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カラダの中のアライメントを作るためのエクササイズ
習得するべき

基本アクションは10種類

中でも基本中の基本である
① 左右
② 前後 
③ 逆前後 
④ 上下
が終了して、
(第1036話参照)
お次はやや、複雑なモノに入っていくよ。
⑤ 左右ターン から、
⑥⑦⑧の手ずりアクションへ。 

インナー・アライメント・エクササイズ

いってみよう。

1. リラックス・前傾姿勢で立つ
(リラックス・前傾姿勢についての
詳しい説明は第1021話参照)


2. みぞおち辺りをクーッと引き込みながら、
両手を合わせる。
合掌のポーズだ。
以上1・2がこのエクササイズをするにおいての基本姿勢だ。
 
3. 左右ターン
2のままで、みぞおち辺りで左右に向きを変えるんだ。
手の向きも一緒に左右に変化。
①の左右のエクササイズ(第1036話参照)のように
重心移動を伴って左右に揺れるのではなく、
あくまで“向きを変える”こと。
①のエクササイズは左右への直線運動であるが、
コレは、みぞおち辺りをカナメとした、
左右への扇形の運動だ。
もっと言えば、左右への角度の変化だ。
“ほんのちいさな角度”から
片一方の足が床から上がるくらいの
“大きな角度”までトライしてみよう。

ココからは、

“手ずりアクション”だ。

手ずりとは、まんま、
手のひらをこすり合わせるアクションのこと。
カラダの中の動きはもっと複雑になる分、
かえって感じやすくなるかもね。
よーく味わってみよう!

4. 手ずり前後  
みぞおち前合掌ポーズのカッコウはそのまんまで、
両手を向こう側に倒す
つまり、指先を向こうに向けるわけ。
コレで、手のひらを前後にこするんだ。
右の手が前に向うときは、左の手が後ろに向う。
ただし、コレは、
カラダの中からのアクションの現われ、だけどね。
ってことで、
カラダの中はどうなっているのかをよーく感じてみよう。
お、歩いてるみたい。
CBM に発展していく動きだね。
親指の爪サイズの“小さなウォーク”から、
アバラまで動き出す “中くらいのウォーク”
そして、
脚のふみかえが始まり、
片方の足が床から浮きそうになるような
“大きなウォーク”まで味わってみよう。

5. 手ずり上下 
上記⑥のときと同様、手を倒したままで、
今度は手のひらを上下にこするんだ。
カラダの中をよく味わってみよう。
お、スウェイみたいな動きよね!?
ソウ、このアクションの発展バージョンがスウェイだ。
“ほんの小さなスウェイ”から、
アバラが連動、片足が上がりたくなるくらいの
“大きなスウェイ”まで感じてみよう。

6. 手ずりねじり
このアクションの中には、複数の方向性が入っている。
左右・前後・ターン。
だもんで、
実践でよく使っているアクションともいえる大切なもん。
シッカリ感じてみよう。
両手を合わせた普通の合掌ポーズから、スタート。
ココから両手をこすり合わせながら、ずらし、
両手のひらの接地面の変化をさせていくわけだ。
ナンテいったら、難しそうだが、なぁに簡単だ。
合掌ポーズから、
両手のひら、親指を除いた
4本の指の付け根辺りは動かさないで、
ソコを中心にして角度を変えていくんだ。
まずは、右手の指を向こうに、
左手の指をコッチに向けて倒していく。
互いの中指の角度が90度を経て、
180度(右手中指が左手の手首、
左手中指が右手の手首を向く)まで。
このとき、左の手の甲が天井を向き、
右手の甲が床を向いていたら正解。
ヒジは横一直線まっすぐだ。
できたら反対周り。
ソノ手の運きとカラダの中の運動のつながりを感じるよ。
グニグニグニ・・・複雑だね。

このアクションを、
両足の重心移動を伴いながらやってみようか。


残りのラスト⑨⑩は次回だよ。


      続く第1038話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.192 ~チャンピオン・オーラが見えない ~

“身なり”で“人”を判断しては、いけないでしょう。
でも、身なりと人との間に違和感があると、
どうしても気になってしまうものです。

ロンドンのレッスン場で見たR氏とS夫人の場合がそうでした。

日本のスタジオで、ゲストとしての彼らに会ったときは、
そのような違和感は全く持たなかったはずです。
特別にイイモノを身につけているといったわけではなかったのでしょうが、
存在全体から放たれる、まばゆいチャンピオン・オーラとともに、
身なりもソレに比例した“アッパー・クラス”の感じでした。

ところが・・・
「ハーイ、ジューン!」
と握手を求めてくる彼らを見て驚きました。

二人とも地味。 
非常に質素な感じです。

カタチよりも着易さを求めたような、ニットシャツのR氏。
静電気が起こりそうな化学繊維のワンピースのS夫人。
化粧気がないせいか、顔も老け込んで見えます。

夫妻は歓迎の意を表し、ナニやら言葉をくれています。
ただ、残念なことに、何を言っているのかは全く分かりません。

と、もう一カップル、
日本の選手がレッスンを受けに現れました。
ワタシたちは余裕を持ってかなり早くに到着していましたが、
彼らは時間ギリギリ。
かなり馴れた雰囲気です。
夫妻とはよく見知った間柄なのでしょう。
ワタシたちよりもずっと気楽な感じで挨拶をしています。
そして、
ワタシたちにも挨拶。
同時に、
「見たことないな。ドコの選手だろう? 」
と言う、戸惑いの表情です。

S夫人がソノカップルのレッスンを担当するようです。
ワタシたちはR氏からスタートです。
レッスンは2時間あるため、
後半はS夫人の担当に交替する予定でしょう。

いよいよ、レッスンが始まりました。

種目はワルツ。



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