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前回からの続き

情熱的と迫力を踊るために必要なカラダ作り

「お役立ち・フラメンコ特集」

第5回目 フラメンコ的・手首の強化


リナ
「指先にまで神経が行き届いたマノ(手)の動きは、
踊りにさまざまな表情を与えることができます。
特に女性にとってはマノの美しさは非常に大事。

華やかさ・優雅さ・重厚感を演出できるように、

シッカリと練習しましょう」

まずはストレッチからいくよぉ~。


その1 手クロス伸び

手首のストレッチなのに、エライ大げさな運動?
と思うかも知れないけどね、
ヒジ・腕・体側・背骨etc.
カラダは丸ごとつながってるんで、かなり、効果的なんよ。
お試しアレ。

① まず片方の腕をカラダの前にまっすぐ伸ばす。
手のひらは外向き。
それにもう一方の手を上から重ね、手のひら同士を合わせる。
(早い話、腕を前に伸ばして、手のひらクロスするわけ)
② そのままで、両手を上にグーって伸ばす。
腕が両耳につくような感じに。
③ 左右どちらからでも良いから、ゆっくり横に倒してゆく。
体側がウーンって伸びて気持ちいいなぁって感じならOK。
③ 手をさかさまに組み替えて行う。
好きな回数どうぞ。


では、お次は手首のエクササイズ。


その2 握ってグルグル

美的なマノ・アクションは、
手首を大きく回すことが重要なポイントになるんだ。
まずは、指のアクションはつけずに、
手を握ったままでエクササイズしよう。
最初から指の運動をつけちゃうと、
そんなに手首が動いていなくても、
指の運動だけで「できちゃった!」つもりになるからね。

① 両腕で、胸の前に軽く円を作る。
両手はグーにして、握ったまんまヒジを少々張る。
② そのまんまで、手首を回すんだ。
まずは、内回し(手前に向けて)
手の甲は外、親指は上にする。
手指の関節は向かい合わせる。
ポイントは、ゆっくり、できるだけ大きく
止まらずに回し続けること。
③ 次は、外回し(向こう側に向けて)
手の甲が内。
親指は下にする。


リナ
「ゆっくりと重い空気をかき回すみたいな感じで。
また、一定の速度で回すことも大事なポイントです。
手首以外は常に同じ状態を保ち、
少々痛いかなというところまでしっかりと回してくださいね。
ちなみに、お風呂の湯船の中でやると効果的です」


その3 指を使ってグルグル

つぎにその2に指の動きも付けてみよう。
手は握らず、いわゆる“キツネ”形にする。
(中指を少々落とし、
小指をやや立て、親指と人差し指は離す)
そのまんまで、その2に従って手首をグルグルする。
内回し(手前に向けて)
手のひらをこちらに向けてスタート
外回し(向こう側に向けて)
手のひらを向こうに向けてスタート
回しながらも手のキツネ型はそのまんま保ってね。

フラメンコ・ダンサーの中には、
練習前、
10分以上もズーッとグルグルやってる人もいるって!?
ソレくらい重要なエクササイズとか・・・。


エレナ
「最初、思うように手首が全然動いてくれないから、
ビックリしたよ。
リナさんが言うに、ほとんどの人がそうなんだって。
指をつけたらソレっぽくなって、良い感じに。
指先にまで神経って大変だぁってわかったわ」


次回は、ブラソ(腕)の動き。

アーム・アクションに役立つよぉ~。


      続く第1087話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.221 ~何でも聞きなさい~ 

最初に思い切りよく自分たちのダンスを踊って見せたことで、
その日のレッスンは大変有意義な展開になっていきました。

おそらくは初めてであったと思います。

H氏がワタシたちにこんなことを言ったのです。
「ダンスはとてもシンプルだ。
そして簡単だ。
ただコレは多くの基礎の上に成り立つ言葉であって、
その基礎ができていないものからしたら、非常に難しいものだ。
あなたたちは、自分にどの基礎が足りないのか、
それから知らねばならない。
探さなければならない。
知らないのは不幸だ。
知ることは喜びだ。
質問があれば、何でも聞きなさい」
こんな感じのことを優しく、諭すように伝えてくれたのです。

「質問があれば、何でも聞きなさい」
と改めて言われてみて、思いました。
「ソウいえば、あまり質問をしていないな」

質問しようにも、
何をしていいのやらわからなくなるほどの、
レベル的な隔たりを感じていたのも事実です。
その上、言葉の壁。
何かを質問して、上手く伝わらなかったら、
もうそれ以上、求めることを止めてしまっていたのでした。
「なんだか、申し訳がないし・・・」
「あんまり、ヒツコイといやがられそうだ」
「踊れないくせに、質問なんて生意気そうで」
多くの言い訳と一緒に飲み込んでしまっていたのでした。

ココから変えていこう、そう思ったのは“その人”も同じだったようです。
“その人”は、すぐに実行を始めました。
H氏に、日本語と英語を取り混ぜながら、質問を始めたのです。

ソレは、大変興味深い内容でした。



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