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社交ダンスを始めるということ 第9話へ




チョット中休み エッセイvol.27 

大腰筋強化グッズのご紹介!?

~緊急速報 前編~


パソドブレ・レッスンの記事の途中ですが、
すいませーん、
割り込ませていただきまーす。
どうしても皆様にお伝えしたいことがありましてね。

なんと、

“社交ダンスが上手くなる・グッズ”

のご紹介ですぞ。

まずは、タイトルを見てくださいな。
アイヤァ~

大腰筋強化グッズだって!!??

なになに、それ、ジュンコ先生が作ったの?
残念、違いまーす。
ほら、今、
バンクーバーオリンピック開催中でしょ?
その中のアルペンスキー種目。
滑走する選手をボーッと見ていて、フト思いついたのよ。

手に持っている、スキーのストック

「あ、コレ、アレ(第1118話のグラウンディング・エクササイズ)
をやるのに良いんじゃないの?」
“疑似体軸”用の補助棒として、最適じゃないかと思ったわけ。
(ワタシは浴室乾燥用の物干竿を使っていたんだけど、
ヒデ君談
「なんや、曲がって来てるで」
アイやぁ、ホンマや。皆様も要注意)

早速、ヒデ君にストック購入要請、
ミナミの“スポタカ”で手に入れてもらった“ブツ”を
スタジオで、ミキヒコさんと3人、試してみたんよね。
で、結果・・・

「オ~スゲェええやん!!」

ってのは、ごめんなさい、

真実ではありません。

いえ、スキーのストック購入、試してGOODの話は本当よ。
オリンピックを見て思いついたってのが、実はウソ。
ホンマは、
読者の方からコメントをいただいたんです。
(ありがとうございました)
「スキーのストックを用いると
ヒジョーに具合が宜しいです」
って。
(コメントを)読んだ瞬間に、
あ、ソレは良い!とピンときたけれど
ワタクシ、なんせスキー経験なし。
モチ、ストックに触れた経験もないもんで、
「ハテな、どんな感じがするんだろ!?」
ってことで、
ヒデ君に買って来てもらったという次第。

スタジオに“ようこそ”となったスキーのストックは、
シルバーグレーに、チョイ赤いストライプが入った
「ウルトラマン・フィーリング」(笑)
カタチ、長さなどは、非常に基本的なもん・・・らしい。
セール品で、4500円ナリ。
「最初、もっと安いので良さそうなもんがあったから、
ソレを買おうとレジに持っていたら
『コレは子供用ですよ』って言われた(笑)」
とヒデ君。
長さは、大人用とあんまり変わらないが、
持ち手の部位が違うそうな。

「ストックの先についているキャップは、
外さへん方が良いと思うよ」

と、ヒデ君アドバイス。

そりゃそうだろう、
フロアーに傷がつかないだろうし、ね。
ところが、
フロアー上でトントンついてみると、角度によっては、
「おっと、滑るなぁ」
ってことが分かったんで、
キャップの上からさらに“ヒール・カバー”を付けたんだ。
(ヒールカバーは、カチッとはめる最近のモンではなく、
手で巻いてセロテープで止める、昔ながらのヤツ)
すると、コレがメッチャいい感じ
ストックに色んな角度を付けても、滑らなくなったし、
フロアーとの相性もすこぶる良くなったんだ。

準備完了。
ワタシはヒデ君&ミキヒコさんに言った。
「コレ(ストック)を持つと、どんなこと、したくなる?」
つまり、グラウンディング・エクササイズ以外の
エクササイズ・アイデアを募ったわけ。
すると、
「ホラ、こんなこともできるで」
かわりばんこにストックを手にし、
二人とも子どもの様にはしゃぎながら、
結構、GOODなアイデアが飛び出して・・・。
それから後、数日にわたって、
生徒サンにも使用してもらい、その様子も観察。
当初の期待以上に
「こりゃ、良いわ」
ってことが分かったんで、ワークショップでも紹介、
そして、今回のアップと相成った次第です。

さて、基本的エクササイズは、
(第1118のグラウンディング・エクササイズのほか)
両手に持ったストックを交互に
床にタッチしながらの足の踏み替え。
大腰筋に効く様に、床をストックでしっかり押して、
足をカラダの中で吊り上げるんだ。

詳しくは以下を参考にやってみて。

大腰筋強化エクササイズ

まずは、

踏み替えエクササイズ

ストックをまさに杖(つえ)代わりにして、
吊上げ筋の可動を促すエクササイズ。
前傾バランスを保ったままできるため、
吊り上げ動作が正しくでき、感覚をつかみやすいよ。
また、吊り上げ強度の調節と、
床へのプレッシャーの関係も感じ取りやすいだろう。
(プレッシャーが強いほど、吊り上げ強度も増す)

① ストックを両手で持って、両足を軽く開き、立つ。
両ストックの先を床にタッチ。
自然と前傾になる、よね?

② ①のかっこうのまんま、ストックで床を押して、
「いいアンバイにカラダの中に力が来るぞ」
という場所に、ストックを置き直す。
(ワタシの場合、縦は、足先から30センチほど離れ、
横は、両足を開いた幅より、
やや広めにスタンバイしてちょうど良い)

③ ストックで床を押しながら、足を踏み替える。
例えば、右足体重のとき、
左足がぎゅーっとカラダの中に吊り上がるまで。

④ ③ができるようになったら、
(今のできる範囲で)最高に吊り上がった地点で、
足をブラブラさせながらカラダをしばらく観察してみよう。
ワタシの場合、背骨の奥の揺れ具合、
肩甲骨の揺れ具合などが、観察できる。
色んな感覚を味わってみて。
お、ココが大腰筋の付け根かな?
ナーンて、感じられてくるかも。
左右同じ様に観察しよう。

踏み替えを繰り返していくと慣れて、
グリップを持つ手から無駄な力もとれて来るね。
すると、足下と両手が連動し始めるだろう。
ってことで、

ウォーキング的なエクササイズも可能。

ストックの先端は両方床に付いたまま動かさず、
右足体重で左足が上がった時、
右手のグリップを前に、
左手のグリップは後に、
左足体重で右足が上がった時、
右手のグリップは後に、
左手のグリップは前に傾ける感じで動かす・・・
っていうか、
自然に動かしたくなるかな?
上がっている方の足は、ストックの傾きと連動し、
前に出したくなると思うんだ。
ホラね、歩いているみたいでしょ?
で、実際にストックを付きながら歩いても可。
ただし、一歩一歩吊り上げ筋を可動させてね。

慣れてきたらグリップの傾き角度に変化をつけてみよう。
特に、
前に倒す時、カラダの中心に向かう様にやってみて。
(左右クロスする感じね)
カラダの内側がググッと、
締まった感じになってベリーグッド!
足の方向も、
カラダの中心に向かうようになるのが分かるだろう。


最後に、
ストックを杖(つえ)代わりにしての、

片足振りエクササイズ

ストックの先端は床に付けたまま、
グリップを前後に傾かせながら動かし、
足と手の連動を味わって。
例えば、
右足体重で行なった場合、
右手のグリップは前、
左手のグリップは後への傾きのとき、
左足前に。
右手のグリップは後、
左手のグリップは前への傾きのとき、
左足後ろに。
ヒジや肩甲骨の可動がハッキリ分かるくらいに、
大きいアクションもやってみて。
気持ちいい?ソレは良かった。
立っている方の足が辛い・・・って方は無理せずに、
回数を少なく、強度をゆるめるなど調節してね。

エクササイズの注意点を一つだけ。
グリップを握る手・扱う腕の力は抜いてね。
床へのプレシャー加減と、インナーマッスル連動の
微妙なつながりがわかんなくなるからね。
吊り上げ筋が育ってくれば、
軽い床へのプレスでも、かなり変化があるはずだよ。


以上が基本的エクササイズ。
その他、
また、腰をツイストする。
バレエのバー代わりにして、足を前や後ろに上げる。
ストック一本を剣道の竹刀代わりにし、
両手でもって、ぐーっと前にさしだす。
(腹横筋を締めるエクササイズになる)
一本のストックを背中で両脇にはさんで、
体幹を回すストレッチ・・
他にも色々、
アナタのアイデア次第!

ソウいえば、最近、
すごーく思うのよね。

インナーマッスルの大切さとともに、

ソノ使い方および鍛え方の難しさ・・・


って、話をチョイ次回。


     続く第1128話へ



※Real Junko Voiceはお休みです。



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