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情熱的と迫力を踊るために必要なカラダ作り

「お役立ち・フラメンコ特集」

第9回目 フラメンコ的・下半身の強化


リナ
「フラメンコにはサパテアードという、
足を踏み鳴らす表現があります。
フラメンコ最大の特徴とも言えるものです」


エレナ
「靴で打ちつけるアレですよね。
魂が揺さぶられるようなリズムは強烈!
引きつけられます。
でも、アレってすごく難しそう」


リナ
「力強く正確にリズムを刻むには、
① 上半身を引き上げて、足が重くならないようにする
② 体重移動をスムーズにする
③ 余分な力を使わず、重力を利用して足を振り下ろす
これらを総合しての“下半身の強化”という意味です」


エレナ
「わあぉ!
社交ダンスにも役立つ内容よぉ。
早速お願いします」


その1 足裏パーカッション

足の裏の中心に力を集め、踏み替えをするエクササイズ。
「しっかり立つ」「しっかり踏み替える」という
ダンサーにとっての必須感覚がとらえやすくなる優れものだよ。
インナーマッスルを使用することで、体幹部が引き上がり
足が重くならないって感じも会得できる。

① 軸意識・拮抗バランスで立つ
腰骨あたりを両手で持つことをお忘れなく
(詳しくは第1087話を読んでね)
② 足の裏の土踏まずの内側あたり(くるぶし直下)を感じる。
そこが力を込める中心点。
③ ココで、いったんカラダ内部に意識を移し、
ミゾオチあたりの引き上げを確認。
要は、吊りバンド筋が使用できているか確かめるってこと。
(第23話参照)
その後、再び、②を行う
④ ③が上手くいけば、

“軸意識・拮抗バランス”かつ“前傾”のはず。

上体も引き上がっているか、確認しよう。
⑤ 身長が変わらない程度に、膝をゆるめる。
⑥ ⑤のままで、体重の踏み替えを行う。
最大のポイントはカラダの中で踏み替えること!
つまりインナーマッスルを使うことだ。
ソレができているかどうかのチェック項目を挙げよう。
・頭が上下していないか
・踏み替わるたびに左右の腰が揺れ、
高さに変化があればOK

(体重の乗っていない方の腰が上がる)
・体重は足が床に着いた瞬間一気に移動するのではなく、
徐々にであるか
・カラダの中は動き続けている感覚があるか
・上半身は静かであるか

⑦ テンポをゆっくりにしたり、
やや速くしたりしてやってみよう。
いずれのときも速さは一定に保つこと。


エレナ
「単純だけど、やってみるとわかる、
GOODなエクササイズ!
結構、お腹使いますよぉ~
⑤でできた感じが、
スタンダードのときスタンディング・ポジションに役立つわね」


その2 脱力して跳ねる

① まず全身ダラリと脱力して上下に跳ねてみる。
最初は両足で、次に片足で踏み替えながら
② ①の感覚を覚えたら、
上記“軸意識・拮抗バランス”かつ“前傾”で跳ねる。
音を立てないようにするのがポイント。
最初は両足で、次に片足で踏み替えながら。


エレナ
「コレも良いわね。

揺れを下半身で吸収する感覚が学べるわ。

ダンスのフットワークにまで活かせそう」


      続く第1091話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.225 ~タッチ・ミー・プリーズ~ 

ワタシのH氏への質問内容
「目指すべき、女性のホールド&ポイズとは、どんなものか」
具体的なカタチです。

ソレを知った上で、
「ワタシのホールド&ポイズはどこがおかしいのか?」
そして、
「どう矯正していけば、目指すものになっていけるのか?」
矯正するべきカラダの部位も、できるだけハッキリと、
例えば、
「もっと腰の位置はココにおいて」のように、
教えて欲しいと願ったのです。

いつもは、
「もっとまっすぐに、リラックスして」
と直されるだけでした。
言われるまま、
“カラダを真っすぐにして、力を抜く”ことをし、
H氏のホールドに入る・・・
そして、後は、H氏の“枠”にフォローするだけ。
すると、
「GOOD!」
これでは、
「H氏のカラダと組めば、自然に彼のカタチに合わせて、
ちゃんとした“ホールド&ポイズ”ができるけれど、
自分一人では作れない」
ことになってしまう。

H氏への質問は、
その不安を解消するためのアクションでした。

さて、質問決行。
「ワタシ、知りたい、正しい、ホールド&ポイズ・・」

細切れに単語を並べるワタシに心を向けながら
一生懸命、H氏は聞いてくれています。
しかし、
「ワタシの“ホールド&ポイズ”は、どこがおかしいのか?
カラダの部分を具体的に指摘し、直して欲しい」
と伝えるにはどういえば良いのかが、わかりません。
焦ってきました。

と、
“その人”からの横ヤリが。
「ナニが言いたいの?」
小さい声でワタシに向かって言うのです。

パニックになってきたワタシは、
とっさにとんでもない行動に出てしまいます。

H氏の手を取って、自分の方に引っぱり、
叫んでしまったのです。
「タッチ・ミー・プリーズ!」

みるみる、H氏の顔は赤くなり、爆笑!?



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