巻は、パソドブレ・デモ

「ごっついエネルギッシュ。
同時に、ものすごく静けさがある。
そら、もう、鳥肌が立つほどの、パワーや」


エネルギッシュ&パワフルなのに
メッチャ静かで、ガヤガヤしない。
ソレこそがホンマモンのパワーなんだろうな。
と、ワタシは感じたんだ。

で、

アペルに入る直前、

もっとも、

すごみのある静けさが訪れる
そうな。

その時
「男性のカラダが、ふたまわりほど、大きく見える」
という。
充満したエネルギーのよる膨張か。
お師匠サンはこんな風に表現した。

「背中がムササビのように膨らんでいくんや。
アーム(腕)に広がりが生まれ、指が長くなり、
そして、ドン!
いぶし銀のような、エエ音のアペルにつながる・・・」


さてさて、
前号の答えがココから導きだれると思うんだけど。
カラダに充満したエネルギーの運用を
上手く行なうためのポイント
の漢字二文字。
もう分かったかなぁ?

答えは、

そう、“呼吸”

“エネルギッシュ&パワフルなのに
メッチャ静かで、ガヤガヤしない“理由も、
充満したエネルギーが、リキミにならず、
全身に上手く伝達され
ふたまわりほどボディが大きく見えたり、
アームアクションが大きくできる理由も、

呼吸のおかげなんだ。

お師匠サン絶賛の“匠のダンス”も
呼吸を非常に上手く利用している・・・と解釈できたのは
ズーッと後のことだけれどね。

コレは、タンゴにおいても一緒だよ。

え?
具体的に、(呼吸を)
どう利用しているか分からないって?

OK、
では次回に、アペルを使って説明しよう。


       続く第1147話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン33

~八方塞がり~ 

“その人”は、田舎で、
「全く動けなくなっていた」
という。

「八方塞がり・・・」
そう言って、昔と同じ様に目尻にしわを作りながら、小さく笑った。

なんとか“脱出”をはかるために、
“整体院”を開業した時期もあったというから驚きだ。
“その人”が開業!?
これはいわば、ダンスのスタジオを持つようなものだ。
それだけは、
「したくない」
ことだったのに。
理由は、
「スタジオ維持のために働くのは本意でない。
また、生徒サンからお金をたくさん取ることも筋ではない」

やはり、整体院は長くは続かなかったそうだ。
老人は多いとはいえ、絶対人数の少ない田舎。
それなのに、まったく宣伝することなく、静かに始めたという。
“その人”らしい。
あまりに人が来ないので、
ビラ配りやポスティングをし、やっと患者さんがやって来た。
施術を受けた人は、皆一様に喜んでくれたという。
「また、必ず来ます」
そう言って、非常に満足げに帰って行く。
コレは、まんざら社交辞令的なものだけではないだろうと思われる。
ソウいえば、整体学院の生徒の時、あまりの早い上達に、
先生から、
「店を任せるからやってみないか?」
卒業を待たずに声がかかったという。
何をやらしても、器用で上手い人ではあった。
ダンスと同じだ。

「ところが・・・」
“その人”は愉快そうに続ける。
「ホントウに、来てくれる人は、誰もいなかった」

「なぜだろう?とホンキで考えたよ。
経験もないし、腕もまだまだ・・。
でも、コレが一番の理由かな、というのを考えついたんだ」

話を聴いていたワタシとY氏は身を乗り出した。
そして、
その理由が分かるや、二人ともズッコけた。

その理由とは、
「本当は(患者さんが)来て欲しくないと、思っていたから。
たぶん、自分で遠ざけていたんだと思う」

やはり、“開業・整体”というやり方は、
“その人”にあっていなかったようです。

「八方塞がりどころか、全部が塞がる」
しかも、自分自身でそうしようとしていると気が付いた時、
思いついたのが、
「大阪に行ってみよう」

コレは、やはり、
「原点に戻ってみよう」
を意味していたようです・・・。



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