初めての方へ 目次 エクササイズ&プラクティス集
テーマ別インデックス Real Junko Voice目次
読者限定ワークショップ
ある生徒サンから、こんな意見があった。
「第1045話に
“上手い人のダンスは
瞬間的にフワッと床から浮き上がる感覚が伴っている
言い換えれば、
弾み(はずみ)の感覚を持っている“
とあります。
確かにソウだ!と思います。
ただ、その理由がよくわかりません。
第1045話には(その理由として)
“上手い人のダンスは、
例えば前進の時、
脚の回転や蹴り(けり)で進むのではなく、
“位置エネルギー”を自然に利用し、下に落とし、
(第826話参照)
跳ね返ってくる
“地面反力”を効率よく受け取って前に進んでいく“
とあるのですが、
イマイチ、意味がわからないのです」
また、こんな声も。
「“床から浮き上がったようなダンス”は、
主に海外の一流選手の動きにみられるように思います。
なぜ、そんな風に見えるのか、
不思議でたまりませんでした。
その理由として、ワタシのコーチャーは、
『外人はカラダにバネがからあるなぁ』
と言うのですが、
ワタシはソレを聞くたび、股関節やヒザなど、
足腰がシッカリしているという解釈をしていたのです。
が、今回のお話だと
ソウではなく、
“地面反力”なるものを利用しているから!?
ソノ辺りをもう少し詳しく知りたいのですが」
さらに、
「同じステップをこなしていても、
上手い人はものすごく“移動”するじゃないですか。
しかも、二人がぶれずに・・・。
ソレって、以前は各人の“脚の強さ・技”によるものだと
思っていたんですが、
ソウではなく、
ボディ・スピードがあるからのようですね。
そして、そのボディ・スピードを生む秘訣がどうも
“重力”や“地面反力”ナルモノにありそうだと、
第1045話の記事から分かってきたのですが。
・・・というような解釈でいいのでしょうか?」
ハイなハイな。お答えいたしましょう、の前に
チョイ整理すると
ボディ・スピードのある上級ダンスには、
床からの浮遊感
弾み・バネ感がある。
それらは、足腰の強さ・床の蹴り(ケリ)からクルモノではなく、
“重力”や“地面反力”を上手く利用している
この辺りをもう少し掘り下げて欲しいって話よね。
OK!了解です。
まずは、改めまして、
“地面反力”とは?からいってみよう。
床からの反作用の力と同義語ってことなんだけど、
(第1044話参照)
もっと簡単にいえば、
地面の反発力(跳ね返りの力)ってこと。
詳しく言えば、
床からの反作用エネルギーが
カラダの中に入ったときに生まれる
筋肉や腱(けん)の弾力性ってことだ。
この地面反力から生まれる、弾みと
股関節やヒザなど足・腰だけで作りだした、弾みは、
全くベツモノだと考えたらいいだろう。
前者は、効率よく、疲れない。
後者は、すぐにバテルし、ヒザなどを痛めやすい。
前者は、男女のブレがなく、静けさを伴うダンスになる。
後者は、ブレるため、
ブレないでおこうと、余計にリキミが出る。
オマケにバタバタと騒がしいダンスになる。
という風に、全然違うんだ。
この地面反力だけではなく
重力など自然の物理的力を利用すれば、
床からの浮遊感・弾み・バネ感を伴った
ボディ・スピードのある上級ダンスになれるかも・・・
「わぁ~!ワタシもそんな上級ダンスにシフトしたい!」
って方は、“助っ人登場”の、
次号からをお楽しみに!
続く第1049話へ
Real Junko Voice
(目次)
「もう一つの学連物語」
vol.203 ~ダンス・パラダイス練習会 ~
オレンジ色っぽい照明の下、
サンバを踊る選手のカラダが浮き上がって見えます。
30坪ほどもあるのでしょうか。
それほど広くない会場です。
いえ、みんながフルパワーで踊っているため、狭く感じるのかもしれません。
思い思いのコスチューム。
練習着に見えないほど、格好の良いものばかりです。
いえ、コレも、みんなのボディ・ライン、スタイル、
そして何よりダンスが良いから、素敵に見えるのでしょう。
誰もが“キマッテ”いる・・・
そう、誰もが上手い・・・
義務的に“動いている”のではなく、
音楽に満たされ“踊っている”のです。
うそっぽいアクションをしている人が、まず、いません。
偽りの“表情”を作っている人も、いないのです。
誰もが美しい・・・
ほとばしるダンス・エネルギーの交錯。
ワタシはアゼンとしながら、しばし見とれていました。
と、不意に現実に引き戻されます。
この中で、ワタシも踊るの??
そんなぁ、邪魔になるでしょ。
もう少しレベルが上になれば、
「周りに乗せられて、イヤァ、踊りやすかったですよ」
なんて、コメントが言えるようになるのだろうか。
あ、“その人”はドコでしょう?
なぜか姿が見当たりません。
まさか、ワタシを置いて踊ってる?
そんなわけはないでしょう。
ワタシと同じように、周りに圧倒され、
どこかに座り込んでいるのかも知れません。
捜します。
すると、あ、いた・・・
ソレは思いがけない光景でした。
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「第1045話に
“上手い人のダンスは
瞬間的にフワッと床から浮き上がる感覚が伴っている
言い換えれば、
弾み(はずみ)の感覚を持っている“
とあります。
確かにソウだ!と思います。
ただ、その理由がよくわかりません。
第1045話には(その理由として)
“上手い人のダンスは、
例えば前進の時、
脚の回転や蹴り(けり)で進むのではなく、
“位置エネルギー”を自然に利用し、下に落とし、
(第826話参照)
跳ね返ってくる
“地面反力”を効率よく受け取って前に進んでいく“
とあるのですが、
イマイチ、意味がわからないのです」
また、こんな声も。
「“床から浮き上がったようなダンス”は、
主に海外の一流選手の動きにみられるように思います。
なぜ、そんな風に見えるのか、
不思議でたまりませんでした。
その理由として、ワタシのコーチャーは、
『外人はカラダにバネがからあるなぁ』
と言うのですが、
ワタシはソレを聞くたび、股関節やヒザなど、
足腰がシッカリしているという解釈をしていたのです。
が、今回のお話だと
ソウではなく、
“地面反力”なるものを利用しているから!?
ソノ辺りをもう少し詳しく知りたいのですが」
さらに、
「同じステップをこなしていても、
上手い人はものすごく“移動”するじゃないですか。
しかも、二人がぶれずに・・・。
ソレって、以前は各人の“脚の強さ・技”によるものだと
思っていたんですが、
ソウではなく、
ボディ・スピードがあるからのようですね。
そして、そのボディ・スピードを生む秘訣がどうも
“重力”や“地面反力”ナルモノにありそうだと、
第1045話の記事から分かってきたのですが。
・・・というような解釈でいいのでしょうか?」
ハイなハイな。お答えいたしましょう、の前に
チョイ整理すると
ボディ・スピードのある上級ダンスには、
床からの浮遊感
弾み・バネ感がある。
それらは、足腰の強さ・床の蹴り(ケリ)からクルモノではなく、
“重力”や“地面反力”を上手く利用している
この辺りをもう少し掘り下げて欲しいって話よね。
OK!了解です。
まずは、改めまして、
“地面反力”とは?からいってみよう。
床からの反作用の力と同義語ってことなんだけど、
(第1044話参照)
もっと簡単にいえば、
地面の反発力(跳ね返りの力)ってこと。
詳しく言えば、
床からの反作用エネルギーが
カラダの中に入ったときに生まれる
筋肉や腱(けん)の弾力性ってことだ。
この地面反力から生まれる、弾みと
股関節やヒザなど足・腰だけで作りだした、弾みは、
全くベツモノだと考えたらいいだろう。
前者は、効率よく、疲れない。
後者は、すぐにバテルし、ヒザなどを痛めやすい。
前者は、男女のブレがなく、静けさを伴うダンスになる。
後者は、ブレるため、
ブレないでおこうと、余計にリキミが出る。
オマケにバタバタと騒がしいダンスになる。
という風に、全然違うんだ。
この地面反力だけではなく
重力など自然の物理的力を利用すれば、
床からの浮遊感・弾み・バネ感を伴った
ボディ・スピードのある上級ダンスになれるかも・・・
「わぁ~!ワタシもそんな上級ダンスにシフトしたい!」
って方は、“助っ人登場”の、
次号からをお楽しみに!
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「もう一つの学連物語」
vol.203 ~ダンス・パラダイス練習会 ~
オレンジ色っぽい照明の下、
サンバを踊る選手のカラダが浮き上がって見えます。
30坪ほどもあるのでしょうか。
それほど広くない会場です。
いえ、みんながフルパワーで踊っているため、狭く感じるのかもしれません。
思い思いのコスチューム。
練習着に見えないほど、格好の良いものばかりです。
いえ、コレも、みんなのボディ・ライン、スタイル、
そして何よりダンスが良いから、素敵に見えるのでしょう。
誰もが“キマッテ”いる・・・
そう、誰もが上手い・・・
義務的に“動いている”のではなく、
音楽に満たされ“踊っている”のです。
うそっぽいアクションをしている人が、まず、いません。
偽りの“表情”を作っている人も、いないのです。
誰もが美しい・・・
ほとばしるダンス・エネルギーの交錯。
ワタシはアゼンとしながら、しばし見とれていました。
と、不意に現実に引き戻されます。
この中で、ワタシも踊るの??
そんなぁ、邪魔になるでしょ。
もう少しレベルが上になれば、
「周りに乗せられて、イヤァ、踊りやすかったですよ」
なんて、コメントが言えるようになるのだろうか。
あ、“その人”はドコでしょう?
なぜか姿が見当たりません。
まさか、ワタシを置いて踊ってる?
そんなわけはないでしょう。
ワタシと同じように、周りに圧倒され、
どこかに座り込んでいるのかも知れません。
捜します。
すると、あ、いた・・・
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