2010.01.16 (第1089話)新天地へ・未知なるパソドブレへの道ⅩⅥ ~フラメンコ的・ターンの練習~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
いよいよ佳境に・・・
情熱的と迫力を踊るために必要なカラダ作り
「お役立ち・フラメンコ特集」
第8回目
フラメンコ的・ブエルタのエクササイズ
リナ
「フラメンコでは、
回転・ターンのことをブエルタと言います。
キレのあるブエルタは、とても美しいモノです。
ポイントは、
カラダの軸の意識
(第1086話参照)
軸がぶれないようになる訓練を積めば、
誰でもきれいなブエルタができるようになります。
今回は、バレエのターン練習より簡単な、
トッテオキの秘訣も伝授しましょう」
エレナ
「ヤッタァ~
美的クルクルに憧れるワタシとしましてはうれしい限りです」
ブエルタ(回転・ターン)エクササイズ
ポイントは胴体の回転、顔の回転、
黒目玉(視線)の回転を分けてできるようにし、
それぞれにタイムラグ(時間差)を設ける感じをもつことだ。
① 第1087話を参照し、拮抗バランスで立つ。
② 顔をまっすぐにし、どこか視点をハッキリ定める。
(ここからはできたら鏡の前で行った方がベター。
その際は自分の目の玉を見ておく。
③ まず胴体を先に(右左どちらでもOK)回転させようとする。
まだ顔は移動させない。
ギリギリまで顔を正面に残すのがポイント。
また、首をかしげたりカラダを反らせたりしてもNG。
④ もうダメとなった時点で、顔の回転を始める。
ただし、黒目玉(視点)は正面のまま
・・・ここが大きなポイントだ。
顔を回転することで、鼻や目も回転するようになるが、
黒目だけは正面をむけておくようにするのがミソ。
白目の端っこの方に黒目が移動するまでがんばる。
また、この頃には胴体は、かなり回転できているはず。
⑤ もうダメとなった時点で、一気に頭を回転。
胴体を越えるところまで持っていくんだ。
一気に強く後ろを振り返る感覚だ。
左右どちら側も行う。
リナ
「ブエルタは、視線が大事なのです。
まあ、どのシーンでも顔が傾かないように注意してください。
カラダが回っても、顔はギリギリまで正面に残す、
また、
顔が回っても、視線はギリギリまで正面に残す、
この2段階のターン感覚を身体で覚えていくことが、
ターンの“秘訣”です」
エレナ
「このエクササイズの後、
実際にターン練習をしてみたけれども、
いつもよりずっとスムーズで感激!
回るときは、顔をギリギリまで残して、
戻るときは、顔から戻るって感じかな。
あ、それから、
カラダの無駄なリキミは取ること。
コレも大きな大切だって分かったわ。
エーイって感じでブン回ったらダメね」
続く第1090話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.224 ~リラックスの本体~
結局、H氏は自分のカラダに触れさせ、
「コレがリラックスだ」
と、伝えただけで、それ以上の説明はありませんでした。
でも、ワタシたちにとっては、言葉以上の体験になったのでした。
リラックスとは何か?
についても、答えは出ませんでしたが、
後で“その人”と話し合い、こんな風にまとまりました。
「H氏のカラダはゴム状で、お休みモードのときは、
限りなく緩み、
ダンス・モードのときは、
限りなく色々な方向から、引っぱり合いが始まり、
テンションなりが生まれ、
筋肉に強さが生まれ固くなる。
ソウいう、変化がリラックスという状況から起こる」
エネルギーという概念が、まだ、なかった頃です。
ただ力を抜くことが大事なのではない。
筋肉の緊張と弛緩があり、
それを自分でわかってコントロールすることを目指す。
ソレがわかっただけでも大いなる収穫でした。
ソレとは別に・・・
ワタシはH氏のボディに感動していました。
H氏のカラダは、どこに触れてもスキなく“意識”があるようでした。
神経が行き届いている。
血が通っている。
生き生きしている・・・
しかし、こういうことは、
外から見ているだけでは決して、わからなかったことです。
「質問して良かったな」
“その人”はポツリと言いました。
次のH氏のレッスンでは、ワタシが質問をしたのです。
ソレは勇気の要る質問でした。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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ポイントは、
カラダの軸の意識
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軸がぶれないようになる訓練を積めば、
誰でもきれいなブエルタができるようになります。
今回は、バレエのターン練習より簡単な、
トッテオキの秘訣も伝授しましょう」
エレナ
「ヤッタァ~
美的クルクルに憧れるワタシとしましてはうれしい限りです」
ブエルタ(回転・ターン)エクササイズ
ポイントは胴体の回転、顔の回転、
黒目玉(視線)の回転を分けてできるようにし、
それぞれにタイムラグ(時間差)を設ける感じをもつことだ。
① 第1087話を参照し、拮抗バランスで立つ。
② 顔をまっすぐにし、どこか視点をハッキリ定める。
(ここからはできたら鏡の前で行った方がベター。
その際は自分の目の玉を見ておく。
③ まず胴体を先に(右左どちらでもOK)回転させようとする。
まだ顔は移動させない。
ギリギリまで顔を正面に残すのがポイント。
また、首をかしげたりカラダを反らせたりしてもNG。
④ もうダメとなった時点で、顔の回転を始める。
ただし、黒目玉(視点)は正面のまま
・・・ここが大きなポイントだ。
顔を回転することで、鼻や目も回転するようになるが、
黒目だけは正面をむけておくようにするのがミソ。
白目の端っこの方に黒目が移動するまでがんばる。
また、この頃には胴体は、かなり回転できているはず。
⑤ もうダメとなった時点で、一気に頭を回転。
胴体を越えるところまで持っていくんだ。
一気に強く後ろを振り返る感覚だ。
左右どちら側も行う。
リナ
「ブエルタは、視線が大事なのです。
まあ、どのシーンでも顔が傾かないように注意してください。
カラダが回っても、顔はギリギリまで正面に残す、
また、
顔が回っても、視線はギリギリまで正面に残す、
この2段階のターン感覚を身体で覚えていくことが、
ターンの“秘訣”です」
エレナ
「このエクササイズの後、
実際にターン練習をしてみたけれども、
いつもよりずっとスムーズで感激!
回るときは、顔をギリギリまで残して、
戻るときは、顔から戻るって感じかな。
あ、それから、
カラダの無駄なリキミは取ること。
コレも大きな大切だって分かったわ。
エーイって感じでブン回ったらダメね」
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結局、H氏は自分のカラダに触れさせ、
「コレがリラックスだ」
と、伝えただけで、それ以上の説明はありませんでした。
でも、ワタシたちにとっては、言葉以上の体験になったのでした。
リラックスとは何か?
についても、答えは出ませんでしたが、
後で“その人”と話し合い、こんな風にまとまりました。
「H氏のカラダはゴム状で、お休みモードのときは、
限りなく緩み、
ダンス・モードのときは、
限りなく色々な方向から、引っぱり合いが始まり、
テンションなりが生まれ、
筋肉に強さが生まれ固くなる。
ソウいう、変化がリラックスという状況から起こる」
エネルギーという概念が、まだ、なかった頃です。
ただ力を抜くことが大事なのではない。
筋肉の緊張と弛緩があり、
それを自分でわかってコントロールすることを目指す。
ソレがわかっただけでも大いなる収穫でした。
ソレとは別に・・・
ワタシはH氏のボディに感動していました。
H氏のカラダは、どこに触れてもスキなく“意識”があるようでした。
神経が行き届いている。
血が通っている。
生き生きしている・・・
しかし、こういうことは、
外から見ているだけでは決して、わからなかったことです。
「質問して良かったな」
“その人”はポツリと言いました。
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ソレは勇気の要る質問でした。
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