2009.12.19 (第1061話)チョット中休み エッセイvol.24 ~驚きのカップリング現象~
初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
チョット中休み エッセイvol.24
驚きのカップリング現象
~“変化”は決して怖くない②~
ワークショップの始まりに“診断ダンス”の時間がある。
その名のとおり、当日の参加者のダンスを診断するわけ。
まぁ、本題に入る前に、
緊張しているココロとカラダをほぐしましょ、
ってねらいもあるんだけどね。
第1・2回のワークショップではみんなが踊る姿を、
ジュンコ先生が競技会の審査員ヨロシク、
外からチェックするという方式をとったんだ。
それが、今回、やり方を変えた。
診断方式を競技会・スタイルではなく、
パーティ・スタイルにしたんだな。
ジルバ・ワルツ・ルンバ・スローフォックストロットの、
4種目の音楽が順次かかる中、
みんなが思い思いにパートナー・チェンジしながら踊り、
ジュンコ先生も参加者に混じって踊りながらの診断って感じ。
なにしろ、ワークショップのテーマが、
「リード&フォローの原点を探る」だもんね、
参加者のみんなが日頃どんなふうに踊っているのか、
感覚的な観点から知る必要があったんだな。
さて、お伝えしたいのは、
その診断ダンス時に“劇的変化”があったってこと。
ソレは、パートナー・チェンジの際の
多彩なカップルの誕生・・・
非常にユニーク、かつ、
推奨するべきカップリング現象
が見られたってことだ。
フツーのパーティでは、ありえない、
チョイ、タブーなパターンもありで・・・
実態はこうだ。
パターンその1
女性が男性役をし、女性同士で踊る
まぁ、コレはよく見かける光景。
競技会にだってレディース戦があるんだもん。
また、
ジュンコ先生は女性だから、女性を診断するときは、
必然的にこのパターンが生まれるしね。
画期的だったのは以下の2パターンだ。
パターンその2
男性が女性役をし、女性が男性役で踊る
これだけでもすごいけど、
もっと、アイヤァ~なのは、
パターンその3
男性が女性役をし、男性同士で踊る
もちろん、仕掛け人は、
主催者側のヒデ君であり、ミキヒコさんでもアル。
そして、
「勇気を持って誘う(お願いする)ベシ」
と、けしかけたのは、モチ、ワタシでもアル。
しかし、“でもアル”ってことは・・・
そう、
自発的にそのパターンに持ち込んだ参加者がいたってことだ。
コレには、正直驚いたし、すごくうれしくもあったんよ。
なぜって、
(何度も言うようだけど)これら3つのカップリング、
ワタクシとしては、
推奨するべきカップリング現象
だと思うわけ。
つまり、ドンドン、やって欲しい非常に望ましい現象なんだ。
ナァンテ言えば、こんな声も聞こえてきそうよね。
「オイオイ、ジュンコ先生よ。
道理を乱してもらっちゃァ困るナァ。
社交ダンスは、男女が踊るもの。
女性同士はまだ、仕方がナイにしても、
男性と女性が反対役をするなんて、変だし、
オマケに“男性同士で組め”なんて、何を言い出すやら。
気持ち悪い!!もってのほかだ」
誤解のないように言っておくけど、
上記3つのカップリング、
パーティ会場で、
すぐさまヤルコトを推奨しているわけではないんだな。
ソレをやることの
意味、意義を見出しているモノ同士でないと、
それこそ、誤解を招いてしまうだろう。
ただ単に奇異な現象としてしかとってもらえないようだと、
パーティの雰囲気をつぶしてしまいかねないしね。
ってことで、上記3つのカップリングは、
実践のパーティ会場では無理にしても、
(コンペも無理でしょ。レディース戦以外にはないモンね)
社交ダンスが上手くなる過程における練習には、
絶対的に取り入れて欲しいものなんだ。
なぜって、ソレは、
「リード&フォローの原点を探る」
ことにつながっているから。
つまり、
男性が女性役を女性が男性役を勉強したり、
男性同士・女性同士で組んで踊る勉強をしたりすることは、
リード&フォローが真に上手くなるための
最適な方法であると思うから。
ちなみに、
診断ダンスの際に“自発的動き”に乗り出した勇気ある参加者に、
理由を問うてみると
「女性がどんな感じを味わっているのか、
知りたくなったから」
「ヒデさんやミキヒコさんを始め、
(ワークショップに)参加している男性の人が
どんなふうに踊っているのかよくわかって、
勉強になるから」
などなど。
イヤイヤ、GOODな意見ですよ。
そういや、ヒデ君はこんな風に言っていたな。
「オレ、はじめはすごくイヤやった。
何で、女性役しなアカンねん!?
男同士組まなアカンねん!?って、文句ばっかり言うていたわ。
相手にも悪いなと思うからね。
お願いしにくい」
それが、
「実際やってみたらメッチャ意外やったわ」
「『勉強のために組ませてください』言うたら、
エ~!?って、戸惑う人も中にはいたけど、
基本的には嫌がられない。
それに、ムッチャ勉強になる。
特に男同士組むって、エエナ。
ハ~ン、こんな風にリードしてハルのかってよくわかる。
その人のテクニックがいただけそうや」
フムフム、いいところついているじゃないですか!
ヒデ君、ずい分女性役が上手くなったしね。
同じように
最初はどう見ても“お笑い”にしか見えなかった
ミキヒコさんの女性役も、
ようやく“サマになってきた”モンねぇ。
さて、今回のワークショップに話を戻そう。
その診断ダンスあとのオリエンテーションで、
リード&フォローについてのワタクシの見解と述べたのだが・・・
続く第1062話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
チョット中休み エッセイvol.24
驚きのカップリング現象
~“変化”は決して怖くない②~
ワークショップの始まりに“診断ダンス”の時間がある。
その名のとおり、当日の参加者のダンスを診断するわけ。
まぁ、本題に入る前に、
緊張しているココロとカラダをほぐしましょ、
ってねらいもあるんだけどね。
第1・2回のワークショップではみんなが踊る姿を、
ジュンコ先生が競技会の審査員ヨロシク、
外からチェックするという方式をとったんだ。
それが、今回、やり方を変えた。
診断方式を競技会・スタイルではなく、
パーティ・スタイルにしたんだな。
ジルバ・ワルツ・ルンバ・スローフォックストロットの、
4種目の音楽が順次かかる中、
みんなが思い思いにパートナー・チェンジしながら踊り、
ジュンコ先生も参加者に混じって踊りながらの診断って感じ。
なにしろ、ワークショップのテーマが、
「リード&フォローの原点を探る」だもんね、
参加者のみんなが日頃どんなふうに踊っているのか、
感覚的な観点から知る必要があったんだな。
さて、お伝えしたいのは、
その診断ダンス時に“劇的変化”があったってこと。
ソレは、パートナー・チェンジの際の
多彩なカップルの誕生・・・
非常にユニーク、かつ、
推奨するべきカップリング現象
が見られたってことだ。
フツーのパーティでは、ありえない、
チョイ、タブーなパターンもありで・・・
実態はこうだ。
パターンその1
女性が男性役をし、女性同士で踊る
まぁ、コレはよく見かける光景。
競技会にだってレディース戦があるんだもん。
また、
ジュンコ先生は女性だから、女性を診断するときは、
必然的にこのパターンが生まれるしね。
画期的だったのは以下の2パターンだ。
パターンその2
男性が女性役をし、女性が男性役で踊る
これだけでもすごいけど、
もっと、アイヤァ~なのは、
パターンその3
男性が女性役をし、男性同士で踊る
もちろん、仕掛け人は、
主催者側のヒデ君であり、ミキヒコさんでもアル。
そして、
「勇気を持って誘う(お願いする)ベシ」
と、けしかけたのは、モチ、ワタシでもアル。
しかし、“でもアル”ってことは・・・
そう、
自発的にそのパターンに持ち込んだ参加者がいたってことだ。
コレには、正直驚いたし、すごくうれしくもあったんよ。
なぜって、
(何度も言うようだけど)これら3つのカップリング、
ワタクシとしては、
推奨するべきカップリング現象
だと思うわけ。
つまり、ドンドン、やって欲しい非常に望ましい現象なんだ。
ナァンテ言えば、こんな声も聞こえてきそうよね。
「オイオイ、ジュンコ先生よ。
道理を乱してもらっちゃァ困るナァ。
社交ダンスは、男女が踊るもの。
女性同士はまだ、仕方がナイにしても、
男性と女性が反対役をするなんて、変だし、
オマケに“男性同士で組め”なんて、何を言い出すやら。
気持ち悪い!!もってのほかだ」
誤解のないように言っておくけど、
上記3つのカップリング、
パーティ会場で、
すぐさまヤルコトを推奨しているわけではないんだな。
ソレをやることの
意味、意義を見出しているモノ同士でないと、
それこそ、誤解を招いてしまうだろう。
ただ単に奇異な現象としてしかとってもらえないようだと、
パーティの雰囲気をつぶしてしまいかねないしね。
ってことで、上記3つのカップリングは、
実践のパーティ会場では無理にしても、
(コンペも無理でしょ。レディース戦以外にはないモンね)
社交ダンスが上手くなる過程における練習には、
絶対的に取り入れて欲しいものなんだ。
なぜって、ソレは、
「リード&フォローの原点を探る」
ことにつながっているから。
つまり、
男性が女性役を女性が男性役を勉強したり、
男性同士・女性同士で組んで踊る勉強をしたりすることは、
リード&フォローが真に上手くなるための
最適な方法であると思うから。
ちなみに、
診断ダンスの際に“自発的動き”に乗り出した勇気ある参加者に、
理由を問うてみると
「女性がどんな感じを味わっているのか、
知りたくなったから」
「ヒデさんやミキヒコさんを始め、
(ワークショップに)参加している男性の人が
どんなふうに踊っているのかよくわかって、
勉強になるから」
などなど。
イヤイヤ、GOODな意見ですよ。
そういや、ヒデ君はこんな風に言っていたな。
「オレ、はじめはすごくイヤやった。
何で、女性役しなアカンねん!?
男同士組まなアカンねん!?って、文句ばっかり言うていたわ。
相手にも悪いなと思うからね。
お願いしにくい」
それが、
「実際やってみたらメッチャ意外やったわ」
「『勉強のために組ませてください』言うたら、
エ~!?って、戸惑う人も中にはいたけど、
基本的には嫌がられない。
それに、ムッチャ勉強になる。
特に男同士組むって、エエナ。
ハ~ン、こんな風にリードしてハルのかってよくわかる。
その人のテクニックがいただけそうや」
フムフム、いいところついているじゃないですか!
ヒデ君、ずい分女性役が上手くなったしね。
同じように
最初はどう見ても“お笑い”にしか見えなかった
ミキヒコさんの女性役も、
ようやく“サマになってきた”モンねぇ。
さて、今回のワークショップに話を戻そう。
その診断ダンスあとのオリエンテーションで、
リード&フォローについてのワタクシの見解と述べたのだが・・・
続く第1062話へ
※Real Junko Voiceはお休みです。
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |