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読者限定ワークショップ

社交ダンスを始めるということ 第4話へ




「音楽と同調するためのプロセス」

その1

音楽を意識する

コネクトの開始


では、上記その1を実際にやってみようか。


静かな環境の中、音楽をスタートさせる。

このときの音楽は、
今シリーズ中のパソドブレ・エスパニア・カーニでも、
モチOKだし、
イヤイヤ今はどうも“パソチック”な気分になれないって人は、
ワルツでもタンゴでも、
スロー・フォックストロットでもルンバでも・・可。
「今、聴きたいなぁ」
って曲があれば、ソレを使用してね。
なぜなら、

今、聴きたい“旬の曲”が、

あなたが自分のカラダに取り入れたい

音楽に他ならない
からなんだ。

音楽を改めて、意識し、感じながら、
カラダをダハ~ッとリラックスさせ、
カタチを崩し、輪郭を失っていく感覚を味わう。

コレを読んで、
「あぁ、こうやることね」
なんてすぐさま理解できちゃう人なんていないでしょね。
いったいナニを書いてあるのか?
早い話が、
メッチャ、カラダの力を抜いちゃうということ。
特に、意識的にダハ~ッてして欲しいのはどこだと思う?

実は・・・顔面

顔の表情を作る“表情筋”とやらを、
すべてユルユルにして欲しいんだ。
具体的には、

“眉毛の辺りの力”

“まぶたの力”

“ほおの力”


そしてポイントとなる、

“あごの力”

ハーイ、ゆるめましょぉ~
ってしたら、ね、一緒に、

首や肩の力が抜ける感じでしょ?

ナニ?

“頭の中”、脳みそまで力が抜けたぁ?

OK!
ねらい通りだ。

顔面ユルユルから広がって、
できるだけ全身ユルユルさせることが大事だけど、
単に個体のマンマ、脱力する感じではチョイ甘い。
“自分の表面と周りの空気が融和し合い、
同化していく感じ”

を目指して欲しいんだ。
って言ってること、わかるかなぁ?


さて、
コレ、いったいナニをしているのかを説明しておこう。

カラダを個体から→液体・気体化

していく作業なんだ。
もちろん、イメージと感覚の世界の話だけど、ね。
こうすることによって、初めて、ホントウの意味での、

音楽と同調する準備が整うんだな。

だって、音楽は気体だから。
カラダがキッパリ&パキッと固まっていたら、
音楽は入っていきにくい

跳ね返されてしまうんだ。
ソウ、
個体と気体は溶け合わないからだ。
(気体と気体は溶け合える。
液体に気体も溶け込める)
もちろん、聴覚だけの話レベルであれば、
カラダがどんな状態でも全然かまわないとも言える。
別に特別リラックスしていなくても、
つまり、キッパリ&パキッな状態のまんまでも、
音楽は“聞こえて”くるだろう。
音楽エネルギーが高ければ、音楽によって自然に、
“聞く”から“聴く”に移行できるときもあるだろう。
(聞くと聴くの違いは第15話参照

しかし、ココで言う

音楽と同調する準備とは、

ダンスに至る過程の話。
ただの音楽鑑賞じゃなく、踊るってことが目標だから、
もっともっとハイレベルでの
意識的同調が必要なんだな。

だからこそ、特別なリラックスが必須なわけ。
ご理解いただけたかな?

まとめよう。

音楽をスタートさせ、

ソレを感じながら、

人体の液体・気体化を促進させる


ここまでが、
その1

音楽を意識する

コネクトの開始
だ。

え?
もう難しい?

まだまだコレからだよ。
最初は、
「フーン、よくわからないけど、マネだけしてみようか」
ぐらいで全然OKだもんで、
その2以降も、よ・ろ・し・く!


       続く第1110話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.232 ~車中・スリ~ 

“その人”が事情を説明してくれました。

地下鉄を降りてすぐに、
ほんの少しだけショルダー・バックのファスナーが、
開いていることに気がついたというのです。
その瞬間、
「やられた」
と思ったと言います。

「バックはずっと肩にかけ、しっかりと手も添えていた、
でも、
疲れて気持ちは緩んでいた。
車中、空いていたため、警戒心も解いていたと思う」

ワタシは一生懸命、
うなずきながら聞いていました。

「眠くて、ウトウトしかかった時、
後ろから歩いてきた、背の高いブラックの人が横を通り過ぎた。
ほんの少し“かすった”ような気がした」

あ、あのワタシに笑いかけた男性!?

「一瞬だったし、まさかとも思った」

そんな・・・

「でも、アノ時しか考えられない。
ソレ以外は、誰とも接触していないから」

ファスナーは開いていた?
それともその男性が、開けたっていうの?

「たぶん、締めていたと思う。
たぶん、ね」

“その人”が苦しそうにうめいた。
「コレは、プロの仕業、やろ」

ワタシは恐る恐る聞きます。
いくら、やられたの?

「10万、もうちょっとかな」

博物館に行くからと、
トラベラーズ・チェックを現金に換えたばかりだったとか。

涙がこぼれ出て来ました。

エライことになった・・・。



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