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社交ダンスを始めるということ 第2話へ




ジュンコ先生のパソドブレのレッスンが続いている。
「ブログ内グループレッスンのご紹介」  
     

“行進”の練習をしたところ
「一番パソドブレらしく歩けていた」という、
ノリタケ君が気をつけていたのは、

なんと“腕”だという。


ジュンコ先生がノリタケ君に尋ねる。
「腕をどんなふうに、
気をつけていたのかな?」


すると、
ノリタケ君は面白いことを言い出した。
「チョット脇の下が浮いたような・・・
ソウ、

“翼のような感覚”で歩くようにしていました」



「なぜ、そうしようと思ったの?」
ジュンコ先生が聞くと


「いえ、ひとりでに、
そんなふうになったのです」


そう言ってから、
「前回のレッスンで、
『前鋸筋(ぜんきょきん)と
菱形筋(りょうけいきん)
内外腹斜筋(ないがいふくしゃきん)
頭板状筋(とうばんじょうきん)
のネットワークを築けば、

(第957話参照)
パソの姿勢・アームワークはわかりやすくなる
という話が出ましたよね。

(第1098話参照)
で、その後、タオルのエクササイズをやりましたでしょ?
あのときの感覚を思い出しつつ、
カラダの中の

吊上げ筋も使いながら歩いていたんです。

すると、
脇の下がすーっと開いたような感じになって、
それに、なんだか、

呼吸もしやすくなってきたような・・・」



そんなノリタケ君の説明を聞いて、
平田さんが声を上げた。
肋骨がつり上がったからでしょうな。
ソレこそ、以前習った

“翼感覚”のパフォーマンスですな」

(第482話参照)


ジュンコ先生は、うなずきながら聞いている。

そして、
「その通りよ。

“翼感覚”のパフォーマンスは、

パソドブレの腕の使い方の特徴でもあるのよ。

ポイントとなるのは、呼吸筋ね。

今、平田さんの言葉の中にあった
『肋骨がつり上がった』という部分は大事ね。
そのとき働いた筋肉の中には、
前鋸筋(ぜんきょきん)も加わっている。
実は、

前鋸筋は呼吸筋でもあるのよ。

強く呼吸をする際の、
補助呼吸筋と呼ばれるものなんだけどね」

ジュンコ先生の話は続く。
「ノリタケ君は、
インナーマッスルを意識して歩いているうちに、
自然に“翼感覚のパフォーマンス”ができていた。
だから、パソドブレらしい行進ができたのね」


と、森田さんが、たずねる。
「そのパフォーマンスはこんな感じですか?」
(脇の下が開いていくアクションをみせている)


するとカナちゃんが、
「わぁ!かっこいい!
すごく男性らしいし、パソドブレって感じです」



ジュンコ先生も
「そうね。
“翼感覚のパフォーマンス”は、
パソドブレの姿勢をつくるときに大切

とてもパソドブレらしく見えるわね」


すると森田さん、照れ笑いをしてから、
「ちょうど闘牛士が、
ケープを翻しているような感じでもありますね?」



ジュンコ先生が答える。
「良いところに気がついたわね。
その通り。
闘牛士がケープを持って牛を牽制する・・・
男性のアクションの基本は、
ケープを持ち、
扱っているフィーリングからくるものが多い
からね」


      続く第1103話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン26

~幸せになるためにダンスをするという宣言~ 

ある方のコメントに
「(先生と)時空を超えて出会えた」
という言葉があった。
驚いた。
ワタシもいつも思っていることであったからだ。
本当に大切な出会いは、魂が呼び合ったもの。
だから、時空を超える。

魂同士の出会いのポイントは、

「深い内面から、欲すること」

衝動だ。

ソノ衝動の純度が高ければ、絶対に出会えるものと信じている。
コレは宗教的な教義ではなく、体験から得た“確信”だ。

「必要なときに、必要な人と、出会える」
は、本当だ。
ヒデ君ともミキヒコさんとも、そうだった。
深い内面から欲していたからこそ、ソノ出会いは感謝を生む。
出会いそのものが「ありがとう」なのだ。
ソノ上に、ダンスを介し、感謝の想いが飛び交う。
何と、素晴らしいことだろう。

さて、お祝いデモの、
みんなの魂からのメッセージ=衝動はナニか、もう既にお分かりだろう。

感謝の想い・・・だ。

仲間となれたことへの感謝
先生と出会ったことへの感謝
楽しく踊れるようになってきたことへの感謝
そんな感謝の想いが自然にわき出してくる、今のこの状況への感謝・・

そういえば、
参加者の1人がこんなコメントをくれた。
「何のために踊っているのかなと考えたのですが、
『自分は幸せになるために踊っているんだ』と気づきました」

この言葉は今回の参加者だけではなく、
すべてのダンス愛好家に通ずる気持ちではないかと思う。
もちろん、プロフェッショナルも、然りだ。

「幸せになるためにダンスを踊る」

そのお手伝いをさせていただけるとは、なんと、幸せなことだろう!?
イヤ、お手伝いをさせていただけるように、
もっと自分を高めていかなくてはならない・・・

そして、
ダンスをやっていて、困難にぶつかったときには
口に出して言おうではないか。

「ワタシは幸せになるためにダンスを踊る」

きっと、
ココロが楽になるはずだ。
ソコから、問題に対する解決策が生まれてくるかもしれない。

最後に・・・

みんな、美しい表情で踊っていたなぁ。
ソレを思い出すだけでも、未だ、涙があふれそうだ。

ありがとう。



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