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社交ダンスを始めるということ 第10話へ




ジュンコ先生のパソドブレのレッスンが続いている。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」

即興で、
リード&フォローが可能な主要ベーシック・フィガー解説の続き。


「次に覚えると良いフィガーは、

“横歩き”するものね。

シャッセ・ツー・ライトと、

シャッセ・ツー・レフト

右へのシャッセ左へのシャッセ
これらも、ステップは簡単。
でも、パソドブレらしさの演出を加えると、
面白いものになるわ」

ジュンコ先生は、ケイコさんと組んで踊ってみせている。


シャッセ・ツー・ライト

男性
右足 横へ(サイド・ステップ)
左足右足にクローズ
右足横へ
左足右足にクローズ
女性はそのさかさま


坂田さんが
「この後に、
さっき習ったシュール・プラスや、
ベーシック・ムーブメントをしても良いんですよね?」

(第1129話参照)


「もちろん。
両足をそろえて終わるフィガーならナニをやってもOK。
今からやる
シャッセ・ツー・レフトをやってもいいわ」

「フットワークはシュール・プラスと同じ。
ボールまたはボール・フラットで。
慣れない間は、
カカトをついて(ボール・フラットで)やってみて」


シャッセ・ツー・レフト

男性
右足 アペル
左足横へ
右足左足にクローズ
左足横へ
女性はそのさかさま


「パソらしくするには、
高低差を付けるやり方もあるの。

エレベーションというテクニックよ。

例えば、最初の1・2歩を、少し膝を圧縮して低く踊る、
次の3・4歩を高くするなど・・
ボディトーンをグンと上げて“より高く”を強調すると、
勇ましい感じが出るわ
ソノときのフットワークは自然にトウ(T)になるでしょうね」

そしてみんなの方に向き直り、
「シャッセ・ツー・レフトは、

プロムナード・ポジションで終わることができるの。

LODに沿って踊って行くには、
ソノ後に続く簡単なフィガーを知っておく必要があるわ」


すると平田さんが声を上げた。
「そうそう、
ソウいうポジション変化の後のフィガーを
いくつか知らないと、パーティでは踊れなせんわな。
ルンバのファン・ポジションから、
最低、アレマーナとホッキー・スティックぐらいは、
知っておかないと困るように」



ジュンコ先生は微笑みながら、
「そうね。
では、“知っておきたい基本フィガー” の1~12の中で、
(第1126話参照)
プロムナード・ポジションから
始めるモノを上げてみましょうか」
ジュンコ先生はそう言って、白板に書き始めた。


7 ユイット
11プロムナード・クローズ
12スパニッシュ・ライン



「この中で、
プロムナード・クローズが意外と覚えやすく、
楽しめるフィガーね」


プロムナード・クローズ 

プロムナード・ポジションから始める。
男性
右足プロムナード・ポジションで、アクロスして前進
左足右足にクローズ
右足横に
左足右足にクローズ

女性
左足プロムナード・ポジションで、アクロスして前進
右足左足にクローズ
左足横に
右足左足にクローズ


ユイットは、
女性がケープのモチーフを表現する基礎のフィガーだし、
スパニッシュ・ラインは、
スパニッシュライン・ポジションを作るから、
それだけでパソドブレらしさを楽しめるし、
知っておいた方がいいわね。
あ、ソノ前に・・・
忘れてはならない重要なことを伝えるわよ。
二つのシャッセのフィガー、どちらも
リード&フォローする際
『コレがないと伝わらないし、
お互い良い関係で踊れないよ』という
重要テクニックがあるの。
ソレが習得できれば、
もちろん、

他の種目にも活かすことができるモノ。

さて、ソレは何かしら?」


       続く第1131話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.251 ~ダンスは不自然なものなんだ~ 

時折、
カタコト日本語も交えながらのY氏のレッスンがスタートしました。
ソレは、評判通りのものでした。

Y氏談。
「ダンスはナチュラルが良いなんて言うけれど、
実はダンスでやっていることは、
非日常的で、不自然なことばかりなんだ」

「だから、その不自然を自然に見せるような
カラダの操作法を知ることが必要だ」

面白いことを言うな、共感できると、思いました。

Y氏は、
全身が写る大きな鏡の前に、ワタシたちを誘導し、
「まずは特別なことは何もしなくていいから、
右足に体重を乗せて、片足で立ってごらん」

言われた通りにすると、
「ダンスのときはこうするんだ」
と、自分がやってみせます。

左足の膝(ヒザ)を折り、床と平行の高さにまで上げ、
足先は下にたらします。
それから、
体重の乗っている右足のお尻の部分と太ももからの
“連結部”を平らにするだけではなく、
内側に向けてもっと押し込む様にするのです。
結果、
右側の骨盤の位置は高くなり、
ヒザを上げている左側の骨盤の位置はさらに高くなります。
お腹もぎゅっと締まります。

「今、右足がサポーティング・フット
左足がムービング・フットを表している」

「ムービング・フットである左足の骨盤は、
サポーティング・フットである右足の骨盤より高くなければ、
スイングはかからない」

今現在のワタシだったら、
「アァ、インナーマッスルの吊上げ筋を使うのね」
と解釈したような内容です。

Y氏はその、片足をあげたままで、
カラダをターンさせたり、
体重の乗っている右足をロゥアさせたり・・を指示。

Y氏独特のメソッドがこの後も続き・・・



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