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読者限定ワークショップ




ハイハイ

「ダンサー的四股踏みエクササイズ」

に挑戦だぁ~。
最初に言っておくけれど、
四股踏みは前号で紹介した「腰割り」のカタチを崩さず、
予備運動や無駄な動作も加えず、

できる限り、シンプルに行う運動なんだ。

そう、腕やヒザの反動を使うことなく、
床を蹴ったりもせず、
もちろん、
土俵入りィ~って感じの華々しさは、必要ナシだ。

意識を股関節と腹部インナーマッスルに置き、
カラダの中から脚を上げる感じにすること。
そして、脚を下ろすときはバーンと腹圧を高めて、
床に対する衝撃がないように、フッと下ろす感じで、
しかも一気にもとの腰割りの体勢に戻る
などなど、ポイント多数・・・。
ムムム、奥深そうでしょ。
そして、ダンス・エクササイズとして良さそう!?
ハイなハイな、
毎日、自分の好きな時間に
「よいしょ~」(土俵入りの時の掛け声)してね


ダンサー的・四股踏みエクササイズ

1. 腰割りの姿勢をとる。
(第1057話参照)
手はひざあたりに、上体はリラックス。
ヒザとつま先は同じ方向に向ける。
太ももはできるだけ床と平行に。

2. 手をひざあたりにのせたまま、右脚を上げていく。
腰割りの体勢のままでアルことに注意。
右脚のヒザを伸ばしたりしなくて良し。
ただし、右ひざの膝頭は、
できるだけ上に向けたままで行うこと。
頭は上体と同じ線上に置く。

3. 軸足である左脚について…
ヒザは軽く伸ばす。
重心はカカト、ウチくるぶしの真下に置くこと。

4. そのまんま、空中で静止。

5. 腰割り姿勢に戻る。
脚の筋肉はなるべく使わず、腹圧を高めて、
インナーマッスルを感じながら、
つま先から踏みしめるようにおろす

GOODな四股踏みのための注意点は、
・足を上げる前に軸足のほうに引き付けないこと
・足を上げる前に(なるべく)腰を持ち上げないように
・上体をひねったり、前かがみにならないように
・足を上げたところで一呼吸置く

(上げた勢いでおろすのでなく)
・反動(床を蹴る)を使って脚を上げないように

特に、前のめり(前傾姿勢し過ぎ)
で四股を踏むと、太腿の前(ふともも)を使っちゃう、
コレ、気をつけてね。
腿の裏筋(ハムストリングスっていうんだ)や、
腰・腹部インナーマッスルを使う感じでね・・・
といっても、
プロのお相撲さんでも、難しいわけだから、
すべてに関して無理をせずにね。
ダンサー的には
・腰は浅めでOK
・足を上げる高さも低くて良し
・手の置き場も、置きやすいとところで良い
・股関節がカカトの内くるぶしの真下に来るように

が、大事
を覚えておいてね

次回・・・ついでに、といってはなんですが、
もうひとつだけ
ダンサーにとって

有意義・大相撲エクササイズがアルんで紹介しよう。


      続く第1059話へ





Real Junko Voice
(目次)

スペシャルバージョン⑲
  
~診断・カラダが教えてくれるダンス情報~

ワークショップのしょっぱなに行う“診断ダンス”は、
“本日、目指すべき方向性”の予測を立てるに非常に有効だ。
(診断ダンスの詳しい話は、後日の記事にてアップ)

言うまでもなく、

参加者の“ダンス情報”は、各自のカラダに蓄積されている。

ゆえに、一緒に踊ると、非常に分かりやすい。

診断の時、集中が高まると、
ワタシのカラダは聴診器・CT・MRIのごとく、
相手のカラダを感じ取り始める。
呼吸・鼓動・流れ・筋肉の使い方・骨格・関節・・
今・ココにあるのは、人体そのものだ。
CTやMRIでは映し出されない、
“ココロ”の動きまでもがキャッチできるため、
かなり高度な診断にいたることも。
その精度は、ワークショップを重ねるごとに増すように思われる。

さて、男性ダントツ多数になってしまったその日のワークショップ、
診断ダンスの時点で、こう思った。
「男性同士組んでも全く問題ナシ。
むしろ、そうすることでみんな上手くなっていくだろう」
「今日は、変化に富んだ、面白いワークショップができそうだ」

予想は当った。

終了後のヒデ君感想
まず、
「今日は6時間くらいズーッと男の手ぇ握ってたわ」
と、苦笑い。
イヤだったのかと聞くと、まんざらでもない様子。

そして、
「男同士で組むって、意外に面白いわ。
他の人も、嫌がってないようやった」
気楽に思い切り踊れる・・など、利点の方が目立ったようだ。

「それに、すごいことに気がツイたんやけど」
と前置きしてから
「一緒に踊った相手の情報をダウンロードできるんや。
リードってこんな風にしたらええんか、って、カラダで教えてもらった」
コレは想像以上の収穫だ。
ヒデ君のカラダの性能もかなり増してきている様子。

「今日で、かなり自信がついたで」
ソレは、ワタシも同様だ。

良かった・・・
実は、この日以上に、

「上手く行くかナァ~」

と懸念される日が後に控えていたからだ。



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