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社交ダンスを始めるということ 第7話へ




昨日の

イメージング・お絵描きが、まだ残っていたら、

ソレを見ながらお話を進めましょう。

左端からNo.1~No.4の4本のお花は、
茎から上がスイングして踊る、

“ダンシング・フラワー”

大地から上の、見た目は一緒。
でも、根っこが違うかったのよね。

No.1の花の根っこはほとんど、なし、にする。
大地にチョコットだけ突き立ててある、実は、造花 
No.2は、茎から続くような、
一本線の根っこ
No.3は、長さはないが、
横にも張っている、広がりのある根っこ
No.4は、地中深くを這い回っているようで、
長く太い、毛根もいっぱいの、立派な根っこ

根っこがしっかりしたNo.4が、
一番のダンス上手!というお話しになった後、
この花たちをダンサーに置き換えてみたのよね。
で、最も、

グランディングができているダンサーは、

No.4

と、ここまで、話が続いてきて、今回こんな質問をやってみよう。

この中で、

「最もヤバい!」のはNo.○の花

さて、○には何番が入ると思います?

「ソレは、No.1でしょ!? 
だって、造花なんだもの」

いや、そうではないんだ。
造花のお花は『自分が造花だったのか』と気がつき、
本気で『大地に向かって、根っこを伸ばそう』と決めるや、
急成長できることだってあるんだ。
今まで全く栄養が途絶えていた分、
欲するパワーがすごいから。
 
「じゃぁ、ヤバいのは?」

No.2

スーッと一本、綺麗な根っこがあるだけのお花だ。
一応は大地からのエネルギーも入ってきているし、
ある程度の踊りもできているから、
あまり自主的に変わろうとしない。
安定感のある、見た目、綺麗なダンスにとどまり、

それ以上の冒険はしない

コレは、根っこが弱い(=グランディングが弱い)せいでも
あるんだけど、
なぜ、自分の根っこが弱い(=グランディングが弱い)のか?
については、文字通り“掘り下げて”は考えない。
思い切り表現をやろう!こけても良いから・・・
くらいのリスクをおかさないと、

根っこの成長は止まる、のに、だ。

「ということは、
バランスを壊しても良いから、
踊ろう!という意欲をなくしては、
根っこも成長しなくなるの?」

そう。
だって、そんなにしっかりした根っこが必要でないから、ね。
もう一度、言っておこう。
安定のある、
綺麗なダンスだけに“安泰”し、とどまっていては、
根っこは張らない。
グランディングの強さは、
ある意味、踊る意欲と比例するんだ。
ココでの“踊る”は主に、

自分を感じ、

味わいたいという意欲
という意味だが。

「では、踊るとき、相手に対して悪いかな?
と思う気持ちはあっても 
少々暴れるくらい、思い切って、
自分なりの表現をする方がいいと?」

当然!
相手に合わせているだけだと、
自分の根っこは育たないからね。
“造花”ではダメ。
固まった、カタチを先に作ったダンスがダメなだけだ。
本当の意味で、相手に対して悪いのは、

造花のマンマ、暴れたときだけだ。


       続く第1121話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.243 ~匂う米~ 

“その人”がまず異変に気づきました。

「変なにおいがする」

本当です。
今までかいだことのないような、臭さです。
香水が腐ったような!?
あ、どうも、炊飯器からにおっているようです。

「ひょっとして・・・」
“その人”が、米の入っていた袋の表示を解釈しようとしています。
そして、
「コレ、ヤバい米、と違うか?」

ヤバい米とは一体?

「ココを読んでみて」
指差されたところを見て、ビックリしました。

“パヒューム米(まい)”

パヒュームとは“香水・香料”の意味です。
ということは、
「におい付きの米」

楕円形の米でした。
変わった形だなとは思いました。
何となく、カレーに合うかも、そう思って買ったものでした。

炊飯器を開けた途端、蒸気とともに、
モァ~ッ
むせるようなきついにおいが、辺りに立ちこめました。

“その人”は本気で嘔吐いて(えずいて)います。

どうしよう・・・カレー・・・

その日のディナーは余り物の、食パンとカレー。
部屋中にひろがった、
パヒューム米の“におい付き”でした。



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