初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
第4回 社交ダンスが上手くなるということ
読者限定 ワークショップのご案内はこちらへ
前回からの続き
情熱的と迫力を踊るために必要なカラダ作り
「お役立ち・フラメンコ特集」
第3回目 フラメンコ的・肩関節を柔らかく
リナ
「スケールの大きなブラソ(腕)のアクションのためには、
肩関節が柔らかいことは必須です。
ポイントは、肩甲骨
『胴体の中で肩甲骨を
浮遊(ふゆう)させるがごとく使え』
とは、私の先生の言葉です」
では、リナさん伝授の、
肩関節周辺を柔らかくするエクササイズ
2種、ドーゾ。
その1 肩だけ自在(じさい)
背中を動かさず、
肩だけ単独で動かすエクササイズだよ。
① リラックスした状態で、両手を横に垂らしておく。
② ①から、肩の部分だけを思い切り前に出す。
両方の肩を同時に出してOK。
③ 次に、肩を思い切り上に上げる。
首をすくめるのではなく、肩だけ上げること。
④ 肩をできるだけ後ろに引く。
ただし、上体は反らせない。
⑤ 肩を下げるようにして、元の①の状態に戻る。
①~⑤を連続して行なってみよう。
肩で円を描くように。
できたら、次に片方づつ行ってみて。
できるかな?
リナ
「肩のみを前・上・後ろ・下に動かす。
シンプルなエクササイズですが、いいですよ。
意外と、日頃動かしきれていない部分に行き当たるんです。
私は、このエクササイズのとき、
背中が鏡で見える状況にしてやっているのですが、
肩を動かすたびに、
肩甲骨が一緒になって動いているのがよくわかります。
肩甲骨が大きく動くようになれば、
背中の筋肉も一緒に育ってくれます。
また、
肩周辺の神経を目覚めさせ、
コントロール力が上がるエクササイズですので、
ぜひやってみてください」
その2 壁押し&ウーンと前ならえ
左右どちらからでもOKだけど、
まずは右腕からいきましょ。
① 壁の近く、右横顔を壁に向けるように立つ。
② 右肩を後ろに引き、右腕を後ろに肩の高さあたりまで上げる。
③ 右肩を壁面につける。
④ 手のひら、腕の内側が壁にぺタッってついた状態にする。
⑤ 左肩を後ろに引くようにして、
やや力をかけ、右腕全体を伸ばすようにする
力を加えていくときは、ゆっくり息を吐く。
(決して無理しないでね)
⑥ 次に、壁から離れ、ウーンと腕を前に伸ばす。
肩甲骨はアバラの上でスライドし、前へ。
胸鎖関節(第163・692話参照)のみがくっついている!?
ってな感じを目指す
⑥ 反対も行う。
エレナ
「壁を見るたびにやりたくなってくるほど、
今、ハマッテます(笑)
だってね、気持ち良いんです。
それに(実寸としての)腕が長くなってきた感じがするし。
へぇ~腕って伸びるのね!?とびっくり。
あ、鎖骨もきれいに出てきて、うれしい!!
スタンダードのホールドもちょっとサマになってきた感じ!?
思わぬ効果」
次回は、上半身の強化だよ。
続く第1085話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.219 ~リキミなの?パワーなの?~
“その人”の顔が紅潮しています。
エンジン全開のようです。
いつもとは違うやる気からくる、テンションを感じます。
同時に、珍しく“リキミ”も感じるのです。
学生の頃のダンスを彷彿させます。
アノ頃は、迷いはなかったのになぁ・・・
「果たしてコレはリキミなのだろうか?
良い意味でのパワーなのだろうか?」
なんて。
思えば、
その2つの感覚の差に非常に迷っている自分たちがいたようです。
特にH氏の前では。
「モァ・リラックス(もっと力を抜いて)」
と言われてしまうだろうと、常に先読みしてしまい、
思い切り踊ろうと試みることさえ、なくなっていたのです。
ホールドの体制に入ります。
想像していた以上に“力”を感じます。
瞬間“その人”がワルツを選んだ気持ちがわかりました。
「思い切って踊ってみよう」
そう決めていた、ということです。
きっかけはおそらく“見学”した
“日本人のようで、日本人ではない”選手のワルツでしょう。
ワタシはココロの中で“その人”の意気込みに同意します。
「ヨシ、思い切り踊ってみよう」
“開き直り”のような心境でもありました。
意を決するように、スタート。
オットット・・・
1回目のナチュラルターンを失敗してしまったのです。
フィニッシュで大きくバランスを壊したのです。
滅多にない、派手な失敗。
コーヒーカップを手に、
H氏が大げさに吹き出すようなモーション。
楽しそうに笑っています。
そして、明るく大きな声で、
「ベリーナイス!」
これで、一気に気持ちが楽になりました。
やり直し。
と、意外な結果が待っていたのです。
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肩関節が柔らかいことは必須です。
ポイントは、肩甲骨
『胴体の中で肩甲骨を
浮遊(ふゆう)させるがごとく使え』
とは、私の先生の言葉です」
では、リナさん伝授の、
肩関節周辺を柔らかくするエクササイズ
2種、ドーゾ。
その1 肩だけ自在(じさい)
背中を動かさず、
肩だけ単独で動かすエクササイズだよ。
① リラックスした状態で、両手を横に垂らしておく。
② ①から、肩の部分だけを思い切り前に出す。
両方の肩を同時に出してOK。
③ 次に、肩を思い切り上に上げる。
首をすくめるのではなく、肩だけ上げること。
④ 肩をできるだけ後ろに引く。
ただし、上体は反らせない。
⑤ 肩を下げるようにして、元の①の状態に戻る。
①~⑤を連続して行なってみよう。
肩で円を描くように。
できたら、次に片方づつ行ってみて。
できるかな?
リナ
「肩のみを前・上・後ろ・下に動かす。
シンプルなエクササイズですが、いいですよ。
意外と、日頃動かしきれていない部分に行き当たるんです。
私は、このエクササイズのとき、
背中が鏡で見える状況にしてやっているのですが、
肩を動かすたびに、
肩甲骨が一緒になって動いているのがよくわかります。
肩甲骨が大きく動くようになれば、
背中の筋肉も一緒に育ってくれます。
また、
肩周辺の神経を目覚めさせ、
コントロール力が上がるエクササイズですので、
ぜひやってみてください」
その2 壁押し&ウーンと前ならえ
左右どちらからでもOKだけど、
まずは右腕からいきましょ。
① 壁の近く、右横顔を壁に向けるように立つ。
② 右肩を後ろに引き、右腕を後ろに肩の高さあたりまで上げる。
③ 右肩を壁面につける。
④ 手のひら、腕の内側が壁にぺタッってついた状態にする。
⑤ 左肩を後ろに引くようにして、
やや力をかけ、右腕全体を伸ばすようにする
力を加えていくときは、ゆっくり息を吐く。
(決して無理しないでね)
⑥ 次に、壁から離れ、ウーンと腕を前に伸ばす。
肩甲骨はアバラの上でスライドし、前へ。
胸鎖関節(第163・692話参照)のみがくっついている!?
ってな感じを目指す
⑥ 反対も行う。
エレナ
「壁を見るたびにやりたくなってくるほど、
今、ハマッテます(笑)
だってね、気持ち良いんです。
それに(実寸としての)腕が長くなってきた感じがするし。
へぇ~腕って伸びるのね!?とびっくり。
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思わぬ効果」
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いつもとは違うやる気からくる、テンションを感じます。
同時に、珍しく“リキミ”も感じるのです。
学生の頃のダンスを彷彿させます。
アノ頃は、迷いはなかったのになぁ・・・
「果たしてコレはリキミなのだろうか?
良い意味でのパワーなのだろうか?」
なんて。
思えば、
その2つの感覚の差に非常に迷っている自分たちがいたようです。
特にH氏の前では。
「モァ・リラックス(もっと力を抜いて)」
と言われてしまうだろうと、常に先読みしてしまい、
思い切り踊ろうと試みることさえ、なくなっていたのです。
ホールドの体制に入ります。
想像していた以上に“力”を感じます。
瞬間“その人”がワルツを選んだ気持ちがわかりました。
「思い切って踊ってみよう」
そう決めていた、ということです。
きっかけはおそらく“見学”した
“日本人のようで、日本人ではない”選手のワルツでしょう。
ワタシはココロの中で“その人”の意気込みに同意します。
「ヨシ、思い切り踊ってみよう」
“開き直り”のような心境でもありました。
意を決するように、スタート。
オットット・・・
1回目のナチュラルターンを失敗してしまったのです。
フィニッシュで大きくバランスを壊したのです。
滅多にない、派手な失敗。
コーヒーカップを手に、
H氏が大げさに吹き出すようなモーション。
楽しそうに笑っています。
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