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社交ダンスを始めるということ 第8話へ




ジュンコ先生のパソドブレのレッスン。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」


グランディングの実践が続いている

グランディングができるようになると、

骨盤にパワーが入ってきて変化を引き出す。

ソレを強調すると、
アノ独特のパソ姿勢になる・・・


ココまで話がすすんだところで、
坂田さんが質問だ。

「骨盤に関して、質問があります。
この辺りに、実はボク、

とてもコンプレックスを持っているのです。

だからでしょうか、
グラウンディングも上手く行きません。

腰にパワーが入ってくる感じがしないのです。

パソドブレの格好が変になってしまう原因も、
ソコにあるのではないかと、今、気がつきました」



「骨盤のコンプレックス?
ソレッてどういう?
いえ、ワタシも(骨盤に関するコンプレックスを)
持っているもので」

とケイコさん。


坂田さんは答える。
「なんて言ったら良いのか、難しいのですが・・・
ダンスをするときに、

骨盤がどこにあって、また、

どういう動きをしたら良いのか


よくわかっていないんですよね。
スタンダードとラテンでは、全く違うみたいだし、
種目によっても、
例えば、ルンバとパソドブレでは違うようだし。
パソの時は、腰に力が入らなくてラインがナヨナヨしているし、
ルンバなどのヒップアクションは、すごく変な動きをしている。
あ、そう、
ハッキリ言って、

踊っている時、

骨盤の存在を感じない
のです。

だから、すごく無神経な動きをしているんじゃないかと・・・」

坂田さんは一生懸命だ。


するとケイコさんは、
「同じです!
スタンダードでもラテンでも、
腰の収まりどころが分からないのです。
それに、

骨盤が歪んでいるんじゃないかって、

すごく気になって、
悩みのO脚もソコから来ている様に思ってます」



ジュンコ先生はうなずいて聞いていたが、
「アドバイスとしては、
まず、骨盤は直接、いらわない方が良い。
つまり、骨自体は向きを変えたり、
カタチを変化させたりしない方が良いのよ」


「ソレは、
素人がやると危ないってことなのでしょうか?」

トシ子さんが聞く。


「そうではなく、
違うアプローチが良いってことよ。
骨ではなく、筋肉の。
そして、骨盤という部分ではなく、

もっと、全体的な」

ジュンコ先生が言うと、


「あぁ、
骨にくっついているインナーマッスルの話ですな」

と平田さん。


「そうよ」
ジュンコ先生。


すると
「骨盤にくっついている

インナーマッスルを強化して、

そのインナーマッスルを通し、

骨盤と他の部位とのつながりも強化する

ってことですね?」

ケイコさんが言う。


「そうなの。
そうすれば、
骨盤にパワーが入ってくる感覚や、
骨盤自体の存在も明らかになってくるわ」


そして、みんなの方に向き直り、
「ダンスをする際の

“骨盤の役割”の中で、

最も重要なことを言うわよ。
ソレは、

上半身のパーツと、

脚・足のパーツをつなぐこと



するとケイコさんが
「イメージが変わりました。
じゃぁ、骨盤自体をしっかりさせるということとは、
ちょっと違いますね」



「そうなのよ。
骨盤はジョイント(つなぎ)だと考えた方がいいわ」


すると坂田さんが、
「骨盤は、

上半身と脚を連動させながら、

自らも変化する
もの。

だから、骨盤自体の動きや場所を考えなくても、
上半身と脚の連動が正しくできれば、
ソレでOKということですね!?」



「ソノ通り!
そうしているうちに、骨盤矯正にもなるからね。
じゃぁ、
上半身&脚部連動のための
骨盤にくっついているインナーマッスル、
強化エクササイズを教えるわ。
でも、このエクササイズ、実は、

スイングダンスの強化練習でもあるのよ」


       続く第1124話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.246 ~ヨークシャ・テリア自慢と???なレッスン~ 

ワタシたちが踊り終えたことにようやく気づいたH夫人は、
おもむろに音楽を止め、
ニコニコしながら、ワタシたちのほうに近づいてきました。
ソノ腕には、愛犬が・・・。

「OK! GOOD」
そう口火を切るや、うれしそうな顔で、何やら話し始めます。
一瞬、
「ワタシたちのダンスを褒めてくれているのかな?」
と思いました。

でも、違いました。
どうも愛犬の自慢話のようなのです。

確かに愛らしい犬です。
毛足の長く、黒目の大きな・・
話を合わせるために、質問しました。
「マルチーズ?
プードル?」
ソノくらいしか、知りません。

が、H夫人は、
「NO!」
さっき言ったじゃない!?
ちゃんと聴いていたの?
といった表情です。

ヨークシャ・テリア
という種類の犬だそう。

ひとしきり話終えた後、
H夫人は、愛犬にほおずりし、床へと離します。
その無事を見送ったあと、
やっと、チャチャチャのレッスンが始まりました。
「もっとヒップの反動を使って踊るべき」
鏡の前でやってみせてくれます。

“その人”も一緒にやってはいますが、
ココロ中では、こんな風に思っていたのではないでしょうか。
「日本でずっと師匠から習ってきたことと、何ら変わらない」

H夫人が、師匠のコーチャーだから当然でしょう。
でも、それなら、わざわざロンドンにまで来る必要があるのか? 
大阪の師匠にレッスンを受けることで、十分ではないか?

果たして、
帰りの車の中で、こんな話になりました。



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