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いよいよ佳境に・・・

情熱的と迫力を踊るために必要なカラダ作り

「お役立ち・フラメンコ特集」

第8回目 

フラメンコ的・ブエルタ
のエクササイズ


リナ
「フラメンコでは、
回転・ターンのことをブエルタと言います。
キレのあるブエルタは、とても美しいモノです。
ポイントは、

カラダの軸の意識
(第1086話参照)

軸がぶれないようになる訓練を積めば、
誰でもきれいなブエルタができるようになります。
今回は、バレエのターン練習より簡単な、
トッテオキの秘訣も伝授しましょう」


エレナ
「ヤッタァ~
美的クルクルに憧れるワタシとしましてはうれしい限りです」


ブエルタ(回転・ターン)エクササイズ

ポイントは胴体の回転、顔の回転、
黒目玉(視線)の回転を分けてできるようにし、
それぞれにタイムラグ(時間差)を設ける感じをもつことだ。

第1087話を参照し、拮抗バランスで立つ。
② 顔をまっすぐにし、どこか視点をハッキリ定める。
(ここからはできたら鏡の前で行った方がベター。
その際は自分の目の玉を見ておく。
③ まず胴体を先に(右左どちらでもOK)回転させようとする。
まだ顔は移動させない。
ギリギリまで顔を正面に残すのがポイント。
また、首をかしげたりカラダを反らせたりしてもNG。
④ もうダメとなった時点で、顔の回転を始める。
ただし、黒目玉(視点)は正面のまま
・・・ここが大きなポイントだ。
顔を回転することで、鼻や目も回転するようになるが、
黒目だけは正面をむけておくようにするのがミソ。
白目の端っこの方に黒目が移動するまでがんばる。
また、この頃には胴体は、かなり回転できているはず。
⑤ もうダメとなった時点で、一気に頭を回転。
胴体を越えるところまで持っていくんだ。
一気に強く後ろを振り返る感覚だ。

左右どちら側も行う。


リナ
「ブエルタは、視線が大事なのです。
まあ、どのシーンでも顔が傾かないように注意してください。
カラダが回っても、顔はギリギリまで正面に残す、
また、
顔が回っても、視線はギリギリまで正面に残す、
この2段階のターン感覚を身体で覚えていくことが、

ターンの“秘訣”です」


エレナ
「このエクササイズの後、
実際にターン練習をしてみたけれども、
いつもよりずっとスムーズで感激!
回るときは、顔をギリギリまで残して、
戻るときは、顔から戻るって感じかな。
あ、それから、
カラダの無駄なリキミは取ること。
コレも大きな大切だって分かったわ。
エーイって感じでブン回ったらダメね」


      続く第1090話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.224 ~リラックスの本体~ 

結局、H氏は自分のカラダに触れさせ、
「コレがリラックスだ」
と、伝えただけで、それ以上の説明はありませんでした。
でも、ワタシたちにとっては、言葉以上の体験になったのでした。

リラックスとは何か?
についても、答えは出ませんでしたが、
後で“その人”と話し合い、こんな風にまとまりました。
「H氏のカラダはゴム状で、お休みモードのときは、
限りなく緩み、
ダンス・モードのときは、
限りなく色々な方向から、引っぱり合いが始まり、
テンションなりが生まれ、
筋肉に強さが生まれ固くなる。
ソウいう、変化がリラックスという状況から起こる」

エネルギーという概念が、まだ、なかった頃です。
ただ力を抜くことが大事なのではない。
筋肉の緊張と弛緩があり、
それを自分でわかってコントロールすることを目指す。
ソレがわかっただけでも大いなる収穫でした。

ソレとは別に・・・
ワタシはH氏のボディに感動していました。
H氏のカラダは、どこに触れてもスキなく“意識”があるようでした。
神経が行き届いている。
血が通っている。
生き生きしている・・・
しかし、こういうことは、
外から見ているだけでは決して、わからなかったことです。

「質問して良かったな」
“その人”はポツリと言いました。

次のH氏のレッスンでは、ワタシが質問をしたのです。

ソレは勇気の要る質問でした。



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