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社交ダンスを始めるということ 第11話へ




ハーイ、またまた登場!

霧島エレナでーす。
(誰?って気になったひとは第1049話を見てね)

今日はダンスにとって大切な、
音楽のお勉強をやってみましょうってことで、
トアル、
バイオリニストを尋ねましたぁ。
彼女、ユミちゃんは実は、エレナのお友達。
だから、今回のインタビューは、いつもに増してお気楽ムード。
で、こんな音楽用語について質問しました。

スタッカート Staccato


ユミ

“音を短く切ること”よ。

音楽用語のスタッカートはイタリア語。
どの程度に短く演奏するかは、
『演奏家が適当に決めるのであって、一定の決まりはない』
ものなの。
スタッカートって用語、ダンスでも使うの?」


エレナ
「そうよ。

タンゴを踊るときによく言われるの。

スタッカートに踊れって。
ダンスも音楽同様、
踊り手によって、切り方はみんな違うわ。
ところで
スタッカートの反対を表す用語はあるのかしら?」


ユミ
「ええ、あるわ。

レガート Legato

“音と音の間に切れを感じさせず、

滑らかに続けて演奏する方法”


レガートもイタリア語で「つなぐ」の意味よ。
このレガートをとても大切にしたのが、
カラヤンよ。
超有名指揮者だけど、エレナは知ってる?」


エレナ
「知ってるわよ、アノ男前!でしょ?
指揮って普通は、
お客さんに背を向けてするものだから、
指揮をしてる顔って見えないでしょ?
でも、カラヤンが見たい!というお客さんのために、
指揮者の顔を見せる席をつくればいいじゃないか、
と、ステージの後ろに席のある斬新なホールを
ベルリンに作ったとか作らないとか・・・」


ユミ
「よく知ってるじゃない(笑)
巨匠カラヤンが演奏をする上において最もこだわったのが、
レガート=なめらかに
ってことだったそうよ。

レガートが音楽の本質だって。

じゃぁ、カラヤンにとっての音楽の本質とは?と、
尋ねられた彼はこう答えたという。

レガートとは、

すべてにおいてギスギスしないこと


・・・カッコいいわね。
でも、切れ目なく演奏するって難しいの」


エレナ
「ダンスと一緒だ!
ワルツやスロー・フォックストロットなんかは、
切れ目なく踊る種目なんだけど、難しいもの。
でも、上級者のダンスだと、
その上、遊びというか“ため”を持ったりして、
すごく自由な発想で踊ってるわ。
演奏でもそうじゃない?」


ユミ
「そういう

“テンポを自由に表現する”ことは、

テンポ・ルバート Tempo Rubatoというのよ。

ルバートもイタリア語で「盗まれた」という意味。
演奏者の感情の起伏に応じて、変化させるの。
ちなみに、よく外国の音楽家たちは、
『盗んだものは、ちゃんと返さなくてはいけないよ』と
お弟子さんたちに教えているわ。
ルバートによって“盗まれた時間”は、
必ずそのメロディ内のうちに、
プラスマイナスがゼロになるようにしなくては、
音楽的につじつまがあわなくなってくるからなの」


エレナ
「わぁ、コレもダンスに通じる話ね。
音楽をためて踊るは良いが、
外れてる!ってなっちゃうと、NGだわ。
我流のルバート君とは、一緒に踊りにくいもん。
ユミちゃんは、
やっぱ、レガート重視?」


ユミ
「そうね。

音はずーっとつながっているものだからね。

まず、ソノ表現が自然に無理なくできないと、
小気味のよいスタッカートや、
粋なルバートは、できない。
楽器はね、
ずーっと音を切れ目なく出し続けることが基本だから」


エレナ
「良いお話、ありがとう」


       続く第1135話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.255 ~できるときとできないときの違い~ 

やはり上手くは行きませんでした。
いえ、踊り始めは、
Y氏のレッスン場での感覚が少しは残っていました。
ところが、練習を重ねるにつれ、
二人の中で違和感が目覚め始めたのです。

コンタクト面が、ものすごく外れてしまうのです。
おまけに、引っ張ろうとすると、腰が引けてしまいます。
コレではいけないと思い、お腹に力を入れると、
今度は力んでしまいます。

「こんな感覚ではなかったはず・・・」
と、Y氏の言葉を思い出しました。

「この“プル&ステイ”のテクニックは、タンゴだけのものではない。
動きの中で“前進か後退か”を伴うときはすべてに通用するよ」
そう言い、
ワルツのスピンターンを使って教えてくれたのです。
回転の部分です。

「最初は、男性がプル。それで回転を生む。
後半は、女性がプル」
これを聞いた時、
「ヘェ、そんな意識を持ったことがない」
と思いました。
一生懸命“男性の向こうへ回り込もう”と思っていたワタシにとって、
非常に斬新なアイデアでした。

実際にやってみると、
ブラッシュのところでキレイに立つことができました。
立体的な心地よいスピンターンができたのです。
その感覚を思い出しながら、
スピンターンを試してみました。
でも、やはりダメ。
“プル&ステイ”などせずに、
普通に踊る方がまだマシのような有様です。

ワタシは思いました。
Y氏の監視下のもとで踊ったときは、夢のように上手く行きました。
あんなに気持ちよくできたのに、アレはいったい何だったの?
できるときとできないときの、違いは一体、何なのでしょう?

ほんの少しのクルイから、うまくいかなくなってしまうのか
それとも??



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