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お次はいよいよコレ。

求心力=中心に向かう力は、

遠心力=外に向かう力より優先し、

積極的に取り入れるべき

(第1028話参照)

コレができるようになれば、ナニがいいのかといえば、
自分の“カラダの中の世界”の表現と、
相手の“カラダの中の世界”の表現を、
絡めあっていくという、
レベルアップしたホールド体験が可能
(第1026話参照)
だけではなく、
実は、

ダンスをより立体的イメージとして

捉えることができるようになる


そう、
求心力&遠心力を知って、
意識的に活かせるようになるって
かなりデカイ、
ダンステクニックを手に入れたってモンなんだよ。
なので、少し時間をかけて説明していこう!
ヨロシク。

ほんじゃ、手始めにお遊びしましょ。

誰かと二人組みになって向かい合って立つ。
ジャンケンポンして勝ったほうの人が
“芯(しん)”になり、
負けた人がソノ周りを回るってワケ。
両手を握って向かい合ったまま、GO。
はーい、回れ回れ・・
さぁ、上手くできたかな?

「上手くできナーイ。
どうやったら回れるんですか?」

お互いの引きこむ力を利用してみて。
で、“芯”の人がより強く引きこむ、
そして、誘導・・・ホラ、周り始めたね。
回れまわれ・・・
後はソウ、上手く二人で釣り合いを保ちながら
中心の人が強く引っ張ると、
周りを走る人もタタタタッって勢いよく
ハイハイ、かなりのスピードで回れたよね。
見た目もキレイ
パチパチ。

さぁて、このとき、
芯になった人or周りを周った人
どっちの人の、
アクションがより大きく見えたかな?

周りを回った人・・・

ソウだね。
タッタッ走り回るわけだから、かなり派手に見えたよね。
ソノ点、芯になっていた人は、
止まって見える分、アクションは小さい。
ってことは、
芯の人のほうが楽チン?
と、ココで反論が。
「いや、芯の人のほうが、
引っ張り込むパワーやエネルギーがいるし、
周りを回る人とのバランスも
コントロールしていかなきゃいけないから、
かえって大変だよ。
見た目は地味だろうけど。
本来なら、
ジャンケンで負けたほうが芯になるべきじゃないの!?」
実はソウなんだ。

周りを回った人のほうが、アル意味楽チン。

ソレを証拠に、
芯の人がサボったとしよう。
つまり、引っ張り込むことをやめるんだ。
それで、
「ハイハイ、回れ」
をやると、
周りを回るものはマジで走りまわらなきゃいけなくなり、
疲れるし、
オマケに見た目もキレイじゃない。

では、次
このお遊びから、何を学ぶべきか分かるかな?

「芯になった側の人が、

求心力を表し、

周りを回った側の人が、

遠心力を表している。

そして、
遠心力よりも求心力の方がある意味、大事。

積極的に引きこむ力を使うことで、

遠心力が活かされる


何より、

二つの力のバランスが大切

大正解!!!
以上のことをふまえて
次回、ダンスの中に活かしていこう。


      続く第1032話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.186 ~休暇中だって!? ~

ワタシは免許を持っていないため、
ロンドンでの運転は、すべて“その人”任せになります。
助手席でのナビゲーターさえも務まりません。
なぜなら、
車中、地図を見ると酔ってしまうからです。
ロンドン留学に合わせ免許を取得した“その人” も、
気分はまだ、初心者・若葉マークでいたいところでしょうが、
気の毒に、ソウも言っていられません。
慣れない土地での毎日の運転に相当なストレスを感じていたようです。

さて、初レッスンの会場は、ロンドン郊外、
クルマで1時間はタップリかかる場所でした。
ナニが起こるかわからないため、かなり早めに準備し、出発。
高速道路にたどり付くまでに、ホンの少し道に迷ってしまいました。
道をグルグル・・
こうなると弱いワタシは、きっちり、車酔いです。
それにしても、酔うのが早すぎます。
ひょっとしたら、相性の悪い車なのかもしれません。
眠気を催す酔い止めは、
レッスンがあるため服むことができない・・・
憂鬱。
これから先が思いやられます。

40分ほど前に、到着、会場を発見。
赤レンガ造りの大きな建物の1階です。
倉庫のような感じです。
車の中で、ドキドキしながら時間をつぶし、
いざ・・・

アレッ?

扉が開かないのです。
“その人”は手帳を取り出し、
予定・会場などをもう一度確認しています。
間違いないようです。
レッスン時間になりましたが、誰もやってくる気配がありません。

20分ほど過ぎたとき、
思い切って電話をしてみようということになりました。
コーチャーのところへ、です。
“その人”が公衆電話を見つけ、ダイアル。
留守電のようです。
困りました、が、
こうなったら、待つしかありません。

ふと、ナニを思ったのか
“その人”が、もう一度電話をします。
今度は長い間、受話器を耳に当てています。

そして、
困惑した顔で、
「ホリデーで、留守にすると言っている」

え?どのくらい?

「1ヶ月・・・」



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