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え~、チョイお話をもどしましょ。
第1026話
ホールドするとき
「自分のカラダの中のテクニック
(お腹を締める・球体を作るなど)の方に焦点を合わすと、
かえって、相手を見失う、
つまり、相手と組めなくなる」
ゆえに
自分の“カラダの中の世界”
相手の“カラダの中の世界”をいかに絡めあっていくか」
が、課題だったんだね。
そのためには
レベルアップしたホールド体験が必要で、

キーワードが求心力って話になったんだな。

(ハァ~ついてこれてるかな?)



ココよりジュンコ先生の授業の中で解説しよう・・・
「ジュンコ先生のブログ内グループレッスンのご案内」


真理は“求心力”という言葉を聞いたとき、
ひらめくものがあった。

「求心力って、

“人をひきつける”って意味にとると理解しやすいわ。

今、一緒に踊っている

“相手”をひきつける


そのために、カラダの中を使う・・・
そうなっていなかったんじゃないかしら?
お腹を締めたり、
カラダの中に球体を意識したりというテクニックが
“独りよがり”になっていたんだわ」


そんな真理のひらめきに気付いているかのように、
ジュンコ先生は言った。
「大事なのは、
各自が自分のカラダの中に、

求心力を持つってことなの。

それで、今、

組んでいる相手を“ひきつける”

お腹を正しく締めているか?
カラダに中にイメージした球体が、
果たして正しいものなのか、どうかは、
そのテクニックが、
“相手と組むための求心力を生むものであるかどうか?”
で判断できるわ」


真理と同様、
組むことに困っていたケイコさんが声を上げた。
(第1026話参照)

「ジャ、いくら一生懸命、お腹を締めても
相手をひきつける求心力になっていなかったら、
ナニかおかしいってことですよね?」



ジュンコ先生はうなずいている。


「社交ダンスのテクニックは、
それが、今、
正しく、有効的に使われているかどうかは、
一緒に組んでいる相手が
答えをくれるもの
だからね。
単なる、独りよがりになったら、残念よ」


と、紀子さんから質問だ。

求心力と、(まと)は、

同じと捉えていいのでしょうか?」

(第946話参照)


ジュンコ先生は答える。
「とても良い質問ね。
エエ、ほとんど同じとみていいわ。
どちらも相手と組み続けるために必要な、
とても大事なテクニック・・・
でも、
ソノ働きは若干、違う。
的(まと)のテクニックを、会話風に言えば、
「ワタシは、ここにいるよ」
相手にとっては、いわゆる、“灯台”のようなもの。
コレに比べて
求心力はもっと
「コチラへどうぞ」
相手を誘引するパワーが的よりも強い。

的は“静”

求心力は“動”の働き
ともいえるわ」


「だってぇ、

求心力は遠心力を生むんですものね!?

そりゃぁ、想像以上に
パワフルなモノなんでしょうね」

と、カナちゃん。


ジュンコ先生は
「ソノ通りなの!!
カナちゃん、とってもいい意見よ」



「ではこれから、相手と組む前に
各自のカラダの中での

求心力を生む訓練、やってみましょうか」


      続く第1035話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.189 ~ロンドン・スーパー・マーケット ~

以下は、留学中お世話になった
ロンドン郊外の“大型スーパー・マーケット”のお話です。
“大味・アバウト・フィーリング”
感じ取ってみてください。

体育館のように大きな建物。
中に入ると、アァ、広い!
なんともたくさんの商品が目に飛び込んできます。 
でも日本のマーケットに比べ、ナニか様子が変です。
ほどなく、気がつきます。
店内放送やBGMがないのです。 
代わりに、人々が買い物をする“音”が聞こえます。
商品を入れる大きなカートを動かす音、
ガラゴロ・ガラゴロ・・が最もたくさん聞こえるようです。
聴覚だけを頼りにすれば、
マーケットと言うより工場、といった感じがします。

ココでは、人々の会話も単なる“音”に過ぎません。
日本語ではないため、理解できないからです。
ソレを妙に心地よく感じながら、店内を歩きます。

商品がみんな“ビッグサイズ”であることに驚きです。
日本で言う“お徳用サイズ”が普通感覚で売られています。
日本のように“小分けした袋売り”はナシ。
そのものがドーンと売られているといった感じです。

鮮やかな野菜も“お化けサイズ”
かぼちゃ、ピーマン、キューカンバ(きゅうりのこと)・・
みんなとても大きいのです。
多種多様なスナック、お菓子類もやはりドレも“大量売り” です。
品揃えは素晴らしいのですが、なぜか無機質に感じます。
海外の商品だから?
いいえ、ソコにあまり“細やかなサービス”を感じないからです。

そういえば、
試食コーナーどころか、
「イラッシャイマセ」
の声らしきものも店内にはありません。

レジが、ズラーッと並んでいます。
このレジが少々変わっているのです。
ベルト・コンベアーになっていて、ソコへ各自が商品を載せる、
商品がオペレータの前へ、流れていく、
オペレータが商品を一個ずつ取り上げてバーコードに通す。
そして、またベルト・コンベアーへ戻す。
読み取りが終わった商品から、
客がその場でどんどん袋に詰めていく。
お金を払う前に商品は袋に入っているという合理的なシステムです。

オペレータの人々が、
ぶっきらぼうなのがとても気になりました。
日本のような
「ありがとうございます」
といった、挨拶も笑顔もありません。
仕事もテキパキではなく、ダラリンダラリン・・

手元も見ずにバーコードの読み取りを行う、
ウツロな瞳が印象的でした。



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