2009.12.24 (第1066話)社交ダンスを教えるということ vol.8 契約更新しない?~
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読者限定ワークショップ
特別シリーズ
社交ダンスを教えるということvol.8
契約更新しない?
パートナーシップ違約行為③
チョイ、ダンスの話やないけれど・・・
すべての人間関係は、
見えざる「契約」ナルモノから成り立っているという。
お互いソレについて、
あえて口に出して言うことはないだろうけどね。
つまりは暗黙の了解ってヤツ。
でもソノ
無意識の同意に基づいて、
1回1回のやりとりが行われているのが事実なんだ。
え?ソレはどんな契約かって?
例えば、互いの行動、言って良いこと、悪いこと、
それに、しなきゃいけないこと、してはダメなこと・・
ソンナコンナに対する“無意識下”での取り決めだ。
「契約」それ自体は別に悪いものではない。
自動的に行われる自然な反応だ。
しかし、ここからが大切。
ソノ「契約」は絶対的なモノではないということだ。
「契約」とはいえ、
そもそもは、それぞれの人間が勝手に、
自分のココロの中に作り出しているもの。
相手とズレテいることだって大いにある。
だから、
その「契約」相手とズット仲良くやって行きたいのならば、
「今のまんまでいいや」
なんて、面倒くさがってはダメ。
必要とあらば話し合い、
意志を持って何度も見直し、
しょっちゅう
変更されるべきものだと思う。
それでなくても「契約」は、とても変化しやすい。
例えば、今まで単なる「友達」契約であった人が、
ある時突然「恋人」の契約になり、
アレヨアレヨという間に「夫婦」の契約に・・・
ナンテよくあるケースだ。
ココロ変われば「契約」は自動的に切り替わる仕組みだ。
近い人間関係になればなるほど、
「期待感」というヤッカイなモノまで「契約」に乗っかってくる。
「分かってくれていると思っていたのに・・・」
ってヤツ。
実際、自分側の勝手な「契約」通りにナカナカ相手は、
動いてくれないものだ。
相手が自分と全く同じ方向に、同じ距離だけ、
同じ速さで、同じ内容で動いてくれれば問題ナシなのだが、
コレって絶対ありえない。
と、分かっちゃいるがどこかで期待してしまう。
人間関係の悲劇は、
ドウもそこらへんから始まってくるようだ。
要するに、
「お互いに対する期待感のズレが、
人間関係の悲劇の始まり」
かもねぇ。
さぁ、あなたの場合はどうだろうか?
まず現在の“契約状況”を、
身近なところからザッと見渡してみて欲しい。
夫婦・親子・友人・会社の同僚・上司etc.
そして(いよいよココからダンスの話にも入っていくけど)
ダンスの仲間・パートナー・
自分の習っている先生・教えている生徒・・
その人たちとの関係はすべて、
あなたの意のまま・スムーズ&ポジティブかな?
ほとんどの人が「ん~どうだろう?? 」
かもね。
または、
「ねぇ、
ポジティブな人間関係的“契約”
ってどういうことよ?」
って声も上がりそうね。
OK、簡単に説明しよう。
「その人と一緒にいると、
全くありのままの自分でいられる。
何も隠す必要がなく、
何かを信じてもらおうとする必要もない。
その人との関係を利用して、
自分を成長させ、なりたい自分になって行ける
お互いの相乗効果を限りなく引き出しあえる」
そんなこんなが、ポジティブな望ましい人間関係。
反対に、
「その人に対して、
いつも同じ“役割”を演じたり、
同じ形で振舞ったりしてしまう。
妙にテンションが高くなったり、
ぶっきらぼうになり過ぎたり。
ココロがザワザワして、本当の自分が出せなくなる」
は、ネガティブな契約の証だ。
思い当たるかなぁ?
「ほとんどがネガティブな契約じゃない!?」
と言う人が意外に多いだろう。
親子・夫婦であっても中々難しいんだよね。
もちろん、ダンスにおいても
「メッチャ難しいわ」
だろうねぇ。
なぜ?
だって、他者との人間関係の前に、
自分との関係が良くないから・・・。
「自分自身のことが一番よくわからないんですよねぇ」
が当たり前で、
「別に自分なんてどうでもいいんです」
で、終わっちゃうことがあまりにも多いから。
自分のことが把握できない
自分のコントロールができない
だから、怖くって、
みんな自分の“素直”が出せなくなっている。
これって、大いにダンスでも言えること。
「自分のことがわからない・把握できない・
コントロールができない」
ままだと、絶対ダンスは上達しない。
成長が止まるときが必ずやってくる。
なぜって、怖くって自分の表現ができなくなってしまうから。
さてさて、
実生活においてももちろんダンス生活においても、
「自分のことをよく知って、
自分の真実に忠実に生きる」
これって大切だと思うんだ。
全人類がソレに目覚めることができたら、
すべてのネガティブな契約は一掃されるだろうねぇ。
世の中、ポジティブな人間関係ばかりになればモメゴトはなくなる。
と、気がついちゃった人から、
自分との関係を見直していくためにも
まずは、
自分の周りのネガティブな契約を改良していかない?
周りって・・・親しい人々との関係よ。
実は“変化”を望みながらも、あきらめたり、
見ないようにしたりしていた関係がいっぱいあるでしょ!?
ってことは、ソウ、
(他人との)人間関係は、
自分との関係を見直しために存在する
んだもん。
(コレハッキリ言って、
社交ダンスが上手くなるためには、
絶対、通ったほうが良いですよぉ~な道なんだ)
次号から、その改良方法について取り上げよう。
続く第1067話へ
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パートナーシップ違約行為③
チョイ、ダンスの話やないけれど・・・
すべての人間関係は、
見えざる「契約」ナルモノから成り立っているという。
お互いソレについて、
あえて口に出して言うことはないだろうけどね。
つまりは暗黙の了解ってヤツ。
でもソノ
無意識の同意に基づいて、
1回1回のやりとりが行われているのが事実なんだ。
え?ソレはどんな契約かって?
例えば、互いの行動、言って良いこと、悪いこと、
それに、しなきゃいけないこと、してはダメなこと・・
ソンナコンナに対する“無意識下”での取り決めだ。
「契約」それ自体は別に悪いものではない。
自動的に行われる自然な反応だ。
しかし、ここからが大切。
ソノ「契約」は絶対的なモノではないということだ。
「契約」とはいえ、
そもそもは、それぞれの人間が勝手に、
自分のココロの中に作り出しているもの。
相手とズレテいることだって大いにある。
だから、
その「契約」相手とズット仲良くやって行きたいのならば、
「今のまんまでいいや」
なんて、面倒くさがってはダメ。
必要とあらば話し合い、
意志を持って何度も見直し、
しょっちゅう
変更されるべきものだと思う。
それでなくても「契約」は、とても変化しやすい。
例えば、今まで単なる「友達」契約であった人が、
ある時突然「恋人」の契約になり、
アレヨアレヨという間に「夫婦」の契約に・・・
ナンテよくあるケースだ。
ココロ変われば「契約」は自動的に切り替わる仕組みだ。
近い人間関係になればなるほど、
「期待感」というヤッカイなモノまで「契約」に乗っかってくる。
「分かってくれていると思っていたのに・・・」
ってヤツ。
実際、自分側の勝手な「契約」通りにナカナカ相手は、
動いてくれないものだ。
相手が自分と全く同じ方向に、同じ距離だけ、
同じ速さで、同じ内容で動いてくれれば問題ナシなのだが、
コレって絶対ありえない。
と、分かっちゃいるがどこかで期待してしまう。
人間関係の悲劇は、
ドウもそこらへんから始まってくるようだ。
要するに、
「お互いに対する期待感のズレが、
人間関係の悲劇の始まり」
かもねぇ。
さぁ、あなたの場合はどうだろうか?
まず現在の“契約状況”を、
身近なところからザッと見渡してみて欲しい。
夫婦・親子・友人・会社の同僚・上司etc.
そして(いよいよココからダンスの話にも入っていくけど)
ダンスの仲間・パートナー・
自分の習っている先生・教えている生徒・・
その人たちとの関係はすべて、
あなたの意のまま・スムーズ&ポジティブかな?
ほとんどの人が「ん~どうだろう?? 」
かもね。
または、
「ねぇ、
ポジティブな人間関係的“契約”
ってどういうことよ?」
って声も上がりそうね。
OK、簡単に説明しよう。
「その人と一緒にいると、
全くありのままの自分でいられる。
何も隠す必要がなく、
何かを信じてもらおうとする必要もない。
その人との関係を利用して、
自分を成長させ、なりたい自分になって行ける
お互いの相乗効果を限りなく引き出しあえる」
そんなこんなが、ポジティブな望ましい人間関係。
反対に、
「その人に対して、
いつも同じ“役割”を演じたり、
同じ形で振舞ったりしてしまう。
妙にテンションが高くなったり、
ぶっきらぼうになり過ぎたり。
ココロがザワザワして、本当の自分が出せなくなる」
は、ネガティブな契約の証だ。
思い当たるかなぁ?
「ほとんどがネガティブな契約じゃない!?」
と言う人が意外に多いだろう。
親子・夫婦であっても中々難しいんだよね。
もちろん、ダンスにおいても
「メッチャ難しいわ」
だろうねぇ。
なぜ?
だって、他者との人間関係の前に、
自分との関係が良くないから・・・。
「自分自身のことが一番よくわからないんですよねぇ」
が当たり前で、
「別に自分なんてどうでもいいんです」
で、終わっちゃうことがあまりにも多いから。
自分のことが把握できない
自分のコントロールができない
だから、怖くって、
みんな自分の“素直”が出せなくなっている。
これって、大いにダンスでも言えること。
「自分のことがわからない・把握できない・
コントロールができない」
ままだと、絶対ダンスは上達しない。
成長が止まるときが必ずやってくる。
なぜって、怖くって自分の表現ができなくなってしまうから。
さてさて、
実生活においてももちろんダンス生活においても、
「自分のことをよく知って、
自分の真実に忠実に生きる」
これって大切だと思うんだ。
全人類がソレに目覚めることができたら、
すべてのネガティブな契約は一掃されるだろうねぇ。
世の中、ポジティブな人間関係ばかりになればモメゴトはなくなる。
と、気がついちゃった人から、
自分との関係を見直していくためにも
まずは、
自分の周りのネガティブな契約を改良していかない?
周りって・・・親しい人々との関係よ。
実は“変化”を望みながらも、あきらめたり、
見ないようにしたりしていた関係がいっぱいあるでしょ!?
ってことは、ソウ、
(他人との)人間関係は、
自分との関係を見直しために存在する
んだもん。
(コレハッキリ言って、
社交ダンスが上手くなるためには、
絶対、通ったほうが良いですよぉ~な道なんだ)
次号から、その改良方法について取り上げよう。
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