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読者限定ワークショップ




チョット中休み エッセイvol.24 

ワークショップは変化することに意味がある

~“変化”は決して怖くない①~


シリーズの途中ではありますが、
ご報告いたします。
全日程、終了いたしました。

第3回

社交ダンスが上手くなるということ

読者限定 ワークショップ


~リード&フォローの原点を探る~

参加してくださった皆様、ありがとうございます。
イヤハヤ、充実した毎日でした。 
ヒデ君、ミキヒコさんともども、ココロより感謝!です。

今回もまた、色々な方々にお会いすることができました。
関東・中部・中国・九州・・
遠方よりの参加者多数あり。 
年代も10代から60代後半までと多彩。
モチ、ダンス的志向も、
競技選手・学連・プロ・愛好家・メダルテスト・全くの初心者・・
ホンマ、勉強になりました。

勇気を持って申し込んでくださった、初めての方々、
さらなる期待感と、
夢を託すがごとく応募してくださったリピーターの方々、
その熱い思いを受け止めることができたかどうか、
スタッフ全員で、モロモロを見直しているところであります。
して、至らぬ点を反省しつつ、
参加者すべての方のダンス的幸せを切に願う・・・
そんな日々を送っております。

さて、
5月にワクワクドキドキの第1回目を行ってから、
今回で3回目のワークショップ、
と、ココでワタシは、ふと思う。
「ん?まだ3回目か・・・」
そう、開始後、半年しか経っていない!?
なぁんか、不思議よね。
だって、もうずい分前からやっているみたいなんだもの。
大げさじゃなく、
10年くらいやっているような、気分。
なぜか?
そりゃぁ、ワタシにとって、
1回1回のワークショップの“密度が、
非常に濃い” からでしょう。

見知らぬ方々と出会い

貴重な時間を共有する


ソコには、多くの体験があり、多くの情報が交換される。
1時間が10時間分くらいの価値を生み続ける、
まさに“アインシュタイン時間” なわけよ。
(アインシュタイン時間については第81話参照)

ズーッと長年、クローズした世界の中で、
地味ぃ~にやってきたもんだから、
なんか、とんでもなく
大変なことをしでかしてしまったような気持ちでもアルしね。
ずっと停滞していモンが、
いきなり目覚め、すんごい勢いで走り始め、
今もなお、
その動きには慣性の法則にのっとって動き続けている・・・
そんな感じなんだ。
これから先、どうなるんでしょ!!!???
未知数であるけれど、
コレだけは、ハッキリ言える、
「ワークショップでの体験のすべて、
および、一人ひとりとの出会いが、
確実に、急激に、ワタシに変化を与えてくれている」

そして、
「いったん生まれた“変化の波”は永遠だ。
ワタシが故意に成長を止めようとしない限り、
ズーッと続いていくだろう」


簡単に言えば、
1回1回のワークショップが、ダンス教師であるワタシを鍛え、
成長させてくれているってこと。
だもんで、
リスクを抱えてでも、やって良かった・・・」
と思っているよ。

そう、実は、
ワタシにとってのワークショップは
“世の中に出る”ことに他ならぬ、
それは、大きなリスクでもあったというわけだ。
だからワタシは・・・

変化していくことの“喜び”を知っているが、

同じくらい“怖さ”も知っている


これは、アル意味、
ダンスにおける生徒サン側の気持ちの代弁だ。
「(ダンスは)上手くなりたいけど、変化は怖い」
「リスクを抱えてまで、変わりたくない」
「良いかな?とは感じても、
今より絶対的に良くなるという保障がない限り動けない」

などと言う人の気持ちはよーく分かるってこと。
ってことは・・・
それほどに、

「変化を怖がる」

ダンサーは多いということだ。

ところが、である。
ワークショップ参加者の中にはコチラがビックリするくらい、

変化の波に乗るのが上手い人が多いんだよね。

そういう人は、
ワークショップ中でさえ、勝手にドンドン変わっていく。
で、本人の力量で変化できたにもかかわらず
ワタシたちに感謝されるんだな。
「アナタたちのおかげです」
なんてね。
また、こんなことをサラリと言いのける。
「変化するために、
ここ(ワークショップ)に来たのですから」

ソリャァソウかもしれないけれど、アッパレな話だよ。

以下は、そういう方々から発せられた
ワークショップ中のコメント、
またその後、いただいたメール・コメントなどからの抜粋だ。

「反省することが一杯ありました。
ダンスが好きと言いつつ、男性に依存していること、
ダンスの形ばかりにとらわれていたこと、
綺麗なホールドは競技選手のような形を真似していて
肝心の動ける体のことは意識していなかったこと、
女性のやらなければならないことが、
今回ワークショップに参加して明確に分かることができました。
これからの私のダンスは大きく変わるだろうな~」
(女性)

「相手と一緒に音楽を共感しながら、
踊れるのだという体験は、とても嬉しいです。
私には無理だと思っていましたから・・
でも、やればできるんですね」
(女性)

「要するに、意識をドコに置くかですね。
同じことをやっていても、
意識が変われば全然違います」
(男性)

「競技会でさっそく試してみました。
ビデオを撮って後で確認したのですが、
リーダーの踊りが激変していて、ビックリしました。
とにかく、前よりもモノスゴク良くなったんです!
動きの不自然さがとれて、
身体はストレッチされた感じに見えました。
本人に聞いたところ、
踊っている時は、
自分でそんなに変わっている感じがしなかったけど、
とにかくお腹を締めて引き上げ、
あとは音楽で踊ったらしいです。
あまりの変化に、二人でとてつもなく驚いています」
(女性)

「僕は女性がリードすると、
余計に踊りにくいとばかり思っていました。
ところが、不思議ですね~、違和感がないのです!
女性が、ちゃんと床を踏んで、音楽を聴いて、
自立して踊っているので、
男性は、合わせるだけで、一体感が味わえるのです
私たちのダンスは大きく変化しました」
(男性)

「ドコを変えなきゃいけないかがよくわかりました。
全部自分が、やらなきゃ、踊らなきゃと思っていたのです。
女性のことなんて考えたこともない(笑)
これからは、相手と一緒に踊ることをやってみます」
(男性)

「ダンスを習った頃の、踊る楽しさが蘇ってきました。
リード・アンド・フォローに対する
考え方自体を変えないと
、とも思いました。
恐れず、もっと、女性も踊る・・・
考えてみれば、当たり前のことなんでしょうが」
(女性)

「あんなに、
『動くな、何もするな!音楽は僕がとるから従えばよい』
と言い続けて来たリーダーさんが、
『もっと動いてみて』
と言ってくれる・・・ 大きな変化です。
本当にうれしいです。
二人の間に本物の信頼関係が育ったのだと思います」
(女性)


いかがかな?
参考になるかな?


     続く第1061話へ



※Real Junko Voiceはお休みです。



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