2009.12.28 (第1070話)チョット中休み エッセイvol.25 ~表現したら、なぜ変になる??~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
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読者限定ワークショップ
チョット中休み エッセイvol.25
表現したら、なぜ変になる??
~“秘訣”は○○にアリ 前編~
年の瀬ですねぇ~~のお忙しい時分だとは思いますが、
さてさて、今回はのっけより発表です。
今日から2日間に渡りまして、
第4回
社交ダンスが上手くなるということ
読者限定 ワークショップ
のご案内をいたします。
今回のテーマはナニでしょう!?
実は、ワタクシが最も大切に育ててきたものの伝授・・・
まずは、こんなお話から始めさせてください。
ワタクシ、現役時代、
師匠からシコタマ注意を受けて来たんだけど
その中で
「オイオイ、
いったいどーいう風に解釈したらエエんヤ??」
と悩んだモンの中で、
最大級の“ナゾ”が以下のようなものだった。
その1
競技会の前日、ダンスのチェックを受けたとしよう。
すると、
師匠
「もっと、踊らなアカンがな(踊らないとダメ)
全然、見えてけえへんぞ(見えてこないよ)」
で、
言われるままに“思い切りダンス”にシフトするや、
今度は、
師匠
「こらッ、なに、暴れてルンヤ!?」
つまり、
思い切り踊ったら「暴れている」
だからと言って、控えめに踊ったら、「もっと踊れ」
う~ん・・・
その2
ある競技会の時、
メッチャ、リラックスして踊っていて、
今日は調子がいいなと思っていたのに、
師匠
「“気分”だけで踊ったら、アカン。
“熱”が足りん(足りない)」
アレッ、そう見えるの?
と思って“熱演ダンス”に切り替えるや、
師匠
「なんでそんなにリキんでるんや!?」
つまり、
リラックスして踊ると「熱が足りない」
でも、熱っぽく踊ると「リキンでしまう」
ムムム・・・
その3
ルンバのコレオグラフィーのチェックを受けたときも、
師匠
「自分(あなた)のは、ただの“体操”や。
気持ちが入っていない」
あ、感情表現が足りないのねと思い
“表現ダンス”に変化させるや、
師匠
「(噴出しながら)ソラ、やりすぎや。
カッコ悪うて見てられへん」
つまり、
感情表現すると「やりすぎ」
だもんで、感情を抑えると「ただの体操」
はぁ・・・
ワタシは悩んだ。
思い切り踊ったり
熱演したり
表現したりすると、
暴れたり
リキんだり
やりすぎたりしてしまうのは、
「ちょうどいい加減に踊るということができないから」
なのか?
いや、もっと、
「根本的に、何かがおかしい」のか?
ワタシはその両方だろうと、解釈した。
なぜか・・・ビデオで自分の姿を見たからだ。
師匠が言ったとおりだと思った。
自分では、
「思い切り、楽しく、熱っぽく、表現できた!」
と思っていたのに、
映し出されたのは、
うわあぁ、なんてひどい映像・・・
バラバラで、メチャクチャヤン・・・
ホンマ、ショックで、涙が出てきましたよ。
そして、ワタシは段々と、
ダンスの中で、
“自分”を出すのが怖くなってきたんだな。
同時に、
“表現”をする楽しさも失っていったんだ。
どうしたらいいのだろう?
のキッカケをつかんだのは、生徒サンのレッスンだった。
多くの人が、
ワタシと同じような症状で悩んでいることを知ったんだ。
ワタシが、
「もっと踊ってごらん!」
と声をかけるや、
みんなは、
踊るスイッチをOFFからONに切り替える。
すると、
ほとんどの人が、
暴れ始めたり
リキンだり
やりすぎたりしてしまうんだ。
姿勢が崩れ、ひどいカッコウになってしまう人もいる。
カラダに内在している弱点、
癖が表面化するかのごとくだ。
ワタシの方があせっちゃって、コレではダメだとばかりに、
「もっと押さえて踊るよう」な指示を出すともうダメ。
今度は、いきなり
踊るスイッチをOFFにしてしまうんだ。
そして、火が消えたようにおとなしくなり、
表現の世界からスーッと離れていってしまう・・・
コレは切実な問題だ、とは思いながらも
根本的な原因が分からなかった。
根本的な原因が分からないため、
モチ“治療”もママナラナイ・・・
それが、
競技の現役を引退し、
生徒サンのレッスンのみに集中するようになってから、
その人たちをジックリ観察できる余裕が増えた。
そして
ワタシはその症状が出る人たちに、
“ある共通点”があるのに気がついたんだ。
例えば、A氏のチャチャチャ
スイッチONになり、
危ない気分が乗ってくると、かっ飛ばしてくる。
ボディや肩がやたら動き出す。
また、例えば、
Bさんのスロー・フォックストロット
さぁ、踊るぞ!
のスイッチが入ると、ホールドが硬くなる。
本人は思い切ったスイングをかけているつもりが、
カタマリになって暴れているのみ。
両者共の共通の弱点は、○○
その○○の勉強ができていないのが、
症状の出る根本原因のひとつではないかと
思うようになったんだ。
で、まずはワタシ自身がその勉強を率先して行った。
そして、生徒サンに伝授していった。
その成果は・・・
ソレはもう、
驚くべきものだった!
さぁ、○○のなかに入る文字はナンダと思います?
明日までに考えて見てくださいな。
その○○が、
第4回目のワークショップのテーマです・・・
後編へ第1071話へ
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今日から2日間に渡りまして、
第4回
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今回のテーマはナニでしょう!?
実は、ワタクシが最も大切に育ててきたものの伝授・・・
まずは、こんなお話から始めさせてください。
ワタクシ、現役時代、
師匠からシコタマ注意を受けて来たんだけど
その中で
「オイオイ、
いったいどーいう風に解釈したらエエんヤ??」
と悩んだモンの中で、
最大級の“ナゾ”が以下のようなものだった。
その1
競技会の前日、ダンスのチェックを受けたとしよう。
すると、
師匠
「もっと、踊らなアカンがな(踊らないとダメ)
全然、見えてけえへんぞ(見えてこないよ)」
で、
言われるままに“思い切りダンス”にシフトするや、
今度は、
師匠
「こらッ、なに、暴れてルンヤ!?」
つまり、
思い切り踊ったら「暴れている」
だからと言って、控えめに踊ったら、「もっと踊れ」
う~ん・・・
その2
ある競技会の時、
メッチャ、リラックスして踊っていて、
今日は調子がいいなと思っていたのに、
師匠
「“気分”だけで踊ったら、アカン。
“熱”が足りん(足りない)」
アレッ、そう見えるの?
と思って“熱演ダンス”に切り替えるや、
師匠
「なんでそんなにリキんでるんや!?」
つまり、
リラックスして踊ると「熱が足りない」
でも、熱っぽく踊ると「リキンでしまう」
ムムム・・・
その3
ルンバのコレオグラフィーのチェックを受けたときも、
師匠
「自分(あなた)のは、ただの“体操”や。
気持ちが入っていない」
あ、感情表現が足りないのねと思い
“表現ダンス”に変化させるや、
師匠
「(噴出しながら)ソラ、やりすぎや。
カッコ悪うて見てられへん」
つまり、
感情表現すると「やりすぎ」
だもんで、感情を抑えると「ただの体操」
はぁ・・・
ワタシは悩んだ。
思い切り踊ったり
熱演したり
表現したりすると、
暴れたり
リキんだり
やりすぎたりしてしまうのは、
「ちょうどいい加減に踊るということができないから」
なのか?
いや、もっと、
「根本的に、何かがおかしい」のか?
ワタシはその両方だろうと、解釈した。
なぜか・・・ビデオで自分の姿を見たからだ。
師匠が言ったとおりだと思った。
自分では、
「思い切り、楽しく、熱っぽく、表現できた!」
と思っていたのに、
映し出されたのは、
うわあぁ、なんてひどい映像・・・
バラバラで、メチャクチャヤン・・・
ホンマ、ショックで、涙が出てきましたよ。
そして、ワタシは段々と、
ダンスの中で、
“自分”を出すのが怖くなってきたんだな。
同時に、
“表現”をする楽しさも失っていったんだ。
どうしたらいいのだろう?
のキッカケをつかんだのは、生徒サンのレッスンだった。
多くの人が、
ワタシと同じような症状で悩んでいることを知ったんだ。
ワタシが、
「もっと踊ってごらん!」
と声をかけるや、
みんなは、
踊るスイッチをOFFからONに切り替える。
すると、
ほとんどの人が、
暴れ始めたり
リキンだり
やりすぎたりしてしまうんだ。
姿勢が崩れ、ひどいカッコウになってしまう人もいる。
カラダに内在している弱点、
癖が表面化するかのごとくだ。
ワタシの方があせっちゃって、コレではダメだとばかりに、
「もっと押さえて踊るよう」な指示を出すともうダメ。
今度は、いきなり
踊るスイッチをOFFにしてしまうんだ。
そして、火が消えたようにおとなしくなり、
表現の世界からスーッと離れていってしまう・・・
コレは切実な問題だ、とは思いながらも
根本的な原因が分からなかった。
根本的な原因が分からないため、
モチ“治療”もママナラナイ・・・
それが、
競技の現役を引退し、
生徒サンのレッスンのみに集中するようになってから、
その人たちをジックリ観察できる余裕が増えた。
そして
ワタシはその症状が出る人たちに、
“ある共通点”があるのに気がついたんだ。
例えば、A氏のチャチャチャ
スイッチONになり、
危ない気分が乗ってくると、かっ飛ばしてくる。
ボディや肩がやたら動き出す。
また、例えば、
Bさんのスロー・フォックストロット
さぁ、踊るぞ!
のスイッチが入ると、ホールドが硬くなる。
本人は思い切ったスイングをかけているつもりが、
カタマリになって暴れているのみ。
両者共の共通の弱点は、○○
その○○の勉強ができていないのが、
症状の出る根本原因のひとつではないかと
思うようになったんだ。
で、まずはワタシ自身がその勉強を率先して行った。
そして、生徒サンに伝授していった。
その成果は・・・
ソレはもう、
驚くべきものだった!
さぁ、○○のなかに入る文字はナンダと思います?
明日までに考えて見てくださいな。
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