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チョット中休み エッセイvol.26 

突然飛躍の理由

~短所を活かし、長所を伸ばす!?②~


思えば、
グループレッスンにおける年2回の学習発表は、
ヒデ君にとって、
非常にわかりやすいカタチでの「成長記録」となっているんだよね。

このブログを開始した
2007年のサマー・パーティで衝撃のデビュー。
(第177話に登場)
種目はワルツ
イングリッシュスタイル・ダンスにおいては、
ズブの素人であったにもかかわらず
わずか、1ヶ月の練習のみの、体当たり発表だったんだ。
しかし、結果は、

見るも無惨な大失敗!!

「もう、ダンスはコレきりで、辞めはるんやないかな?」
心密かに思った生徒さんもおったんやないかなぁ。

ところが、真逆の方向へと、
「神はヒデ君を誘った(いざなった)」のだ。
つまり、
このワルツ発表大失敗を機に、
ヒデ君はダンスの方に引っ張られる人生へと展開が変わるんだ。

同じ年の冬、クリパでは、
大の苦手であったはずの、ラテンの発表に挑戦している。
(この辺りのお話は第344話に登場)
ルンバチャチャチャ
今回のジャイブ&クィックほどではなかったが、
生徒のみんなを“絶句”させるに至った、
コレまた衝撃デモだったんよね。
記念すべきは、
ココで、第1回目の“飛躍”が見られたこと。
ジュンコ・メソッドの予定通りの進行に、
ワタシの方が「よっしゃ、OK!」だったのを覚えている。

2008年の夏はタンゴ
コレも予定通り(?)大いに手こずった。
発表当日は、
大奮闘にも関わらず、パワーが空回り
攻撃性の強い“戦闘タンゴ”を踊ってしまい、

“癒しのタンゴ”に大敗を喫する

おまけに、
「顔の表情作り」にも失敗。
(第554話に登場)
「実力のなさを“表現力”で補おうとした結果、
エライ目にあった」

という次第。

タンゴ発表後のヒデ君の凹みようは、ワルツ以上のものだった。
で、ついに、
「ダンス、嫌になった、やめたい」
と、こぼすまでに。
が、
この危機を救ったのは、社会人コンペだった。
(第565話に登場)
新しい空気に触れることで、精神的にも成長を遂げ、
同年のクリパで復活。
ベーシック・ルンバの学習発表を無事終了している。

昨年、2009年の夏のパーティは、
スロー・フォックストロット
ヒデ君の更なる飛躍への序章は、
この種目から始まったように思われる。
社会人コンペの時、
「何をやっているのかようわからん!」
難関種目だったスローが
“大好き”な種目に変化を遂げたのが、大きかった。

なぜ、大好きな種目に変化できたのか?

コレこそが、
「メソッドのなせる技」なんだけど、
いわば、ある程度、

“貯金”が貯まったからだろうね。

それで、
「スローって踊っていて楽しい! 
よう音楽が聴こえるわ」
と感じるまでに成長できたんだろう。
貯金の中身は何かというと、
“正しい努力の積み重ね”から生まれた財産。
努力の内容は、
カラダ内部を鍛えるエクササイズとか、
カラダの中をほぐすこととか、
インナーマッスルを使うこととか、
音楽を感じることとか・・いった、
地味ぃなもんばっかりだけれどね。

数々の新たな体験も、
大いにヒデ君のダンス成長に役立った。
まずは、なんといっても、ワークショップ
そして練習会
ダンス力向上に最適な環境・条件が成立したという訳だ。
スロー・フォックストロットの発表は、
ソンナコンナの集大成だったように思う。
「無理しなくても、
ある程度、自然に踊れるようになった」

とは、ヒデ君談。

そして、
この後が今回のジャイブクイック・ステップ
および、ルンバの発表となるワケ。
2007年のデビューから
ずーっと、ヒデ君の発表の様子を見てきた生徒さんたちにとっても、
今回の成長ぶりは驚くべきモンであったようなのだが・・・。


さて、リビングでのビデオ鑑賞シーンに戻ろう。
(第1091話参照)

ワタシは、自分の映像をみて落ち込むヒデ君に言った。
「みんなが言ってくれたように、すごく成長したよ。
でも、
いわゆる社交ダンスが上手くなったかどうかと聞かれたら、
ワタシ的にはまだ『違う』と思う。
つまり、社交ダンスが上手くなったとは、言えない・・・。
意味、わかるかな?」


ヒデ君は言う。
「なんとなくは、わかる。
俺もそう思っているから。
ある部分は、(ダンスが)上手くなったんやろうけど、
よくカラダが動くようになったとか、
カラダがしまってきたとか、
って言われる方が、シックリくるわ」



「そうね。
身体内部の操作能力はレベルアップした、
コレは確かなの。
おまけに精神力も。
ずいぶん、内面が変わったわ。
カラダの内側とココロの内側の両方が変化することで、
トータルでの人間としての力は格段に上がった・・・
それで、ダンスがボンッと進化した。
でも一般的な “社交ダンスとしての基準”から見て、
上手くなったのかというと、
コレについては賛否両論があるやろうね。
早い話、
ワタシのかつてのお師匠サンがあなたのダンスを観たら、
ビックリして、ワタシに向かってこう言うと思うわ。
『お前さん(ジュンコのこと)、
何をいったい教えてるねん?』(笑)」


「オレのダンスって、
お師匠サンの目から見たら、
全然、アカン、
通用せえへんってこと?」



「そう。
あなたは、まだまだ知らないことがいっぱいあるのよ。
いわゆる、
“ダンス・テクニック”のほとんどを知らないでしょうね。
なぜって、ワタシが教えていないから・・・」


「例えば、どういうところ?」


「まずは腰から下のテクニック。
股関節や、膝、足首の使い方。
足の裏のテクニック、フットワーク。
ルンバで、
堂々とカカトから出ているシーンがいっぱいあるけど、
なーんにも注意していない(笑)
他にも、社交ダンス的に見ると明らかに間違いであっても、
直していない所はいっぱいあるわ。
それに、
外側に位置するテクニックはあえて、教えていない。
質問があったら、答える程度ね」


「え、それはなんで?」


「ソコの部分を捕まえると、
普遍的な基礎訓練がかえってしにくくなってしまうからよ。
ソレに最近は、
腰が抜けることや、
アバラが締まらないことについても、
トヤカク言わなくなったでしょ?」


「あ、そうそう、
ほとんどナーンにも注意されなくなった。
だから、めっちゃ自由に踊ったわ。
今回のジャイブとクイックは」



「ソレが良かったのね。
ということで、
ヒデ君、突然飛躍の理由のひとつには、コレがあるの

短所を活かし、長所を伸ばす方針・・・」


     続く第1093話へ



※Real Junko Voiceはお休みです。



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